# ジュカ! (JuQa) AI向け全文要約 街路樹・公園・山で見かける日本の植物を、写真・科・見分け方・開花時期から体系的に学べる植物学習サイト。 - canonical: https://juqa.reload.co.jp/ - plants: 273 - families: 72 - columns: 18 - language: ja # 植物 ## ソメイヨシノ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/1/ - 学名: Cerasus × yedoensis - 科: バラ科 - 属: サクラ属 - 分布: 全国(植栽) - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、花弁5枚、高木、公園、街路樹 - 解説: 春に淡いピンクの花を咲かせる。日本全国の代表的な花見の木。 葉は楕円形でギザギザ(鋸歯)がある。花が散ると同時に葉が出る。 江戸時代末期に作出されたエドヒガンとオオシマザクラの雑種と考えられている。 - 見分け方: 花が葉より先に咲く 樹皮に横縞(皮目)がある 花弁は5枚で先端がわずかに切れ込む 花びらの色は白〜淡いピンク ## イロハモミジ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/2/ - 学名: Acer palmatum - 科: ムクロジ科 - 属: カエデ属 - 分布: 本州〜九州の山地 - タグ: 春開花、落葉、手のひら葉、高木、山、公園 - 解説: 秋に鮮やかな紅葉を見せる日本を代表する紅葉樹。 葉は5〜7裂し、手のひら状に深く切れ込む。 春に小さな赤い花を咲かせる。 - 見分け方: 葉が5〜7裂の手のひら型 対生する葉 プロペラ型の翼果(種子) 秋に赤〜橙色に紅葉 ## クスノキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/3/ - 学名: Cinnamomum camphora - 科: クスノキ科 - 属: ニッケイ属 - 分布: 本州(関東以西)〜沖縄 - タグ: 夏開花、常緑、光沢、高木、公園、街路樹 - 解説: 常緑の大木で、独特の樟脳の香りが特徴。神社の御神木として多く見られる。 葉は光沢があり、裏面の葉脈の交点にダニ室(ダマティア)がある。 成長が速く、大きなものは幹回りが数メートルにもなる。 - 見分け方: 葉を揉むと樟脳の香り 葉脈が3本(三行脈) 常緑で光沢のある葉 樹皮は縦に裂ける ## ケヤキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/4/ - 学名: Zelkova serrata - 科: ニレ科 - 属: ケヤキ属 - 分布: 全国 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、高木、街路樹、公園 - 解説: 街路樹や公園樹として最も多く植えられる落葉高木。 箒を逆さにしたような樹形が特徴。秋には黄〜橙色に紅葉する。 木材は硬く、家具や建築材として重用される。 - 見分け方: 葉は単葉で先端が尖り、鋸歯がある 葉の基部がやや非対称 滑らかな樹皮が剥がれてまだら模様になる 秋に黄橙色に紅葉 ## イチョウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/5/ - 学名: Ginkgo biloba - 科: イチョウ科 - 属: イチョウ属 - 分布: 全国(植栽) - タグ: 春開花、落葉、高木、公園、街路樹 - 解説: 扇形の葉と銀杏(ぎんなん)で知られる裸子植物。生きた化石とも呼ばれる。 雌雄異株で、雌株が銀杏の実をつける。秋に美しく黄葉する。 病害虫に強く、大気汚染にも比較的耐性がある。 - 見分け方: 扇形の葉(中央にV字の切れ込みあり) 葉脈が二又分岐(二叉脈) 秋に黄色く紅葉(黄葉) 雌株は秋に銀杏の実をつける ## コナラ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/6/ - 学名: Quercus serrata - 科: ブナ科 - 属: コナラ属 - 分布: 全国の山地・丘陵地 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、どんぐり、高木、山 - 解説: 里山の代表的な落葉高木。どんぐりをつけるナラの一種。 薪炭材として古くから利用されてきた。秋に黄〜褐色に紅葉する。 クヌギと並んでカブトムシ・クワガタが集まる樹木として知られる。 - 見分け方: 葉は倒卵形〜楕円形で波状の鋸歯 どんぐりは小さくほぼ球形 樹皮は灰褐色で縦に裂ける 葉の裏は白っぽい ## クヌギ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/7/ - 学名: Quercus acutissima - 科: ブナ科 - 属: コナラ属 - 分布: 全国の低山 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、どんぐり、高木、山 - 解説: コナラと並ぶ里山の代表的な落葉高木。大きなどんぐりで有名。 樹液が出やすく、夏にカブトムシやクワガタが集まる。 薪炭材・シイタケの原木として広く利用される。 - 見分け方: 葉は細長く、先端が針状の鋸歯 大きなどんぐり(殻斗が総苞片で覆われる) 樹皮は深く縦に裂け、コルク質 葉の表面がコナラより細長い ## ヒノキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/8/ - 学名: Chamaecyparis obtusa - 科: ヒノキ科 - 属: ヒノキ属 - 分布: 本州〜九州の山地 - タグ: 春開花、常緑、針葉、松ぼっくり、高木、山 - 解説: 日本固有の常緑針葉樹。建築材・工芸材として最も重要な樹木の一つ。 葉は鱗片状で、裏面にY字型の白い気孔帯がある。 独特の芳香があり、「ヒノキ風呂」としても親しまれる。 - 見分け方: 葉の裏にY字(蝶型)の白い模様 球果は直径約1cmの球形 樹皮は赤褐色で縦に薄く剥がれる 葉を揉むとヒノキの香り ## スギ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/9/ - 学名: Cryptomeria japonica - 科: ヒノキ科 - 属: スギ属 - 分布: 全国(植林) - タグ: 春開花、常緑、針葉、松ぼっくり、高木、山 - 解説: 日本固有の常緑針葉樹で、日本で最も広く植林されている樹木。 真っすぐに伸びる樹形と赤褐色の樹皮が特徴。花粉症の原因としても知られる。 日本書紀にも記されるほど古くから利用されてきた。 - 見分け方: 針状の葉が螺旋状につく 球果は直径2〜3cmで表面にとげ状の突起 樹皮は赤褐色で縦に薄く剥がれる ヒノキより葉が針状で細い ## クロマツ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/10/ - 学名: Pinus thunbergii - 科: マツ科 - 属: マツ属 - 分布: 本州〜九州の海岸沿い - タグ: 春開花、常緑、針葉、松ぼっくり、高木、山、公園 - 解説: 海岸に多く分布する常緑針葉樹。日本の海岸風景を代表する松の一種。 防風・防砂林として植えられることが多い。盆栽の素材としても人気。 アカマツと並んで日本を代表するマツ。 - 見分け方: 針葉が2本束(複葉)で長さ7〜12cm 樹皮は黒灰色で厚くゴツゴツしている 球果は卵形で長さ3〜6cm アカマツより樹皮が黒い ## タンポポ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/11/ - 学名: Taraxacum spp. - 科: キク科 - 属: タンポポ属 - 分布: 全国の草地・道端 - タグ: 春開花、草本、小花集合、雑草、公園 - 解説: 春から秋にかけて黄色い花を咲かせる多年草。道端や公園で最もよく見られる野草の一つ。 綿毛(冠毛)のついた種子が風で飛散する。根はたんぽぽ茶に利用される。 日本タンポポと外来種(セイヨウタンポポ)がある。 - 見分け方: 黄色い頭状花序 根生葉のみ(茎がない)でギザギザの葉 綿毛(白い球形)で種子を飛ばす 総苞片が反り返るのはセイヨウタンポポ ## シロツメクサ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/12/ - 学名: Trifolium repens - 科: マメ科 - 属: シャジクソウ属 - 分布: 全国の草地・道端 - タグ: 春開花、草本、小花集合、豆、雑草、公園 - 解説: 白い球状の花と三つ葉が特徴のヨーロッパ原産の多年草。クローバーとも呼ばれる。 四つ葉のクローバーは幸運の象徴として知られる。蜜が豊富でミツバチが集まる。 根粒菌と共生し、土壌の窒素を固定する。 - 見分け方: 3枚の小葉からなる複葉(稀に4枚) 白い球状の頭状花序 葉に白い斑紋(V字型)がある 地面を這うように成長する ## ヨモギ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/13/ - 学名: Artemisia indica var. maximowiczii - 科: キク科 - 属: ヨモギ属 - 分布: 全国の草地・道端 - タグ: 秋開花、草本、小花集合、雑草 - 解説: 春の野草として古くから食用・薬用に利用されてきた多年草。草餅に使われる。 独特の強い香りがある。秋に細かい花を咲かせる。花粉症の原因にもなる。 日本各地の道端・土手・野原に生える。 - 見分け方: 独特の強い香り(よもぎの香) 葉の裏が白い綿毛に覆われる 羽状に深く裂けた葉 秋に穂状の細かい花をつける ## スミレ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/14/ - 学名: Viola mandshurica - 科: スミレ科 - 属: スミレ属 - 分布: 全国の日当たりの良い草地 - タグ: 春開花、草本、花弁5枚、公園、雑草 - 解説: 春に紫色の小さな花を咲かせる多年草。身近な場所に生える親しみやすい野草。 花は5枚の花弁を持ち、下の1枚に距(きょ)がある。 種は蟻によって運ばれる(蟻散布)。 - 見分け方: 紫色の5花弁の花 下の花弁に蜜標(ネクターガイド)の線 細長い葉(スミレの特徴) 春のみ咲く(閉鎖花も後で咲く) ## ツユクサ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/15/ - 学名: Commelina communis - 科: ツユクサ科 - 属: ツユクサ属 - 分布: 全国の道端・畑 - タグ: 夏開花、草本、雑草 - 解説: 夏から秋にかけて青い花を咲かせる一年草。朝開いて午後にはしぼむ。 2枚の大きな青い花弁と1枚の小さな白い花弁が特徴。染料として古くから利用された。 道端や畑の畦など、身近な場所に多く生える。 - 見分け方: 鮮やかな青い花弁2枚と白い花弁1枚 朝に開花し午後にしぼむ 葉鞘で茎を抱く 茎は地面を這い節から根を出す ## ウメ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/16/ - 学名: Prunus mume - 科: バラ科 - 属: サクラ属 - 分布: 全国(栽培・植栽) - タグ: 冬開花、春開花、落葉、ギザギザ、花弁5枚、高木、公園 - 解説: 早春(1〜3月)に葉より先に白〜ピンクの花を咲かせる落葉小高木。中国原産で奈良時代以前に渡来。 梅干し・梅酒・梅シロップなど食用として幅広く利用される。 甘い香りが特徴で、古来より詩歌に多く詠まれてきた。 - 見分け方: 花が葉より先に咲く(1〜3月、サクラより早い) 花弁が丸く開く(サクラより丸みがある) 樹皮がざらざらして縦に裂ける 枝の先が短い棘状になることがある ## ヤマザクラ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/17/ - 学名: Cerasus jamasakura - 科: バラ科 - 属: サクラ属 - 分布: 全国の山地 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、花弁5枚、高木、山 - 解説: 日本固有の野生の桜。山地の落葉広葉樹林に自生し、古来より「花の王」として愛でられてきた。 花と赤みを帯びた若葉が同時に展開するのが最大の特徴。 木材は版木・家具・楽器に利用される。ソメイヨシノより長命。 - 見分け方: 花と赤みを帯びた若葉が同時に展開する 花びらは白〜淡いピンク(ソメイヨシノより白い傾向) 樹皮に横縞があり水平に剥がれる ソメイヨシノより花期がやや遅い ## ノイバラ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/18/ - 学名: Rosa multiflora - 科: バラ科 - 属: バラ属 - 分布: 全国の山野・道端 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、花弁5枚、低木、山 - 解説: 山野に自生する野生のバラ。初夏に白い5弁花を多数咲かせる。 秋に小さな赤い果実(ローズヒップ)が実る。枝に鋭いトゲがある。 バラ栽培の台木として利用される。生垣にも植えられる。 - 見分け方: 白い5弁花(径2cm程度)が多数集まって咲く 枝に鋭いトゲがある 秋に小さな赤い実(ローズヒップ)がなる 葉は奇数羽状複葉(5〜9枚の小葉) ## トウカエデ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/19/ - 学名: Acer buergerianum - 科: ムクロジ科 - 属: カエデ属 - 分布: 全国(街路樹として植栽) - タグ: 春開花、落葉、手のひら葉、高木、街路樹 - 解説: 中国原産の落葉高木。街路樹として最も多く用いられるカエデの一種。 葉は3裂し、イロハモミジより切れ込みが浅い。秋に橙〜赤に紅葉する。 排気ガスや乾燥に強く、都市環境に適している。 - 見分け方: 葉は3裂(イロハモミジの5〜7裂より浅い) 葉の先端3つが前向きに揃う(鴨の足型) 対生する葉 秋に橙〜赤に紅葉 ## シラカシ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/20/ - 学名: Quercus myrsinifolia - 科: ブナ科 - 属: コナラ属 - 分布: 本州(関東以西)〜九州 - タグ: 春開花、常緑、光沢、ギザギザ、どんぐり、高木、街路樹 - 解説: 関東以西に多い常緑高木。カシ類の中でも特に多く見られる種。 葉は細長く光沢があり、一年中青々とした葉を保つ。防風・生垣・街路樹に利用される。 里山や神社の鎮守の森によく見られる。 - 見分け方: 常緑で細長い葉(葉先が尖る) 葉の上半分にだけ鋸歯がある 細長いどんぐり(長さ1〜1.5cm) コナラより葉が細長く光沢がある ## スダジイ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/21/ - 学名: Castanopsis sieboldii - 科: ブナ科 - 属: シイ属 - 分布: 本州(関東以西)〜沖縄の暖温帯 - タグ: 夏開花、常緑、光沢、どんぐり、高木、山 - 解説: 暖温帯を代表する常緑高木。シイの実(可食のどんぐり)で知られる。 神社の境内や暖地の照葉樹林を代表する樹木。古い木は巨木になる。 実は炒ったり生でも食べられる。樹形が大きく、御神木にもなる。 - 見分け方: 常緑で葉の裏が金褐色〜黄褐色(光にかざすと金色に見える) 葉先が尖り、基部近くまで全縁(鋸歯がほとんどない) どんぐりが殻(斗)に包まれる(椎の実) 樹皮は暗灰色で縦に裂ける ## アカマツ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/22/ - 学名: Pinus densiflora - 科: マツ科 - 属: マツ属 - 分布: 全国の山地・丘陵地 - タグ: 春開花、常緑、針葉、松ぼっくり、高木、山 - 解説: 日本を代表するマツの一種。山地・丘陵地に広く分布する常緑針葉樹。 松茸の共生樹として知られ、松茸山はアカマツ林が多い。 樹皮が赤褐色を帯びることが名前の由来。クロマツより内陸・山地に多い。 - 見分け方: 針葉が2本束で長さ5〜12cm(クロマツより細くやわらかい) 樹皮が赤褐色(クロマツは黒灰色) 球果は卵形で長さ3〜5cm クロマツより樹皮が薄く、上部ほど赤みが強い ## セイタカアワダチソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/23/ - 学名: Solidago altissima - 科: キク科 - 属: アキノキリンソウ属 - 分布: 全国の荒地・道端・土手 - タグ: 秋開花、草本、小花集合、雑草 - 解説: 北米原産の帰化植物。秋に黄色い花穂を多数つける多年草。戦後急速に全国へ広まった。 荒地・土手・道端に大群生することが多い。かつて花粉症の原因と誤解されたが虫媒花。 根茎から広がる旺盛な繁殖力で、在来植物を圧迫することがある。 - 見分け方: 秋に黄色い花穂を多数つける(高さ1〜2m) 葉は細長く、三行脈(主脈と2本の側脈が目立つ) 茎は直立してあまり分岐しない 根茎から群落を形成する ## ハルジオン - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/24/ - 学名: Erigeron philadelphicus - 科: キク科 - 属: ムカシヨモギ属 - 分布: 全国の道端・草地 - タグ: 春開花、草本、小花集合、雑草、公園 - 解説: 北米原産の帰化植物。春から初夏にかけて白〜淡いピンクの花を咲かせる。 ヒメジョオンと混同されやすいが、蕾が垂れ下がることで区別できる。 道端・草地・公園に広く分布する一〜二年草。 - 見分け方: 白〜淡いピンクの頭状花序(舌状花が非常に細い) 蕾が下を向いて垂れる(ヒメジョオンは垂れない) 茎が中空(折ると空洞がある) 根生葉が地面に広がり、茎葉は茎を抱く ## フジ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/25/ - 学名: Wisteria floribunda - 科: マメ科 - 属: フジ属 - 分布: 全国の山地・公園(植栽も多い) - タグ: 春開花、落葉、小花集合、豆、低木、公園、山 - 解説: 春に芳香のある紫〜白の花穂を垂らすつる性落葉木本。日本固有種。 樹木に絡みついて高く登り、花房は長さ30〜90cmにも達する。 古来より詩歌に詠まれ、藤棚として庭園に植えられる。家紋にも多く使われる。 - 見分け方: 長い花穂(穂状花序)が垂れ下がる(春) 花は薄紫〜白で蝶形 奇数羽状複葉(11〜19枚の小葉) つる性でほかの木に絡みつく ## ネムノキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/26/ - 学名: Albizia julibrissin - 科: マメ科 - 属: ネムノキ属 - 分布: 全国の川沿い・山地 - タグ: 夏開花、落葉、小花集合、豆、高木、公園、山 - 解説: 夏に紅白の糸状の花を咲かせる落葉高木。夜になると葉が閉じることでも知られる。 葉は2回羽状複葉で、夜や曇りの日には葉が閉じる(就眠運動)。 川沿いや山地に多い。庭木・公園樹としても植えられる。 - 見分け方: 夏に糸状のピンク・白の花が咲く(ブラシ状) 2回羽状複葉(細かい小葉が多数)で夜に閉じる 秋に平たい豆果(さや)ができる 幹は灰白色でなめらか ## ハクモクレン - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/27/ - 学名: Magnolia denudata - 科: モクレン科 - 属: モクレン属 - 分布: 全国(植栽) - タグ: 春開花、落葉、高木、公園 - 解説: 中国原産の落葉高木。早春に葉より先に白い大きな花を咲かせる。 花は上を向いて咲き、コブシより花が大きい(径10〜15cm)。 仏教と縁が深く、寺院・公園・庭に広く植えられる。 - 見分け方: 葉より先に白い大きな花(径10〜15cm) 花は上を向いて咲く 花弁が9枚(萼片3枚+花弁6枚) 花の下に小さな葉がない(コブシにはある) ## コブシ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/28/ - 学名: Magnolia kobus - 科: モクレン科 - 属: モクレン属 - 分布: 全国の山地 - タグ: 春開花、落葉、高木、山、公園 - 解説: 日本固有の落葉高木。早春に白い花を咲かせる。ハクモクレンに似るが自生種。 花の下に小さな葉が1枚つくことでハクモクレンと区別できる。 秋に赤い果実が握りこぶし状になることが名前の由来。山地の落葉広葉樹林に自生。 - 見分け方: 白い花の下に小さな葉が1枚つく(ハクモクレンにはない) 花はハクモクレンより小さい(径6〜10cm) 花弁は6枚 秋に赤い果実が握りこぶし状になる ## ヤブツバキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/29/ - 学名: Camellia japonica - 科: ツバキ科 - 属: ツバキ属 - 分布: 本州〜沖縄の山地・海岸 - タグ: 冬開花、春開花、常緑、厚い葉、光沢、高木、山 - 解説: 日本の野生のツバキ。常緑高木で冬〜春に赤い花を咲かせる。 花は花弁が落ちずに丸ごと落下する。この「首から落ちる」様子が武士に忌まれることもあった。 椿油は古くから食用・美容・機械油として利用されてきた。 - 見分け方: 赤い5弁花(冬〜春、12〜4月) 葉は厚く光沢があり常緑 花が丸ごと落ちる(サザンカは花弁が1枚ずつ落ちる) 雄しべが白い柱状にまとまる(筒状) ## サザンカ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/30/ - 学名: Camellia sasanqua - 科: ツバキ科 - 属: ツバキ属 - 分布: 九州・四国(自生)、全国(植栽) - タグ: 秋開花、冬開花、常緑、厚い葉、光沢、低木、公園 - 解説: 日本固有の常緑低木〜小高木。晩秋〜冬に白・ピンク・赤い花を咲かせる。 ツバキと似るが花期が異なり(10〜12月)、花弁が1枚ずつ散る点で区別できる。 生垣や庭木として広く利用される。童謡「たき火」に詠まれる。 - 見分け方: 晩秋〜冬に開花(ツバキは冬〜春) 花弁が1枚ずつ散る(ツバキは花ごと落ちる) 葉の縁の鋸歯がツバキより鋭く細かい 葉はツバキより小さくやや光沢が少ない ## アジサイ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/31/ - 学名: Hydrangea macrophylla - 科: アジサイ科 - 属: アジサイ属 - 分布: 全国(植栽) - タグ: 夏開花、落葉、小花集合、低木、公園 - 解説: 梅雨の時期に青・紫・ピンクの花を咲かせる落葉低木。日本固有種。 花の色は土壌のpHによって変わる(酸性=青、アルカリ性=赤・ピンク)。 庭木・公園樹として広く植えられる。ガクアジサイが原種とされる。 - 見分け方: 球状の花序(装飾花が全面に密集) 花色が青〜紫〜ピンク(土壌により変化) 葉は大きく対生、鋸歯あり、厚くてつやがある 梅雨時期(6〜7月)に開花 ## ガクアジサイ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/32/ - 学名: Hydrangea macrophylla f. normalis - 科: アジサイ科 - 属: アジサイ属 - 分布: 関東以西の海岸・山地 - タグ: 夏開花、落葉、小花集合、低木、山 - 解説: アジサイの原種とされる落葉低木。花序の外側だけに装飾花がつく「額縁」型が特徴。 海岸近くの崖や山地に自生する。アジサイより野性的な印象。 アジサイの品種改良の基になった種。 - 見分け方: 花序の外側だけに装飾花がある(額縁型、ガク咲き) 中心部に小さな両性花が密集する アジサイより葉が小さく光沢がある 海岸近くの岩場にも自生 ## タチツボスミレ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/33/ - 学名: Viola grypoceras - 科: スミレ科 - 属: スミレ属 - 分布: 全国の林縁・道端・草地 - タグ: 春開花、草本、花弁5枚、山、公園 - 解説: 日本で最も一般的なスミレの一種。春に青紫の花を咲かせる多年草。 茎があり立ち上がる点でスミレ(根生葉のみ)と区別できる。 山地から低地の林縁・道端まで広く分布する。 - 見分け方: 青紫の5弁花(スミレより青みが強い) 茎があり立ち上がる(スミレは根生葉のみで茎がない) 葉はハート型(スミレより幅広い) 側面の花弁に毛がある ## ホトケノザ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/34/ - 学名: Lamium amplexicaule - 科: シソ科 - 属: オドリコソウ属 - 分布: 全国の道端・畑・荒地 - タグ: 春開花、草本、雑草 - 解説: 早春から初夏にかけて赤紫の花を咲かせる一〜二年草。春の七草(コオニタビラコとは別種)の一つとして名前が挙がることがある。 葉が茎を抱くように対生する形が仏像の台座(蓮座)に似ることが名前の由来。 道端・畑・荒地に生え、早春に花粉を供給する重要な植物。 - 見分け方: 赤紫の唇形花(上唇と下唇に分かれる) 葉が茎を抱く扇形〜半円形 茎が四角形(シソ科の特徴) 早春の道端・畑に多く見られる ## ヒメオドリコソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/35/ - 学名: Lamium purpureum - 科: シソ科 - 属: オドリコソウ属 - 分布: 全国の道端・畑・荒地 - タグ: 春開花、草本、雑草 - 解説: ヨーロッパ原産の帰化植物。早春から初夏に赤紫の小さな花を咲かせる一〜二年草。 ホトケノザに似るが、上部の葉が赤みを帯びることで区別できる。 道端・畑・荒地に生える。春の身近な野草の代表。 - 見分け方: 赤紫の小さな唇形花 上部の葉が赤みを帯びる(ホトケノザは緑のまま) 葉は三角状卵形で鋸歯あり ホトケノザより全体的に大きく、葉が茎を抱かない ## イチイ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/36/ - 学名: Taxus cuspidata - 科: イチイ科 - 属: イチイ属 - 分布: 北海道・本州・四国の山地 - タグ: 春開花、常緑、針葉、高木、山 - 解説: 北海道・本州・四国の山地に自生する常緑針葉樹。雌雄異株で、秋に赤い仮種皮に包まれた種子をつける。 葉・種子には有毒のアルカロイド(タキシン)が含まれるが、赤い仮種皮のみ甘く食べられる。 長寿の木として知られ、神社仏閣の御神木にもなる。材は緻密で弓・算盤などに利用されてきた。 - 見分け方: 平らな針状葉が左右二列に並ぶように見える 雌株は秋に赤い仮種皮(アリル)をつける 球果を作らない(マツ・ヒノキと異なる) 葉の裏に気孔帯(黄緑色の帯)がある ## コマクサ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/37/ - 学名: Dicentra peregrina - 科: ケシ科 - 属: コマクサ属 - 分布: 北海道・本州中部以北の高山帯砂礫地 - タグ: 夏開花、草本、山 - 解説: 高山帯の砂礫地に咲くケシ科の多年草。「高山植物の女王」と呼ばれる日本を代表する高山植物。 馬の顔に似た淡いピンクの花が特徴。厳しい砂礫地に適応し、長い根を持つ。 北アルプス・南アルプス・北海道の高山帯に自生する。 - 見分け方: 淡いピンク〜紅紫色の馬の顔型の花 高山帯の砂礫地(ガレ場)に生える 葉は青白い粉を帯びた羽状複葉 花期は7〜8月 ## リンドウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/38/ - 学名: Gentiana scabra var. buergeri - 科: リンドウ科 - 属: リンドウ属 - 分布: 全国の山地・草地 - タグ: 秋開花、草本、ラッパ型、山 - 解説: 秋に青紫の筒状の花を咲かせる多年草。日本各地の山地・草地に自生する。 晴れた日の日中にのみ花が開き、曇りや雨の日は閉じたままでいる。 根は生薬「竜胆(りゅうたん)」として健胃薬に利用される。秋の野草を代表する植物。 - 見分け方: 青紫の筒状花(先端が5裂)が上向きに咲く 晴天でのみ開花(曇り・雨では閉じる) 葉は対生でやや光沢があり、縁がざらつく 花期は9〜11月(秋) ## ヒマワリ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/39/ - 学名: Helianthus annuus - 科: キク科 - 属: ヒマワリ属 - 分布: 全国(栽培・植栽) - タグ: 夏開花、草本、小花集合、公園 - 解説: 北米原産の一年草。夏に大きな黄色い花を咲かせる。食用油・食用種子の作物としても重要。 成長中の若い茎・葉は太陽を追って向きを変える(日光屈性)。開花後は東を向いて固定する。 種子( ヒマワリの種)はおやつ・バードフードとして、油は食用・化粧品原料として広く使われる。 - 見分け方: 大きな黄色い頭状花序(径10〜30cm) 外側に黄色の舌状花、中心に茶褐色の筒状花 茎は直立し高さ1〜3mになる 葉は大きくハート型でざらつく ## ドクダミ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/40/ - 学名: Houttuynia cordata - 科: ドクダミ科 - 属: ドクダミ属 - 分布: 全国の湿った半日陰・道端・庭 - タグ: 夏開花、草本、雑草 - 解説: 湿った半日陰に群生する多年草。「十薬(じゅうやく)」とも呼ばれる薬草で、乾燥させてどくだみ茶として利用される。 葉を揉むと強烈な独特の臭気を放つ。白い4枚の総苞片が花弁のように見えるが、本当の花は中心の穂状部分。 庭の日陰・湿った道端に広く自生し、地下茎で旺盛に広がる。 - 見分け方: 葉を揉むと強烈な臭気(どくだみ臭) 白い4枚の総苞片が十字型に開く(6月頃) 葉はハート型で光沢がある 湿った半日陰に密生する ## ススキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/41/ - 学名: Miscanthus sinensis - 科: イネ科 - 属: ススキ属 - 分布: 全国の草地・山野・土手・道端 - タグ: 秋開花、草本、山、公園 - 解説: 秋の七草の一つ。日本の草原・山野を代表するイネ科の多年草。十五夜の月見飾りとして親しまれる。 秋に銀白色の穂を出し、風に揺れる姿が日本の秋の風景を象徴する。 茅葺き屋根の材料(茅)として古くから利用されてきた。 - 見分け方: 秋に銀白色〜赤みを帯びた穂を出す(高さ1〜2m) 葉は細長く縁が鋭くざらつく(触ると切れることも) 中央に白い葉脈(主脈)が目立つ 草地・山野・土手に大群生する ## カタクリ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/42/ - 学名: Erythronium japonicum - 科: ユリ科 - 属: カタクリ属 - 分布: 北海道〜九州の落葉広葉樹林の林床 - タグ: 春開花、草本、山 - 解説: 春だけ姿を現す多年草。「春の妖精(スプリング・エフェメラル)」の代表種。落葉広葉樹林の林床に群生する。 紫紅色の花弁が反り返り下向きに咲く独特の姿が美しい。球根(鱗茎)からかつてはかたくり粉が作られた。 葉に紫褐色の斑点があり、春に花を咲かせた後、夏には地上部が枯れる。 - 見分け方: 紫紅色の花弁が反り返って下向きに咲く(3〜4月) 葉に紫褐色の雲状の斑点がある 葉は2枚のみ(地面に広がる) 夏には地上部が消える(スプリングエフェメラル) ## クズ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/43/ - 学名: Pueraria montana var. lobata - 科: マメ科 - 属: クズ属 - 分布: 全国の山野・道端・荒地 - タグ: 夏開花、草本、豆、雑草、山 - 解説: 秋の七草の一つ。山野・道端・荒地に旺盛に繁茂するつる性の多年草。根から葛粉が採れる。 夏〜秋に甘い香りの紫紅色の花を穂状に咲かせる。根は葛根湯などの漢方薬の原料。 繁殖力が非常に強く、他の植物を覆い尽くして枯らすこともある。北米では侵略的外来種として問題になっている。 - 見分け方: 3枚の大きな小葉からなる3出複葉(葉の裏が白っぽい) 夏〜秋に紫紅色の蝶形花を穂状に咲かせる つる性で周囲の植物に絡みつく旺盛な繁殖力 花に甘い芳香がある ## フキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/44/ - 学名: Petasites japonicus - 科: キク科 - 属: フキ属 - 分布: 全国の湿った林縁・沢沿い・草地 - タグ: 春開花、草本、山 - 解説: 日本固有の多年草。早春にフキノトウ(花茎)が葉より先に地面から顔を出す。春を告げる野草として知られる。 葉柄(ふき)は食用として広く利用される。アク抜きして煮物・きゃらぶきなどに用いる。 湿った沢沿いや里山の林縁に群生し、大きな葉で地面を覆う。 - 見分け方: 早春にフキノトウ(丸い花穂)が葉より先に出る 葉は大きな円形〜腎形(直径30〜80cm) 長い葉柄(ふき)が地面から直接出る 湿った沢沿い・林縁に群生する ## オオバコ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/45/ - 学名: Plantago asiatica - 科: オオバコ科 - 属: オオバコ属 - 分布: 全国の道端・公園・踏み荒らされた場所 - タグ: 夏開花、草本、雑草、公園 - 解説: 踏まれても踏まれても生き続ける強靭な多年草。道端・公園など人が踏み歩く場所に特に多い。 葉は根生葉のみで地面に広がり、5本の平行な葉脈が目立つ。夏に細い穂状の花茎を出す。 種子は水に濡れると粘着性を持ち、靴底や動物の足に付いて運ばれる。葉・種子は薬草(車前草)として利用される。 - 見分け方: 根生葉のみで楕円形の葉が地面に広がる 葉に5本の平行な葉脈が目立つ 夏に細い穂状の花茎を出す 踏み荒らされた道端・公園に多い ## タブノキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/46/ - 学名: Machilus thunbergii - 科: クスノキ科 - 属: タブノキ属 - 分布: 本州(関東以西)〜沖縄の海岸・山地 - タグ: 夏開花、常緑、光沢、厚い葉、高木、山 - 解説: 暖温帯の海岸近くや山地に多い常緑高木。照葉樹林の代表樹種で、神社の鎮守の森によく見られる。 クスノキに似るが樟脳の臭いがなく、新芽が赤みを帯びることが特徴。 葉は大きく光沢があり、春の新芽(赤芽)は遠くからでも目立つ。 - 見分け方: 葉を揉んでも樟脳臭がない(クスノキとの違い) 春の新芽が赤みを帯びる(赤芽) 葉は倒卵形〜楕円形で厚く光沢がある 海岸近くの照葉樹林・神社の境内に多い ## ハルニレ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/47/ - 学名: Ulmus davidiana var. japonica - 科: ニレ科 - 属: ニレ属 - 分布: 北海道・本州の山地・河川沿い - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、高木、山 - 解説: 北海道・本州の河川沿いや山地に生える落葉高木。日本のニレの代表種で、北海道では特に多く見られる。 早春に葉より先に小さな花を咲かせる。葉はケヤキに似るが基部の非対称がより顕著。 材は硬く粘り強く、家具・器具・楽器の材料として利用される。 - 見分け方: 葉の基部が著しく非対称(片方が大きく突出) 葉面がヤスリ状にざらつく 早春に葉より先に小さな花が咲く 翼果は丸く、種子が中央に位置する ## ヤブミョウガ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/48/ - 学名: Pollia japonica - 科: ツユクサ科 - 属: ヤブミョウガ属 - 分布: 本州(東北以南)〜沖縄の林内日陰 - タグ: 夏開花、草本、山 - 解説: 林内の日陰に群生するツユクサ科の多年草。葉がミョウガに似ることが名の由来だが、まったく別の植物。 夏に白い小さな花を穂状に咲かせ、秋に青紫色の光沢のある実をつける。 東北以南の暖かい地域の林床に広く自生する。 - 見分け方: 葉はミョウガに似た大きな楕円形(15〜30cm) 夏に白い小さな花が穂状に咲く 秋に青紫色の光沢ある丸い実をつける 林内の日陰に群生する ## カヤ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/49/ - 学名: Torreya nucifera - 科: イチイ科 - 属: カヤ属 - 分布: 本州(岩手以南)〜九州の山地 - タグ: 春開花、常緑、針葉、高木、山 - 解説: 本州・四国・九州の山地に自生するイチイ科の常緑針葉樹。碁盤・将棋盤の最高級素材として知られる。 実は油分が多く、食用・灯火・薬用に利用された。神社仏閣の御神木にもなる大木になる。 葉はイチイより硬く先端が鋭く尖り、触ると痛い。 - 見分け方: 葉の先端が鋭く尖り、触ると痛い(イチイは比較的やわらかい) 葉に独特の香り(触ると芳香) 実はオリーブ型で緑色〜紫褐色 樹皮は縦に浅く裂ける赤褐色 ## クサノオウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/50/ - 学名: Chelidonium majus var. japonicum - 科: ケシ科 - 属: クサノオウ属 - 分布: 全国の道端・林縁・空き地 - タグ: 春開花、草本、雑草 - 解説: 道端・林縁・空き地に生えるケシ科の二年草。茎や葉を折ると橙黄色の乳液が出るのが最大の特徴。 春から初夏に黄色い4弁花を咲かせる。有毒植物だが、皮膚病の薬草として民間利用されてきた。 全体に白い毛が生え、葉は羽状に深く裂ける。 - 見分け方: 茎・葉を折ると橙黄色の乳液(有毒)が出る 黄色い4弁花(春〜初夏) 葉は羽状に深く裂け、青みがかった緑色 道端・林縁・石垣のすき間に生える ## センブリ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/51/ - 学名: Swertia japonica - 科: リンドウ科 - 属: センブリ属 - 分布: 全国の山地・草地 - タグ: 秋開花、草本、山 - 解説: 日本固有のリンドウ科の一年草。日当たりの良い山地の草地に自生し、秋に白い花を咲かせる。 「千回振り出してもまだ苦い」ことが名の由来で、日本最強の苦味の薬草。健胃薬として古くから利用される。 全草が苦く、乾燥させて胃腸薬「当薬(とうやく)」として用いられてきた。 - 見分け方: 白い5弁花に紫の筋と蜜腺溝がある(9〜11月) 葉は細い線形で対生 全草が強烈に苦い 日当たりの良い山地の草地・林縁に生える ## ハンゲショウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/52/ - 学名: Saururus chinensis - 科: ドクダミ科 - 属: ハンゲショウ属 - 分布: 本州〜九州の湿地・水田周辺・池畔 - タグ: 夏開花、草本、山 - 解説: 湿地・池のほとり・水田周辺に生えるドクダミ科の多年草。夏至から数えて11日目「半夏生」の頃に花が咲くことが名の由来。 花期に上部の葉が白くなる(半分化粧したように見える)ため「半化粧」とも書く。花が終わると緑に戻る。 白い穂状の花序が垂れ下がるように咲く。 - 見分け方: 花期(6〜8月)に上部の葉が白くなる(半分白い) 白い穂状の花序が垂れ下がる 葉はハート型で互生 湿地・水田周辺・池畔に群生する ## エノコログサ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/53/ - 学名: Setaria viridis - 科: イネ科 - 属: エノコログサ属 - 分布: 全国の道端・空き地・畑 - タグ: 夏開花、草本、雑草 - 解説: 夏から秋にかけて道端・空き地・畑に最もよく見られるイネ科の一年草。「猫じゃらし」の名で親しまれる。 円筒状の穂に剛毛(のぎ)が密生し、猫の前でふりかざすと遊ぶことから命名。 アワ(粟)の原種とされ、古くから食料として利用された歴史がある。 - 見分け方: 円筒状の穂に緑〜紫色の剛毛が密生する(ふさふさ) 穂を触るとザラザラする 茎は細く根元から叢生する 道端・空き地・畑に極めて多い ## ヤマユリ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/54/ - 学名: Lilium auratum - 科: ユリ科 - 属: ユリ属 - 分布: 北海道南部〜九州の山地・林縁 - タグ: 夏開花、草本、ラッパ型、山 - 解説: 日本固有のユリ。山地の林縁や草地に自生し、夏に大きな白い花を咲かせる。日本のユリの中で最大級。 花は径15〜25cmで、白地に黄色い筋と赤褐色の斑点があり、非常に強い甘い芳香を放つ。 「ユリの女王」「花の王」と呼ばれ、世界の園芸に多大な影響を与えた。 - 見分け方: 大きな白い花(径15〜25cm)に黄色の筋と赤褐色の斑点 非常に強い甘い芳香 葉は広披針形で茎に多数互生 7〜8月の山地・林縁に咲く ## オオイヌノフグリ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/55/ - 学名: Veronica persica - 科: オオバコ科 - 属: クワガタソウ属 - 分布: 全国の道端・草地・畑 - タグ: 春開花、草本、雑草、公園 - 解説: ヨーロッパ原産の帰化植物。早春から春にかけて青い小さな花を咲かせる一年草。全国の道端・草地に広く帰化。 春を告げる野草として親しまれる。名前は果実の形が犬のフグリ(陰嚢)に似ることから。 ホシノヒトミ(星の瞳)とも呼ばれ、青い花が可憐で人気がある。 - 見分け方: 青い4弁花(径5〜8mm、下の1枚がやや白っぽく小さい) 早春(2〜5月)に開花 葉は卵形で鋸歯があり、上部では対生 地面を這うように広がる ## ミズナラ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/56/ - 学名: Quercus crispula - 科: ブナ科 - 属: コナラ属 - 分布: 北海道〜九州の山地・亜高山帯 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、どんぐり、高木、山 - 解説: 山地に多い落葉高木。コナラより標高の高い場所に生え、ブナ帯の重要な構成樹種。 日本のナラ類の中で最も大型になり、大木になると幹周り数メートルにも達する。 どんぐりはコナラより大きく丸い。秋には黄褐色に紅葉する。 - 見分け方: 葉はコナラより大きく(長さ7〜15cm)、波状の鋸歯がある 葉の基部が耳状に張り出す(葉柄がほとんどない) どんぐりはコナラより大きく丸い 山地・亜高山帯に多い(コナラより標高が高い) ## アベマキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/57/ - 学名: Quercus variabilis - 科: ブナ科 - 属: コナラ属 - 分布: 本州〜九州の丘陵・低山 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、どんぐり、高木、山 - 解説: 暖温帯の丘陵・低山に生える落葉高木。コルク質の厚い樹皮が最大の特徴。 クヌギに似るが、樹皮がより厚くコルク状に発達する。薪炭材・シイタケ原木として利用。 本州・四国・九州に分布し、クヌギと混生することが多い。 - 見分け方: 樹皮が厚くコルク質でゴツゴツ(クヌギより厚い) 葉の先端が針状の鋸歯(クヌギに似る) 葉の裏が星状毛で白っぽい(クヌギは緑) どんぐりの殻斗が反り返る鱗片で覆われる ## ブナ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/58/ - 学名: Fagus crenata - 科: ブナ科 - 属: ブナ属 - 分布: 北海道南部〜九州の山地・冷温帯 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、高木、山 - 解説: 冷温帯を代表する落葉高木。「森の女王」とも称され、ブナ林は豊かな生態系を支える。 滑らかな灰白色の樹皮と波状の鋸歯をもつ葉が特徴。秋に三角形の実(ブナの実)をつける。 白神山地・尾瀬など日本有数の自然林はブナが主体。木材は家具・楽器に利用される。 - 見分け方: 樹皮が滑らかな灰白色(マダラにならない) 葉は楕円形で波状の鋸歯、葉縁に絹毛 秋に三角形の実が殻斗に2個包まれる 山地〜亜高山帯の純林を形成する ## トチノキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/59/ - 学名: Aesculus turbinata - 科: ムクロジ科 - 属: トチノキ属 - 分布: 北海道南部〜九州の山地・渓流沿い - タグ: 夏開花、落葉、手のひら葉、高木、山 - 解説: 山地の渓流沿いに生える落葉高木。日本固有種で、大木になり御神木になるものも多い。 掌状複葉(5〜7枚の小葉)が特徴的で、初夏に白い花穂を立てる。秋に大きな栃の実をつける。 栃の実は渋みが強いがアク抜きして栃餅・栃饅頭などに利用される。 - 見分け方: 大きな掌状複葉(5〜7枚の小葉が放射状、小葉の長さ20〜40cm) 初夏に白い花穂(長さ15〜25cm)を立てて咲く 秋に丸い大きな実(直径4〜5cm、表面はいぼ状) 山地の沢沿い・谷筋に多い ## ミズキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/60/ - 学名: Cornus controversa - 科: ミズキ科 - 属: ミズキ属 - 分布: 北海道〜九州の山地・渓流沿い - タグ: 夏開花、落葉、小花集合、高木、山 - 解説: 山地に多い落葉高木。水平に段状に広がる枝ぶりが特徴で、遠くからでも識別しやすい。 初夏に白い小花を無数に集めて咲かせる。秋に青黒い小さな実をつける。 春に幹を切ると水が多く流れ出ることが名の由来。 - 見分け方: 枝が水平に段状に広がる(層状の樹形) 初夏(5〜6月)に白い小花が散房状に集まって咲く 秋に青黒い小さな実が房状にたわわになる 葉は楕円形で弧を描く葉脈が目立つ ## ホオノキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/61/ - 学名: Magnolia obovata - 科: モクレン科 - 属: モクレン属 - 分布: 北海道南部〜九州の山地 - タグ: 夏開花、落葉、高木、山 - 解説: 山地に生える落葉高木。日本最大級の葉をもち、長さ20〜40cmにもなる大きな葉が特徴。 初夏(5〜6月)に白い大きな花(径15〜20cm)を咲かせ、強い芳香がある。 葉は朴葉味噌・朴葉寿司などに利用され、防腐・抗菌効果がある。 - 見分け方: 葉が非常に大きい(長さ20〜40cm)、倒卵形 白い大きな花(径15〜20cm)に強い芳香(5〜6月) 秋に赤い実が集合果になる 枝の先に葉が輪生状に集まる ## クリ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/62/ - 学名: Castanea crenata - 科: ブナ科 - 属: クリ属 - 分布: 全国の山地・丘陵地 - タグ: 夏開花、落葉、ギザギザ、高木、山 - 解説: 山野に自生するブナ科の落葉高木。秋に甘い栗の実がなることで広く知られる。 初夏に白い花穂(雄花序)を多数出し、独特の甘い香りを放つ。雌花は根元につく。 里山の重要な食料源として古くから利用され、縄文時代から栽培された記録がある。 - 見分け方: 葉は細長く先端が尖り、鋸歯の先端が刺状(針状) 初夏に白い長い雄花穂を多数出す(甘い香り) 秋に鋭いトゲのあるイガに包まれた実 樹皮は縦に深く裂ける ## ハウチワカエデ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/63/ - 学名: Acer japonicum - 科: ムクロジ科 - 属: カエデ属 - 分布: 北海道〜本州の山地 - タグ: 春開花、落葉、手のひら葉、高木、山 - 解説: 北海道〜本州の山地に自生する落葉高木。日本固有のカエデで、秋の紅葉が美しい。 葉は大きく(径10〜15cm)、9〜11裂し丸みのある形が天狗の羽団扇(はうちわ)に似ることが名の由来。 イロハモミジより葉が大きく裂数が多い。高山・深山の紅葉を代表する。 - 見分け方: 葉が大きく(径10〜15cm)9〜11裂の丸みある手のひら型 イロハモミジより葉が大きく裂数が多い 秋に赤〜橙色に鮮やかに紅葉 山地の落葉広葉樹林に自生 ## ナラガシワ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/64/ - 学名: Quercus aliena - 科: ブナ科 - 属: コナラ属 - 分布: 本州(関東以西)〜九州の山地 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、どんぐり、高木、山 - 解説: 暖温帯の山地に生える落葉高木。コナラに似るが葉が大きく、西日本に多い。 葉は大きな波状の鋸歯をもち、コナラより葉が大きい。どんぐりをつける。 薪炭材・シイタケ原木として利用される。 - 見分け方: 葉はコナラより大きく(長さ10〜20cm)、大きな波状の鋸歯 葉裏に星状毛があり白っぽい どんぐりの殻斗の鱗片が反り返らない(アベマキは反る) 西日本の暖温帯山地に多い ## ニリンソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/65/ - 学名: Anemone flaccida - 科: キンポウゲ科 - 属: イチリンソウ属 - 分布: 北海道〜九州の山地 - タグ: 春開花、草本、山、花弁5枚 - 解説: 春に山地の林縁や谷沿いに群生する多年草。茎から2本の花茎を出し、白い花を2輪咲かせることが多い。 根茎で広がり、群落を形成する。若葉は食用になるが、毒草と混同しやすいので注意が必要。 花弁に見えるのは萼片で5〜7枚。 - 見分け方: 茎葉が3枚あり、その中の1枚が柄をもつ 花茎を2本(まれに1本や3本)出す 萼片は白色で5〜7枚、花弁はない 林縁や谷筋の湿った場所に群生 ## キクザキイチゲ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/66/ - 学名: Anemone pseudoaltaica - 科: キンポウゲ科 - 属: イチリンソウ属 - 分布: 北海道〜本州中部の山地 - タグ: 春開花、草本、山 - 解説: 春、雪解け直後に山地の林内に咲く多年草。菊のような白〜淡青紫色の花を1輪咲かせる。 花後は地上部が消えるスプリング・エフェメラルの一種。 花弁に見えるのは萼片で8〜13枚。 - 見分け方: 花は1輪(イチゲの名の由来) 萼片は8〜13枚で細く、菊の花に似た形 茎葉は3枚、深く切れ込む 雪解け後に花が開き、夏前に地上部が消える ## ショウジョウバカマ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/67/ - 学名: Heloniopsis orientalis - 科: シュロソウ科 - 属: ショウジョウバカマ属 - 分布: 北海道〜九州の山地・高山 - タグ: 春開花、草本、山 - 解説: 山地の湿った場所や林縁に生える多年草。春に桃〜淡紫色の小花を穂状に咲かせる。 ロゼット状の根生葉を広げ、葉の先端にムカゴをつけることがある。 名前の由来は猩々(能面の一種)の赤い顔と袴に例えたとされる。 - 見分け方: 根生葉はへら形で光沢があり、ロゼット状 花は桃〜淡紫色で6枚の花被片 湿った林縁・沢沿い・高山帯に生育 葉先にムカゴをつけることがある ## ミヤマキンポウゲ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/68/ - 学名: Ranunculus acris var. nipponicus - 科: キンポウゲ科 - 属: キンポウゲ属 - 分布: 北海道〜本州中部の高山帯 - タグ: 夏開花、草本、山、花弁5枚 - 解説: 高山帯の草地や雪渓周辺に群生する多年草。光沢のある鮮やかな黄色い花を咲かせる。 夏の高山を代表する花のひとつで、お花畑を形成することが多い。 花弁は光沢があり、蜜を反射する構造をもつ。 - 見分け方: 花弁は5枚、強い光沢のある黄色 葉は掌状に深く切れ込む 高山帯の草地・雪渓周辺に群生 茎は直立し、高さ20〜60cm ## オオバギボウシ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/69/ - 学名: Hosta sieboldiana - 科: キジカクシ科 - 属: ギボウシ属 - 分布: 北海道〜九州の山地 - タグ: 夏開花、草本、山、ラッパ型 - 解説: 山地の湿った林縁や草地に生える大型の多年草。大きなハート形の葉と淡紫色の花が特徴。 若葉(うるい)は山菜として食用になる。 葉は幅広く、葉脈が弓形に目立つ。 - 見分け方: 葉は大型のハート形で葉脈が明瞭、青みがかった緑色 花は淡紫色〜白色のラッパ型、穂状花序 葉柄が長く、根元からまとまって出る 山地の湿った場所・林縁に生育 ## ワレモコウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/70/ - 学名: Sanguisorba officinalis - 科: バラ科 - 属: ワレモコウ属 - 分布: 北海道〜九州の山地・草原 - タグ: 秋開花、草本、山、小花集合 - 解説: 山地の草原や土手に生える多年草。夏〜秋に暗紅色の小花を穂状に密集させて咲かせる。 花弁はなく、4枚の萼片が花弁状になる。秋の野草を代表する植物のひとつ。 根は生薬(地楡)として止血・消炎に用いられる。 - 見分け方: 花穂は暗紅色の楕円形で、花弁なし・萼片4枚 葉は羽状複葉で小葉の縁に鋸歯 山地の日当たりよい草原・土手に生育 茎は細く直立し、高さ50〜100cm ## カツラ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/71/ - 学名: Cercidiphyllum japonicum - 科: カツラ科 - 属: カツラ属 - 分布: 北海道〜九州の山地・渓流沿い - タグ: 春開花、落葉、高木、山 - 解説: 山地の渓流沿いに生える落葉高木。ハート形の葉が対生し、秋の落葉時にカラメルのような甘い香りを放つ。 雌雄異株で、春に葉より先に小さな赤い花を咲かせる。大木になり、天然記念物に指定された巨木も多い。 木材は建築・家具・彫刻に利用される。 - 見分け方: ハート形の葉が対生し、葉縁に丸い鋸歯 秋の落葉時にカラメル・綿菓子のような甘い香り 樹皮は縦に裂け、老木は深く縦裂する 渓流沿いや山地の谷筋に多い ## プラタナス - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/72/ - 学名: Platanus × acerifolia - 科: スズカケノキ科 - 属: スズカケノキ属 - 分布: 日本各地に街路樹として植栽 - タグ: 春開花、落葉、手のひら葉、高木、街路樹 - 解説: ヨーロッパ原産の落葉高木で、街路樹として世界中で広く植栽される。モミジバスズカケノキとも呼ばれる。 樹皮が白〜褐色のまだら模様に剥げることで遠目でも識別できる。 大きな掌状の葉と、紐に球状の実が垂れ下がる独特の姿が特徴。 - 見分け方: 樹皮が白・緑・褐色のまだら模様に剥げる 葉は大きな掌状で3〜5裂、カエデに似る 球状の集合果が1〜3個、長い柄にぶら下がる 街路樹として広く植栽される ## ユリノキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/73/ - 学名: Liriodendron tulipifera - 科: モクレン科 - 属: ユリノキ属 - 分布: 日本各地に公園・街路樹として植栽 - タグ: 夏開花、落葉、高木、街路樹、公園 - 解説: 北米原産の落葉高木で、街路樹や公園樹として植栽される。初夏にチューリップに似た黄緑色と橙色の大きな花を咲かせる。 葉の形が独特で、先端が平らに切り取られたような半纏形(はんてんがた)。 秋の黄葉も美しく、ハンテンボクとも呼ばれる。 - 見分け方: 葉はへら形〜半纏形で先端が平らに切れる独特の形 初夏にチューリップ状の大型花(黄緑色・基部に橙色の斑) 冬芽は鴨のくちばし状 大きく直立した円錐形の樹形 ## ナナカマド - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/74/ - 学名: Sorbus commixta - 科: バラ科 - 属: ナナカマド属 - 分布: 北海道〜九州の山地・亜高山帯 - タグ: 夏開花、落葉、高木、山、街路樹 - 解説: 山地〜亜高山帯に生える落葉高木。秋の紅葉と赤い実が美しく、北海道では街路樹としても親しまれる。 羽状複葉が特徴で、秋に真っ赤に紅葉する。赤い実は鳥の食料になる。 名前は「七回かまどに入れても燃え残る」ほど硬い木質に由来するとされる。 - 見分け方: 羽状複葉(小葉7〜15枚、葉縁に鋸歯) 初夏に白い小花が散房花序に集まる 秋に鮮やかな赤色に紅葉 赤い小さな実(ナナカマドの実)が房状に残る ## シダレヤナギ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/75/ - 学名: Salix babylonica - 科: ヤナギ科 - 属: ヤナギ属 - 分布: 日本各地に植栽 - タグ: 春開花、落葉、高木、公園 - 解説: 中国原産の落葉高木で、枝が長く垂れ下がる独特の樹形が特徴。川沿いや公園に広く植栽される。 細長い葉が特徴で、春に黄緑色の新芽が萌え、早春の風景を彩る。 日本には古くから渡来し、和歌や俳句にも多く詠まれてきた。 - 見分け方: 枝が長く垂れ下がる独特の樹形 葉は細長い披針形で表は緑・裏は白緑色 雌雄異株で、春に花穂をつける 川沿い・水辺・公園に多く植栽 ## ヤマボウシ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/76/ - 学名: Cornus kousa - 科: ミズキ科 - 属: ヤマボウシ属 - 分布: 本州〜九州の山地 - タグ: 夏開花、落葉、高木、山、公園 - 解説: 山地に生える落葉高木。初夏に白い大きな総苞片(花弁に見える部分)が目立ち、秋に赤い球状の果実をつける。 ハナミズキに似るが、花(総苞片)が尖るのが特徴。果実は食用になる。 公園や街路樹としても広く植栽される日本在来種。 - 見分け方: 総苞片は4枚で先端が尖る(ハナミズキは丸みがある) 花期はハナミズキより遅く、葉が出てから花が咲く 秋に直径1〜1.5cmの赤い球状果実 秋の紅葉も鮮やか ## エンジュ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/77/ - 学名: Styphnolobium japonicum - 科: マメ科 - 属: エンジュ属 - 分布: 日本各地に街路樹として植栽 - タグ: 夏開花、落葉、高木、街路樹、豆 - 解説: 中国原産の落葉高木で、街路樹として広く植栽される。夏に白〜淡黄色の小花を大きな円錐花序に密集させる。 羽状複葉と独特の豆果が特徴。材は硬く、建築・家具・彫刻に利用される。 中国では古くから吉祥の木とされ、官僚の木とも呼ばれた。 - 見分け方: 羽状複葉(小葉9〜15枚)で全縁 夏に白〜淡黄色の小花が大きな円錐花序に 数珠状に括れた豆果(エンジュの実) 街路樹として植栽、材は黄みがかった白色 ## タイサンボク - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/78/ - 学名: Magnolia grandiflora - 科: モクレン科 - 属: モクレン属 - 分布: 日本各地の公園・庭園に植栽 - タグ: 夏開花、常緑、厚い葉、光沢、高木、公園 - 解説: 北米原産の常緑高木で、公園や庭園に植栽される。初夏に直径20〜25cmの大型白花を咲かせ、強い芳香がある。 葉は大きく厚く光沢があり、裏面は褐色の毛に覆われる。 日本では明治時代以降に広まり、大輪の白い花が人気。 - 見分け方: 葉は大型(長さ15〜25cm)、厚くて光沢あり、裏面は錆褐色の毛 花は大型(直径20〜25cm)の白い椀状、強い芳香 花期は初夏(6〜7月) 常緑で樹形は円錐形 ## モッコク - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/79/ - 学名: Ternstroemia gymnanthera - 科: モッコク科 - 属: モッコク属 - 分布: 関東以西〜九州・沖縄の暖地・海岸近く - タグ: 夏開花、常緑、厚い葉、光沢、高木 - 解説: 関東以西の海沿いや暖地に生える常緑高木。江戸五木のひとつで、庭木の王様とも呼ばれる。 夏に白い小花を咲かせ、秋に赤い実をつける。葉は厚くて光沢があり、枝先に集まる。 防潮・防風樹として海岸近くにも多く見られる。 - 見分け方: 葉は厚くて光沢あり、枝先に集まるように互生 葉先は丸く、葉柄が赤みを帯びる 夏に白〜淡黄色の小花(直径約1cm) 秋に赤い球状の実 ## ヒイラギ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/80/ - 学名: Osmanthus heterophyllus - 科: モクセイ科 - 属: モクセイ属 - 分布: 本州(関東以西)〜九州・沖縄の暖地 - タグ: 秋開花、冬開花、常緑、厚い葉、光沢、低木、ギザギザ - 解説: 本州以南の暖地に生える常緑高木。秋に白い小花を咲かせ、甘い香りを放つ。葉に鋭い棘があることで知られる。 老木になると棘のない丸い葉に変わることがある。節分に鰯の頭と共に魔除けに用いられる風習がある。 キンモクセイと同属で、芳香は控えめだが甘い。 - 見分け方: 葉は光沢ある濃緑色で、縁に鋭いトゲ状の鋸歯 秋(11〜12月)に白い小花が葉腋に密集して咲く 甘い芳香を放つ 老木では葉のトゲが少なくなる ## サンゴジュ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/81/ - 学名: Viburnum odoratissimum var. awabuki - 科: レンプクソウ科 - 属: ガマズミ属 - 分布: 関東以西〜九州・沖縄の暖地・海岸 - タグ: 夏開花、常緑、厚い葉、光沢、高木、小花集合 - 解説: 暖地の海岸近くに生える常緑高木。初夏に白い小花を円錐花序に咲かせ、秋に赤い実が珊瑚のように美しい。 葉が肉厚で水分を多く含み、防火樹として生垣や防火帯に広く利用される。 大気汚染にも強く、都市部の公園・街路にも植栽される。 - 見分け方: 葉は大型(長さ8〜20cm)で厚く光沢あり、全縁または波状縁 初夏に白い小花が大型の円錐花序に密集 秋〜冬に赤い小さな実が房状に実る 防火樹として生垣に多い ## ネズミモチ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/82/ - 学名: Ligustrum japonicum - 科: モクセイ科 - 属: イボタノキ属 - 分布: 本州(茨城以西)〜九州・沖縄 - タグ: 夏開花、常緑、厚い葉、光沢、低木、小花集合 - 解説: 本州以南の暖地に生える常緑低木〜小高木。初夏に白い小花を円錐花序に密集させて咲かせ、甘い香りを放つ。 秋に黒紫色の実をつけ、ネズミの糞とモチノキの実に似ることから名がついた。 公園・庭園・生垣として広く利用される。 - 見分け方: 葉は厚くて光沢ある濃緑色、全縁で対生 初夏に白い小花が円錐花序に密集(甘い香り) 秋〜冬に黒紫色の小さな実が房状に 葉を光に透かすと葉脈がよく見える ## ナズナ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/83/ - 学名: Capsella bursa-pastoris - 科: アブラナ科 - 属: ナズナ属 - 分布: 日本全国の道端・畑・空き地 - タグ: 春開花、草本、雑草、花弁5枚 - 解説: 道端や畑に生える越年草。春の七草のひとつで「ぺんぺん草」の別名でも知られる。 三角形のハート形の果実(短角果)が特徴的で、振るとぺんぺんと音がすることに由来する。 早春に白い小花を咲かせ、花と果実が同時に見られる。 - 見分け方: 果実は三角形〜ハート形の平たい短角果 根生葉はロゼット状で羽状に切れ込む 白い小花が総状花序に、花弁4枚 道端・畑・空き地など各地に普通 ## カラスノエンドウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/84/ - 学名: Vicia sativa - 科: マメ科 - 属: ソラマメ属 - 分布: 日本全国の道端・草地 - タグ: 春開花、草本、雑草、豆 - 解説: 道端や草地に生える越年草。春に赤紫色の小さなマメ科の花を咲かせ、黒く熟した豆果をつける。 葉先が巻きひげになって他の植物に絡みつく。熟した豆果が黒いことからカラス(黒)の名がついた。 若い豆果や茎葉は食用になる。 - 見分け方: 羽状複葉で先端が巻きひげに変化 赤紫色の小花(蝶形花) 熟すと黒くなる豆果 道端・草地・畑の周辺に多い ## シロバナタンポポ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/85/ - 学名: Taraxacum japonicum - 科: キク科 - 属: タンポポ属 - 分布: 近畿以西〜九州・沖縄の草地・道端 - タグ: 春開花、草本、雑草、小花集合 - 解説: 西日本を中心に分布する在来種のタンポポ。白〜淡黄色の花をつけることで他のタンポポと区別される。 総苞外片が反り返らず直立するのが在来種の特徴で、外来種のセイヨウタンポポと区別する際の目安になる。 春に開花し、綿毛を飛ばして繁殖する。 - 見分け方: 花は白〜淡黄色(黄色いタンポポと区別) 総苞外片が反り返らない(直立する) 葉はロゼット状で羽状に深く切れ込む 西日本(近畿以西)に多い ## オオバタンポポ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/86/ - 学名: Taraxacum platycarpum - 科: キク科 - 属: タンポポ属 - 分布: 北海道〜本州の草地・道端 - タグ: 春開花、草本、雑草、小花集合 - 解説: 東日本を中心に分布する在来種のタンポポ。黄色い花をつける在来タンポポで、カントウタンポポとも呼ばれる。 総苞外片が反り返らず、先端に小さな角状の突起がある。 市街地では外来種のセイヨウタンポポに押されているが、山地では在来種が多い。 - 見分け方: 花は黄色 総苞外片が反り返らない(直立〜やや開く) 総苞外片の先に小さな角状突起 主に東日本・関東の草地・道端 ## チドメグサ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/87/ - 学名: Hydrocotyle sibthorpioides - 科: セリ科 - 属: チドメグサ属 - 分布: 日本全国の道端・芝生・湿地 - タグ: 夏開花、草本、雑草 - 解説: 道端や芝生の隙間などに生える多年草。丸い小さな葉が地面を這うように広がる。 傷口に当てると血が止まるという俗説からチドメグサ(血止め草)の名がついた。 葉は直径1〜2cmの円形〜腎形で浅く切れ込む。 - 見分け方: 葉は小さな円形〜腎形(直径1〜2cm)で浅く切れ込む 茎が地面を這い、節から根を出す 花は極小さく目立たない 芝生・道端・湿った地面に普通 ## ハコベ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/88/ - 学名: Stellaria media - 科: ナデシコ科 - 属: ハコベ属 - 分布: 日本全国の道端・畑・庭 - タグ: 春開花、草本、雑草、花弁5枚 - 解説: 畑や道端に生える越年草。春の七草のひとつで「はこべら」とも呼ばれる。 白い小花の花弁は5枚だが深く2裂するため10枚に見える。 茎の一面だけに毛が生えることが識別の特徴。 - 見分け方: 白い花弁5枚(各弁が深く2裂し10枚に見える) 茎の一側面だけに毛が一列に並ぶ 葉は卵形で対生、下部の葉には柄がある 畑・道端・庭に普通 ## ヘビイチゴ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/89/ - 学名: Potentilla hebiichigo - 科: バラ科 - 属: キジムシロ属 - 分布: 日本全国の道端・草地 - タグ: 春開花、草本、雑草、花弁5枚 - 解説: 道端や草地に生える多年草。春に黄色い花を咲かせ、夏に赤いイチゴに似た実をつける。 実は食べられるが味はほとんどない。蛇が好む場所に生えるまたは蛇が食べる、という俗説から名がついた。 3出複葉と黄色い花弁5枚が特徴。 - 見分け方: 葉は3出複葉で小葉の縁に鋸歯 黄色い花弁5枚 赤い集合果(イチゴに似るが味はない) 道端・草地・畦道に普通 ## キツネノボタン - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/90/ - 学名: Ranunculus silerifolius - 科: キンポウゲ科 - 属: キンポウゲ属 - 分布: 日本全国の湿地・水田周辺 - タグ: 春開花、草本、雑草、花弁5枚 - 解説: 田のあぜ道や湿った草地に生える多年草。春〜夏に光沢のある黄色い花を咲かせる。 果実が集まった球状の集合果が特徴的で、表面に鉤状の棘があり衣服につく。 有毒植物で、汁液が皮膚に触れると炎症を起こすことがある。 - 見分け方: 光沢のある黄色い花弁5枚 葉は3裂〜3出複葉状 果実は球状の集合果で、表面に鉤状の刺 湿った草地・水田周辺・溝沿いに多い ## アカツメクサ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/91/ - 学名: Trifolium pratense - 科: マメ科 - 属: シャジクソウ属 - 分布: 日本全国の草地・道端(帰化植物) - タグ: 春開花、夏開花、草本、雑草、豆、小花集合 - 解説: ヨーロッパ原産の多年草で、牧草として導入され日本各地の草地・道端に広く帰化している。 3枚の小葉からなる三出複葉に、しばしばV字形の白い斑紋が入る。 桃〜赤紫色の球状の花頭が特徴で、シロツメクサより花が大きく紅色。 - 見分け方: 三出複葉で小葉にV字形の斑紋が入ることが多い 桃〜赤紫色の球状花頭(直径2〜3cm) シロツメクサより草丈が高く(30〜60cm)、花色が濃い 草地・道端・堤防に普通 ## オオアレチノギク - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/92/ - 学名: Erigeron sumatrensis - 科: キク科 - 属: ムカシヨモギ属 - 分布: 日本全国の空き地・道端・荒れ地(帰化植物) - タグ: 秋開花、草本、雑草、小花集合 - 解説: 南米原産の越年草で、空き地や道端に大群落を作る帰化植物。高さ1〜2mに達する大型の雑草。 秋に茎の上部に多数の頭花をつけ、白い綿毛を飛ばして繁殖する。 アレチノギクより大型で、日本で最も普通に見られるムカシヨモギ属の帰化植物。 - 見分け方: 茎は直立して高さ1〜2mになる 葉は細長く、茎に密生 頭花は小さく(直径3〜5mm)、白い舌状花が目立たない 白い綿毛が大量にできる ## ヒナギク - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/93/ - 学名: Bellis perennis - 科: キク科 - 属: ヒナギク属 - 分布: 全国(植栽・帰化) - タグ: 春開花、草本、小花集合、公園 - 解説: ヨーロッパ原産の多年草で、日本では観賞用として広く栽培されるほか、帰化して野生化している。 早春から春にかけて白〜淡紅色の頭花を咲かせる。花径は2〜5cmで、黄色の筒状花を白い舌状花が取り囲む。 葉はロゼット状に地面に広がり、スプーン形で縁に鋸歯がある。 - 見分け方: 花径2〜5cmの小型の頭花 白〜淡紅色の舌状花と黄色の筒状花 葉はロゼット状でスプーン形 草丈10〜20cmの小型草本 ## カキツバタ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/94/ - 学名: Iris laevigata - 科: アヤメ科 - 属: アヤメ属 - 分布: 北海道〜九州の湿地・水辺 - タグ: 春開花、夏開花、草本 - 解説: 日本の湿地や水辺に自生する多年草。初夏に深い青紫色の花を咲かせ、古くから和歌に詠まれてきた。 外花被片(垂れ下がる花弁)の中央に白い斑紋があるのが特徴。 アヤメ・ハナショウブと似ており、「いずれアヤメかカキツバタ」のことわざの由来となっている。 - 見分け方: 外花被片の中央に白い斑紋(アヤメは網目模様、ハナショウブは黄色) 葉脈が目立たない(アヤメは目立つ) 湿地・水辺に生育(アヤメは乾燥地) 深い青紫色の花(5〜6月) ## アヤメ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/95/ - 学名: Iris sanguinea - 科: アヤメ科 - 属: アヤメ属 - 分布: 北海道〜九州の草原・土手 - タグ: 春開花、夏開花、草本 - 解説: 日本の草原や乾いた土地に自生する多年草。初夏に青紫色の花を咲かせる。 外花被片(垂れ下がる花弁)に黄色と紫の網目模様があるのが特徴。 カキツバタ・ハナショウブと同属だが、乾いた草地を好む点で異なる。 - 見分け方: 外花被片に黄色と紫の網目模様 葉脈が目立つ(カキツバタは目立たない) 乾いた草原・土手に生育 青紫色の花(5〜6月) ## マリーゴールド - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/96/ - 学名: Tagetes erecta - 科: キク科 - 属: マンジュギク属 - 分布: 全国(植栽) - タグ: 夏開花、秋開花、草本、公園 - 解説: メキシコ原産の一年草で、鮮やかなオレンジ〜黄色の頭花が特徴。夏〜秋にかけて長期間開花する。 葉は羽状複葉で独特の強い香りがあり、害虫忌避効果があることからコンパニオンプランツとして利用される。 花壇や公園に広く植えられ、日本では最もポピュラーな夏の花壇植物のひとつ。 - 見分け方: 鮮やかなオレンジ〜黄色の大きな頭花(直径5〜10cm) 羽状複葉で葉を揉むと独特の香り 茎は直立し草丈20〜90cm 花壇・公園に植栽 ## ヒナゲシ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/97/ - 学名: Papaver rhoeas - 科: ケシ科 - 属: ケシ属 - 分布: 全国(植栽) - タグ: 春開花、夏開花、草本、公園 - 解説: ヨーロッパ原産の一年草。薄紙のような鮮やかな赤い花弁が特徴で、花壇植物として広く栽培される。 つぼみは下向きに垂れ、開花時に上を向く。花弁は4枚で、中心部に黒い斑紋があることが多い。 「フランダースの野に」の詩で知られる戦没者追悼のシンボルとしても有名。 - 見分け方: 薄紙状の赤い花弁4枚(直径5〜10cm) つぼみが下向きに垂れる 花弁の基部に黒い斑紋 全体に白い毛が生える ## スイセン - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/98/ - 学名: Narcissus tazetta var. chinensis - 科: ヒガンバナ科 - 属: スイセン属 - 分布: 本州〜九州の海岸沿い・暖地(植栽・野生化) - タグ: 冬開花、春開花、草本 - 解説: 地中海沿岸原産で、日本には古くに中国経由で渡来した球根植物。冬〜早春に白い花を咲かせる。 花は外側に白い花被片6枚、中央に黄色のカップ状の副花冠がある。甘い芳香がある。 球根・葉・花はすべて有毒(リコリンを含む)で、ニラやノビルとの誤食に注意が必要。 - 見分け方: 白い花被片6枚と黄色のカップ状副花冠 甘い強い香り 細長い扁平な葉(青緑色) 冬〜早春開花(12〜3月) ## ハルジオン - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/99/ - 学名: Erigeron philadelphicus - 科: キク科 - 属: ムカシヨモギ属 - 分布: 日本全国の道端・草地・空き地(帰化植物) - タグ: 春開花、草本、雑草、小花集合 - 解説: 北米原産の越年草・多年草で、春に白〜淡紅色の頭花を多数咲かせる帰化植物。 茎は中空で、つぼみが下向きに垂れるのが特徴。葉は茎を抱いてつく。 よく似たヒメジョオンとの区別では、ハルジオンは春に咲き、つぼみが垂れ、茎が中空な点で識別できる。 - 見分け方: つぼみが下向きに垂れる(ヒメジョオンは垂れない) 茎が中空(ヒメジョオンは充実) 葉が茎を抱く(耳状の基部) 春(4〜6月)に開花 ## ゴゼンタチバナ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/100/ - 学名: Cornus canadensis - 科: ミズキ科 - 属: ミズキ属 - 分布: 北海道・本州(中部以北)の亜高山帯〜高山帯 - タグ: 夏開花、落葉、草本、山 - 解説: 亜高山帯〜高山帯の針葉樹林下に群生する草本状の落葉低木。高さ5〜15cm。 6枚の葉が輪生状につき、夏に白い4枚の苞片(花弁に見える部分)をもつ花を咲かせる。 秋に鮮やかな赤い集合果をつける。御前立花の名は加賀の白山(御前峰)に多いことに由来する。 - 見分け方: 6枚の葉が輪生状につく(実際は2対の対生葉+2枚の小葉) 白い4枚の苞片が花弁のように見える 秋に赤い丸い集合果をつける 草本状で高さ5〜15cmと低い ## イワカガミ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/130/ - 学名: Shortia soldanelloides - 科: イワウメ科 - 属: イワカガミ属 - 分布: 北海道・本州・四国・九州の亜高山帯〜高山帯 - タグ: 春開花、常緑、光沢、草本、山 - 解説: 亜高山帯〜高山帯の岩場や林床に生育する常緑の多年草。 光沢のある丸い葉が岩場に広がり、鏡のように見えることが名前の由来。 春〜初夏に淡いピンクの花を咲かせ、花弁の縁が細かく裂ける(流蘇状)のが特徴。 - 見分け方: 葉は円形〜腎形で光沢があり、縁に鋸歯がある 花弁5枚で縁が細かく裂ける(流蘇状) 花色は淡いピンク〜白 常緑のロゼット状葉が岩場を覆う ## ハイマツ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/101/ - 学名: Pinus pumila - 科: マツ科 - 属: マツ属 - 分布: 北海道・本州中部以北の亜高山帯〜高山帯 - タグ: 春開花、常緑、針葉、松ぼっくり、低木、山 - 解説: 高山帯・亜高山帯の上部に生育する常緑針葉樹。幹が地面を這うように広がる匍匐性をもつ。 日本の高山では最も代表的な低木のひとつ。北海道・本州中部以北の高山帯に群落を形成する。 風雪に耐えるため樹高は通常1〜2mほどだが、稀に3mを超えることもある。 - 見分け方: 針葉が5本束で長さ3〜6cm(短い) 幹・枝が地面を這うように伸びる(匍匐性) 球果は卵状球形で長さ3〜5cm、赤紫色から褐色に熟す 高山帯・亜高山帯の尾根や岩場に生育 ## チングルマ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/102/ - 学名: Sieversia pentapetala - 科: バラ科 - 属: チングルマ属 - 分布: 北海道・本州中部以北の高山帯(亜高山帯上部) - タグ: 春開花、夏開花、落葉、花弁5枚、低木、山 - 解説: 高山帯の雪田周辺や湿った岩場に群落をつくる落葉小低木。高さ5〜15cm。 初夏に白い5弁の花を咲かせ、花後に羽毛状の長い花柱が残る果実が風車(チングルマ)に見立てられたとされる。 紅葉も美しく、秋には葉が赤や橙に色づき、羽毛状の果穂とともに高山の景観を彩る。 - 見分け方: 花弁5枚の白い花、直径約1.5〜2cm 花後に羽毛状の長い花柱(果穂)が残る 葉は羽状複葉で小葉の縁に深い鋸歯 高山帯の雪田周辺・湿地・岩場に生育する低木 ## イワベンケイ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/103/ - 学名: Rhodiola rosea - 科: ベンケイソウ科 - 属: イワベンケイ属 - 分布: 北海道・本州中部以北の高山帯 - タグ: 夏開花、厚い葉、小花集合、草本、山 - 解説: 高山帯の岩場や砂礫地に生育する多年草。茎は直立し高さ10〜30cm、葉は多肉質で青緑色。 雌雄異株で、夏に黄色(雄株)または赤みを帯びた(雌株)小花を茎頂に密集させる。 根茎にバラに似た香りがあることから「ローズルート」とも呼ばれ、薬用植物としても知られる。 - 見分け方: 葉は多肉質で扁平、縁に浅い鋸歯、青緑色 茎頂に黄〜赤の小花が密集(雌雄異株) 根茎を切るとバラに似た芳香がある 高山帯の岩場・砂礫地・雪渓周辺に生育 ## ベニカナメモチ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/104/ - 学名: Photinia × fraseri - 科: バラ科 - 属: カナメモチ属 - 分布: 全国(栽培・植栽) - タグ: 春開花、常緑、光沢、ギザギザ、花弁5枚、小花集合、低木、公園 - 解説: カナメモチとオオカナメモチの交配種で、生垣や庭木として全国に広く植栽される常緑低木〜小高木。 春の新芽が鮮やかな赤色になるのが最大の特徴で、成熟すると緑色に変わる。 初夏に白い小花を多数集めた散房花序をつけ、秋には赤い小果実が実る。 - 見分け方: 春の新芽・若葉が鮮やかな赤〜橙赤色(成熟すると緑色に変わる) 葉は革質で光沢があり、縁に細かい鋸歯がある 白い5弁の小花が散房状に多数集まって咲く(5〜6月) 生垣として整形されていることが多い ## セイヨウキヅタ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/105/ - 学名: Hedera helix - 科: ウコギ科 - 属: キヅタ属 - 分布: 全国(逸出・帰化、原産地はヨーロッパ〜西アジア) - タグ: 秋開花、常緑、手のひら葉、光沢、低木、公園 - 解説: ヨーロッパ・西アジア原産の常緑つる性木本で、日本では公園や建物の壁面緑化・グランドカバーとして広く利用される。 気根(付着根)で壁や樹木に張り付いて登るため、垂直面でも生育できる。 秋に小さな黄緑色の花を咲かせ、翌春に黒紫色の果実が実る。 - 見分け方: 葉は革質で光沢があり、若い枝では3〜5裂の手のひら型(成木では卵形になる) 葉脈が白〜薄緑色で目立ち、葉面との対比が特徴的 気根(付着根)で壁や岩、樹幹をよじ登る 秋に黄緑色の小花が傘形花序にまとまって咲く ## サカキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/106/ - 学名: Cleyera japonica - 科: ツバキ科 - 属: サカキ属 - 分布: 関東南部以西〜九州・沖縄の暖温帯林 - タグ: 夏開花、常緑、光沢、厚い葉、花弁5枚、高木、山 - 解説: 西日本の暖温帯林に自生する常緑小高木で、神道の神事に欠かせない「榊(さかき)」として古来より神聖視されてきた。 葉は互生し、濃緑色で厚く光沢があり、縁は全縁(鋸歯なし)。葉の裏面はやや淡い緑色。 初夏に白い5弁花を葉腋に1〜3個つけ、秋に直径1cm程度の球形果実が赤から黒紫色に熟す。 - 見分け方: 葉は全縁(鋸歯なし)で濃緑・光沢があり、先端がやや尖る 葉の縁がわずかに波打ち、葉柄は赤みを帯びることが多い 初夏(6〜7月)に白い5弁花が葉腋に下向きに咲く 神社の境内や玉串・お供えに用いられる神聖な木として知られる ## ナンテン - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/107/ - 学名: Nandina domestica - 科: メギ科 - 属: ナンテン属 - 分布: 本州〜九州(庭園・植栽、一部逸出・野生化) - タグ: 夏開花、常緑、小花集合、低木、公園 - 解説: 中国原産の常緑低木で、「難を転ずる」の語呂合わせから縁起木として日本の庭や玄関先に広く植えられる。 葉は大型の2〜3回羽状複葉で、冬に赤く色づく。茎は根元から直立しほとんど分枝しない。 初夏に白い小花を円錐花序に多数つけ、秋から冬にかけて鮮やかな赤い球形果実が実る。 - 見分け方: 茎は細く直立し分枝が少ない、竹のような外観 葉は2〜3回羽状複葉で小葉は披針形、冬に赤〜橙色に紅葉する 赤い球形の果実が房状に垂れ下がる(秋〜冬) 白い小花が円錐花序に密集して咲く(6〜7月) ## モクレン - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/108/ - 学名: Magnolia liliiflora - 科: モクレン科 - 属: モクレン属 - 分布: 全国(植栽) - タグ: 春開花、落葉、高木、公園 - 解説: 中国原産の落葉低木〜小高木。早春に葉より先に紫色〜紅紫色の大きな花を咲かせる。 花弁の外側は紫色、内側は白色で、上を向いて咲く。ハクモクレンと並んで春の庭園を彩る代表的な花木。 庭園・公園に広く植えられ、ハクモクレンとの自然交配種(サラサモクレン)も多い。 - 見分け方: 葉より先に紫色〜紅紫色の花(径8〜10cm)を咲かせる 花弁の外側が紫色・内側が白色(ハクモクレンは全体白色) 花弁は6枚(外側の萼片3枚は小さく緑紫色) ハクモクレンより花が小さく、樹高も低い傾向がある ## オウバイ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/109/ - 学名: Jasminum nudiflorum - 科: モクセイ科 - 属: ソケイ属 - 分布: 全国(植栽・庭園・公園) - タグ: 冬開花、春開花、落葉、低木、公園 - 解説: 中国原産の落葉低木。早春に葉より先に鮮やかな黄色い花を咲かせることから「黄梅」の名がある。 枝は細く緑色でしなやかに弓状に垂れ下がり、対生する三出複葉をつける。 梅に似た黄色い花を厳冬から早春に咲かせ、春の訪れを知らせる花木として庭園に広く植えられる。 - 見分け方: 緑色でアーチ状に垂れ下がる細い枝 葉より先に黄色い花(径2〜3cm)を咲かせる(1〜3月) 花弁は6枚で筒状の基部をもつ 三出複葉(小葉3枚)、葉は対生 ## ミツマタ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/110/ - 学名: Edgeworthia chrysantha - 科: ジンチョウゲ科 - 属: ミツマタ属 - 分布: 本州〜九州(植栽・一部山地に野生化) - タグ: 春開花、落葉、低木、山、公園 - 解説: 中国原産の落葉低木。枝が必ず三叉に分かれることから「三椏」の名がある。 早春に葉より先に、枝先に黄色い花を球状に集めて咲かせる。花には芳香がある。 樹皮の繊維が強靭で、日本銀行券(お札)の原料として古くから利用されてきた重要な植物。 - 見分け方: 枝が必ず3本に分岐する(三叉分枝) 葉より先に黄色い球状の花序をつける(3〜4月) 花は花弁がなく萼片が4裂、外側に絹毛が密生し白く見える 葉は互生で披針形、裏面に絹毛がある ## ミモザ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/111/ - 学名: Acacia dealbata - 科: マメ科 - 属: アカシア属 - 分布: 関東以西(植栽)、暖地では野生化する場合がある - タグ: 春開花、常緑、小花集合、豆、高木、公園 - 解説: オーストラリア原産の常緑高木。早春に鮮やかな黄色い小花を無数に咲かせ、春の花木として人気が高い。 葉は2回羽状複葉で灰緑色、若枝や葉に白い粉(蝋質)をまとうのが特徴。 成長が非常に速く、日当たりのよい庭や公園に植えられる。切り花・フラワーアレンジメントにも広く利用される。 - 見分け方: 葉は2回羽状複葉で灰緑色〜シルバーグリーン 葉や若枝が白い粉(蝋質)をまとう 早春(2〜3月)に黄色い小花が球状に集まり房状に咲く 花には甘い芳香がある ## レンギョウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/112/ - 学名: Forsythia suspensa - 科: モクセイ科 - 属: レンギョウ属 - 分布: 全国(植栽・公園・庭園) - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、低木、公園 - 解説: 中国原産の落葉低木。早春に葉より先に鮮やかな黄色い花を枝いっぱいに咲かせる。 枝は細くしなやかで弓状に垂れ下がり、対生する単葉または三出複葉をつける。 オウバイと並んで春を告げる黄色い花木として公園・庭・生け垣に広く利用される。 - 見分け方: 葉より先に黄色い花(径2.5〜3.5cm)を咲かせる(3〜4月) 花弁は4枚に深く裂け、細長い(オウバイの花弁は6枚) 枝が弓状に垂れ下がり、節で地面につくと発根する 葉は対生で卵形、縁に鋸歯あり ## ヤマブキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/113/ - 学名: Kerria japonica - 科: バラ科 - 属: ヤマブキ属 - 分布: 北海道〜九州(山地・谷沿い・庭園) - タグ: 春開花、落葉、花弁5枚、ギザギザ、低木、山、公園 - 解説: 日本原産の落葉低木。春に鮮やかな黄橙色の花を咲かせ、古くから和歌にも詠まれてきた。 枝は細くしなやかで弓状に広がり、明るい緑色。葉は互生で卵形、縁に重鋸歯がある。 一重咲きの原種のほか、八重咲きの品種(ヤエヤマブキ)も庭園に広く植えられる。 - 見分け方: 鮮やかな黄橙色の花(径3〜5cm)を春(4〜5月)に咲かせる 花弁は5枚(一重)または多数(八重) 枝は緑色で細くしなやか、弓状に広がる 葉は卵形で先が尖り、縁に重鋸歯、表面に皺がある ## アセビ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/114/ - 学名: Pieris japonica - 科: ツツジ科 - 属: アセビ属 - 分布: 本州〜九州(山地・岩場・庭園) - タグ: 春開花、常緑、光沢、厚い葉、ラッパ型、低木、山、公園 - 解説: 日本原産の常緑低木。早春に白い壺形の小花が鈴なりに垂れ下がる姿が美しく、庭園や公園に広く植えられる。 葉・茎・花など全体に有毒成分(アセボトキシン)を含み、馬が食べると酔ったように足がふらつくことから「馬酔木」の字があてられる。 葉は互生し、光沢のある革質の長楕円形。新葉は春に赤みを帯びることが多い。 - 見分け方: 白い壺形の小花が総状花序に鈴なりに垂れ下がる(2〜4月) 葉は光沢のある革質で濃緑色、枝先に集まってつく 新葉が赤〜ピンク色を帯びる(春) 全株有毒(葉・枝を折ると独特の香りがある) ## シキミ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/115/ - 学名: Illicium anisatum - 科: マツブサ科 - 属: シキミ属 - 分布: 本州(関東以西)〜沖縄(山地・寺院・墓地) - タグ: 春開花、常緑、光沢、厚い葉、低木、山、公園 - 解説: 日本・韓国・台湾に分布する常緑小高木。全株に強い毒を含む日本唯一の有毒植物で、果実は猛毒。 仏事に用いられる植物として知られ、寺院や墓地に多く植えられる。独特の芳香がある。 春に淡黄白色の花を咲かせ、星形の集合果をつける。果実は八角(スターアニス)に似るが別種で有毒。 - 見分け方: 葉は光沢ある革質の長楕円形で、独特の強い芳香がある 春(3〜4月)に淡黄白色の花を咲かせる(花被片多数) 果実は星形の集合果(猛毒・絶対に食べない) 寺院・墓地に植えられることが多い ## フクジュソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/116/ - 学名: Adonis ramosa - 科: キンポウゲ科 - 属: フクジュソウ属 - 分布: 北海道〜九州(山地の林縁・斜面・庭園) - タグ: 春開花、冬開花、ギザギザ、草本、山、公園 - 解説: 日本原産の多年草。早春、まだ雪が残る頃に黄金色の花を咲かせることから「元旦草」とも呼ばれる。 花は直径3〜4cmで花弁は20〜30枚と多く、光沢のある鮮やかな黄色。葉より先または同時に花が開く。 全草に強い毒(強心配糖体)を含む有毒植物で、根茎は薬用にも利用される。 - 見分け方: 早春(1〜3月)に黄金色の花を咲かせる 花弁が多数(20〜30枚)で光沢がある 葉は羽状に細かく切れ込み、ニンジンの葉に似る 花托が半球状に盛り上がり、中心部が緑色 ## キブシ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/117/ - 学名: Stachyurus praecox - 科: キブシ科 - 属: キブシ属 - 分布: 北海道南部〜九州(山地・林縁・谷沿い) - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、小花集合、低木、山 - 解説: 日本固有の落葉低木。早春に葉より先に淡黄色の小花を穂状に垂らして咲かせる、山野に普通に見られる植物。 枝は細く赤褐色で光沢があり、長さ5〜10cmの穂状花序が枝全体に垂れ下がる様子が美しい。 雌雄異株で、果実は数珠状に連なった液果。かつては果実を染料として利用した。 - 見分け方: 早春(3〜4月)に葉より先に淡黄色の穂状花序を垂らす 枝は赤褐色で光沢があり、互生する 花は鐘形で小さく(径6〜8mm)、多数が穂に並ぶ 葉は卵形で縁に鋸歯があり、互生する ## シクラメン - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/118/ - 学名: Cyclamen persicum - 科: サクラソウ科 - 属: シクラメン属 - 分布: 全国(栽培・鉢植え・花壇) - タグ: 冬開花、草本、公園 - 解説: 地中海沿岸原産の多年草。秋〜冬に花を咲かせる代表的な室内鉢植え植物で、日本では贈答用としても広く流通する。 花弁が反り返って上向きになる独特の形が特徴で、白・ピンク・赤・紫など豊富な花色がある。 球茎(扁平な塊茎)から葉と花茎を伸ばし、葉にはしばしば白や銀色の模様が入る。 - 見分け方: 花弁が反り返り、上向きに立ち上がる独特の形(10〜3月) 白・ピンク・赤・紫など花色が豊富 葉はハート形でしばしば白〜銀色の模様が入る 地下に扁平な球茎をもつ ## ロウバイ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/119/ - 学名: Chimonanthus praecox - 科: ロウバイ科 - 属: ロウバイ属 - 分布: 全国(植栽・庭園・公園) - タグ: 冬開花、落葉、低木、公園 - 解説: 中国原産の落葉低木。冬(12〜2月)に葉より先に蝋細工のような黄色い花を咲かせ、強い芳香を放つ。 花被片は多数で外側は淡黄色、内側の花被片は暗紫褐色の斑紋をもつ(ソシンロウバイは内側も黄色)。 庭園・公園に広く植えられ、冬の花木として親しまれる。果実は袋状で種子を数個含む。 - 見分け方: 冬(12〜2月)に葉より先に黄色い花を咲かせる 花被片は蝋細工のような半透明の質感 内側の花被片に暗紫褐色の斑紋がある(品種により異なる) 甘く強い芳香がある ## マンサク - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/120/ - 学名: Hamamelis japonica - 科: マンサク科 - 属: マンサク属 - 分布: 本州・四国・九州(山地の林縁・庭園・公園) - タグ: 冬開花、春開花、落葉、ギザギザ、低木、山、公園 - 解説: 日本固有の落葉低木〜小高木。冬の終わり〜早春(2〜3月)に葉より先に細いリボン状の黄色い花を咲かせる。 「まず咲く」が転訛して「マンサク」になったとも言われ、春の訪れを告げる花として親しまれる。 山地の林縁に自生するほか、庭木や公園樹としても広く植えられる。秋の黄葉も美しい。 - 見分け方: 細長いリボン状(長さ1.5〜2cm)の黄色い花弁が4枚(2〜3月) 葉より先に開花し、枝全体に花がつく 葉は卵円形で波状の鋸歯、非対称な基部をもつ 秋に黄色く紅葉する ## ジンチョウゲ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/121/ - 学名: Daphne odora - 科: ジンチョウゲ科 - 属: ジンチョウゲ属 - 分布: 全国(植栽・庭園・公園) - タグ: 冬開花、春開花、常緑、厚い葉、光沢、小花集合、低木、公園 - 解説: 中国原産の常緑低木。早春(2〜3月)に甘く強い香りをもつ花を咲かせ、日本三大香木の一つに数えられる。 花弁に見えるのは萼片で4枚、外側が紅紫色・内側が白色。雌雄異株で日本では雄株がほとんど。 葉は厚くて光沢があり、枝先に密集してつく。全株有毒で、特に果実・樹皮に毒性がある。 - 見分け方: 早春(2〜3月)に強い甘い芳香を放つ 花は萼片4枚、外側が紅紫色・内側が白色 葉は厚くて光沢があり、枝先に集まる 枝先に花が半球状に集まって咲く ## ユキノシタ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/122/ - 学名: Saxifraga stolonifera - 科: ユキノシタ科 - 属: ユキノシタ属 - 分布: 本州〜九州(湿った岩場・石垣・谷沿い・庭園) - タグ: 春開花、夏開花、常緑、草本、山、公園 - 解説: 日本・中国に分布する常緑多年草。湿った岩場・石垣・庭の半日陰に生え、葉の模様と独特の花姿が特徴。 初夏(5〜6月)に白い花を咲かせる。上部2枚の花弁は小さく紅紫色の斑点があり、下部3枚は白く細長い。 丸い葉の表面は暗緑色に白い葉脈が浮き出て美しく、裏面は紅紫色。走出枝で盛んに繁殖する。 - 見分け方: 下部3枚の花弁が細長く垂れ下がる独特の花形(5〜7月) 葉は円形で白い葉脈の模様、裏面は紅紫色 走出枝(ランナー)を伸ばして子株をつける 湿った半日陰の石垣・岩場に生育する ## スズラン - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/123/ - 学名: Convallaria majalis - 科: キジカクシ科 - 属: スズラン属 - 分布: 北海道〜本州中部以北(山地の林床・草地)、全国(植栽) - タグ: 春開花、草本、山、公園 - 解説: 北半球の温帯に広く分布する多年草。春(5月)に白い鐘形の小花を穂状に垂らして咲かせ、甘い芳香を放つ。 葉は幅広の楕円形で2〜3枚が根元から立ち上がり、花茎を包むように生える。秋には赤い球形の果実をつける。 全株に強い毒(強心配糖体コンバラトキシン)を含む有毒植物。園芸植物・香水の原料としても有名。 - 見分け方: 白い鐘形の小花が花茎に沿って下向きに並ぶ(5月) 甘く強い芳香がある 幅広の楕円形の葉が2〜3枚、根元から立つ 秋に赤い球形の果実をつける ## カモミール - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/124/ - 学名: Matricaria chamomilla - 科: キク科 - 属: カミツレ属 - 分布: 全国(植栽・ハーブガーデン・道端に逸出) - タグ: 春開花、夏開花、小花集合、草本、公園、雑草 - 解説: ヨーロッパ原産の一年草。春〜初夏に白い舌状花と黄色い筒状花からなる頭状花をつけ、リンゴに似た甘い香りをもつ。 ハーブティーや化粧品の原料として世界中で利用されるハーブの代表種。日本ではカミツレとも呼ばれる。 葉は羽状に細かく切れ込み、繊細な印象。花托(花床)は中空で円錐形に盛り上がるのが特徴。 - 見分け方: 白い舌状花と黄色い筒状花からなる頭状花(4〜6月) リンゴに似た甘い芳香がある 花托が中空で円錐形に盛り上がる 葉は羽状に細かく切れ込む ## ゼラニウム - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/125/ - 学名: Pelargonium × hortorum - 科: フウロソウ科 - 属: テンジクアオイ属 - 分布: 全国(植栽・鉢植え・花壇) - タグ: 春開花、夏開花、秋開花、花弁5枚、草本、公園 - 解説: 南アフリカ原産のペラルゴニウム属の交配種で、世界中で最もよく栽培される花壇・鉢植え植物の一つ。 春〜秋にかけて赤・ピンク・白・サーモンなど豊富な花色の花を次々と咲かせ、長期間楽しめる。 葉は円形〜腎形でしばしば馬蹄形の暗色の帯模様があり、触ると独特の香りがある。 - 見分け方: 赤・ピンク・白など鮮やかな花が散形花序に集まる(春〜秋) 葉に馬蹄形の暗色の帯模様が入ることが多い 葉や茎を触ると独特の香りがある 茎は多肉質で直立または半這性 ## サクラソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/126/ - 学名: Primula sieboldii - 科: サクラソウ科 - 属: サクラソウ属 - 分布: 北海道〜九州(湿った草地・河川敷・庭園) - タグ: 春開花、草本、山、公園 - 解説: 日本原産の多年草。春(4〜5月)に桜に似た淡紅色〜白色の花を咲かせ、古くから観賞用に親しまれてきた。 埼玉県と大阪府の県(府)の花に指定されており、荒川沿いの自生地は特別天然記念物に指定されている。 葉は卵形でしわがあり、やわらかな質感。秋には地上部が枯れ、地下茎で越冬する。 - 見分け方: 桜に似た5深裂する淡紅色〜白色の花(4〜5月) 花弁の先が2裂してハート形に見える 葉はやわらかく卵形でしわがある 湿った草地・河川敷に群生する ## ユキヤナギ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/127/ - 学名: Spiraea thunbergii - 科: バラ科 - 属: シモツケ属 - 分布: 全国(植栽・庭園・公園・河川沿い) - タグ: 春開花、落葉、花弁5枚、小花集合、ギザギザ、低木、公園 - 解説: 日本・中国原産の落葉低木。早春(3〜4月)に細い枝いっぱいに白い小花を咲かせ、雪が積もったように見えることが名前の由来。 枝は細くしなやかで弓状に垂れ下がり、葉は細い披針形。公園・庭・生け垣として全国に広く植えられる。 秋には葉がオレンジ〜赤色に紅葉し、春とは異なる美しさを見せる。 - 見分け方: 早春(3〜4月)に白い5弁の小花が枝全体に密集して咲く 枝は細くしなやかで弓状に垂れ下がる 葉は細い披針形で縁に細かい鋸歯がある 秋にオレンジ〜赤色に紅葉する ## ドウダンツツジ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/128/ - 学名: Enkianthus perulatus - 科: ツツジ科 - 属: ドウダンツツジ属 - 分布: 本州(静岡・紀伊半島の山地)、全国(植栽) - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、ラッパ型、低木、公園 - 解説: 日本固有の落葉低木。春に白い壺形の小花を枝先に多数垂らして咲かせ、秋の紅葉も非常に美しい。 生け垣・庭木・公園樹として全国に広く植えられ、整形されていることが多い。 秋の紅葉は鮮やかな赤〜橙色で、紅葉樹として最も人気の高い低木の一つ。 - 見分け方: 春(4〜5月)に白い壺形の小花が枝先に垂れ下がる 葉は枝先に集まって互生し、菱形〜倒卵形で縁に細鋸歯 秋に鮮やかな赤〜橙色に紅葉する 生け垣として整形されていることが多い ## アネモネ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/129/ - 学名: Anemone coronaria - 科: キンポウゲ科 - 属: イチリンソウ属 - 分布: 全国(植栽・花壇・切り花) - タグ: 春開花、草本、公園 - 解説: 地中海沿岸原産の球根植物。春に赤・ピンク・白・紫など鮮やかな花を咲かせる代表的な春の花壇植物。 花弁に見えるのは萼片で5〜8枚。中心部の雄しべは黒〜紫色で、花とのコントラストが美しい。 「風の花」とも呼ばれ(ギリシャ語で風を意味する)、切り花としても広く流通する。 - 見分け方: 鮮やかな赤・ピンク・白・紫などの花(3〜5月) 中心部の雄しべが黒〜暗紫色で目立つ 花弁状の萼片が5〜8枚 葉は羽状に深く切れ込む ## レンゲソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/131/ - 学名: Astragalus sinicus - 科: マメ科 - 属: ゲンゲ属 - 分布: 全国の田んぼ・草地(西日本に多い) - タグ: 春開花、草本、豆、小花集合、雑草 - 解説: 中国原産の越年草で、古くから水田の緑肥として栽培されてきた。ゲンゲとも呼ばれる。 春になると田んぼや草地を赤紫色に染める風景は日本の春の原風景として親しまれている。 根粒菌と共生して窒素固定を行い、土壌を肥やす。 - 見分け方: 羽状複葉で7〜11枚の小葉が互生する 赤紫色の蝶形花が茎頂に輪生状に集まる(頭状花序) 茎は地面を這うように伸びる(草丈10〜25cm) 水田・畦道・草地に群生することが多い ## ハナミズキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/133/ - 学名: Cornus florida - 科: ミズキ科 - 属: ミズキ属 - 分布: 全国(植栽) - タグ: 春開花、落葉、高木、街路樹、公園 - 解説: 北アメリカ原産の落葉高木で、1912年に日本からアメリカへ贈ったサクラのお返しとして1915年に渡来した。 春にサクラが散った後、葉が出る前に白やピンクの大きな総苞片が目立つ花を咲かせる。 秋には鮮やかに紅葉し、赤い実もつける。街路樹や庭木として全国に広く植栽されている。 - 見分け方: 白またはピンクの大きな総苞片4枚(花弁に見える部分)の先端が凹んでいる 葉が出る前に開花する(葉と花が同時のヤマボウシと異なる) 総苞片の先端がへこんで切れ込む(ヤマボウシは尖る) 秋に赤い楕円形の実が集まってつく ## ハナカイドウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/132/ - 学名: Malus halliana - 科: バラ科 - 属: リンゴ属 - 分布: 全国(植栽) - タグ: 春開花、落葉、花弁5枚、低木、公園 - 解説: 中国原産の落葉小高木で、春に濃いピンクの花を下向きに咲かせる。日本へは江戸時代に渡来し、庭木・公園樹として広く植栽されている。 花は蕾の時が最も色が濃く、開花するにつれて淡いピンク色になる。 サクラと同時期に開花し、垂れ下がるように咲く花姿が優美で花見の名所にも植えられる。 - 見分け方: 濃いピンク〜淡紅色の5弁花が垂れ下がって咲く 花柄が細長く(2〜4cm)、花が下向きに垂れる 葉は楕円形〜卵形で細かいギザギザ(鋸歯)がある サクラより花色が濃く、花柄が長い ## ネモフィラ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/134/ - 学名: Nemophila menziesii - 科: ハゼリソウ科 - 属: ネモフィラ属 - 分布: 北アメリカ原産(日本全国で植栽) - タグ: 春開花、草本、花弁5枚、公園 - 解説: 北アメリカ原産の一年草で、春に青紫色〜白色の5弁花を咲かせる。日本では公園の花壇や斜面に広く植栽される。 茨城県のひたち海浜公園では丘一面にネモフィラが広がる景観が春の名所として有名で、多くの観光客を集める。 花色はスカイブルーが最も一般的で、花の中央部に白い紋が入る。白花や黒紫色の品種もある。 - 見分け方: 直径2〜3cmの5弁花で、花色は青紫色〜白色、中央部に白い紋がある 茎は細く柔らかく這うように広がり、草丈10〜30cm程度 葉は羽状に深く裂け、柔らかく薄い 花期は3〜5月で、冷涼な気候を好む ## イチリンソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/135/ - 学名: Anemone nikoensis - 科: キンポウゲ科 - 属: イチリンソウ属 - 分布: 北海道〜九州の山地・林縁・谷沿い - タグ: 春開花、草本、花弁5枚、山 - 解説: 春、山地の林縁や谷沿いの湿った場所に生えるキンポウゲ科の多年草。茎の先に白い花を1輪だけつけることが名の由来。 花弁のように見える白い部分は萼片で、5〜6枚ある。同属のニリンソウ(2輪)やサンリンソウ(3輪)と比べて花が大きく目立つ。 葉は深く切れ込む複葉で、茎葉は3枚輪生する。花径は3〜4cmと大きい。 - 見分け方: 茎の先に白い大きな花(径3〜4cm)を1輪だけつける 萼片は5〜6枚で白く、裏面はやや紫みを帯びることがある 茎葉は3枚輪生し、深く羽状に裂ける 山地の林縁・谷沿いの湿った場所に生える(4〜5月) ## ヤマネコノメソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/136/ - 学名: Chrysosplenium japonicum - 科: ユキノシタ科 - 属: ネコノメソウ属 - 分布: 北海道〜九州の山地・沢沿い・谷筋 - タグ: 春開花、草本、小花集合、山 - 解説: 春、山地の沢沿いや谷筋の湿った場所に生えるユキノシタ科の多年草。「猫の目草」の名は、果実が熟すと裂けて中の種子が猫の目のように見えることに由来する。 花弁はなく、黄緑色の萼片4枚が目立つ。花のすぐ下にある苞葉も黄色みを帯びる。 茎は横に這い、先端付近に集まって花を咲かせる。葉は円形〜腎形で鈍い鋸歯がある。 - 見分け方: 花弁がなく、黄緑色の萼片4枚で構成される小花が集まる(3〜5月) 花の周囲の苞葉が黄色〜黄緑色に色づく 葉は円形〜腎形で浅い鋸歯があり、茎に対生 山地の沢沿い・谷筋の湿った林床に生える ## ヒトリシズカ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/137/ - 学名: Chloranthus japonicus - 科: センリョウ科 - 属: チャラン属 - 分布: 北海道〜九州の山地・林内 - タグ: 春開花、草本、山 - 解説: 春、山地の林内や林縁に生えるセンリョウ科の多年草。白い糸状の雄しべが集まった穂状の花が1本だけ立ち上がり、「一人静」の名はその楚々とした姿に由来する。 花弁も萼もなく、長い白い雄しべのみで構成される独特な花をもつ。葉は茎の上部に4枚輪生状につき、光沢がある。 義経の愛妾・静御前の舞姿にたとえられ、フタリシズカ(2本の穂)と対で知られる。 - 見分け方: 白い糸状の雄しべが集まった穂を1本だけ直立させる(4〜5月) 花弁・萼がなく雄しべのみからなる花穂 葉は茎頂に4枚が輪生状につき、鋸歯があり光沢がある 山地の落葉樹林内の湿った林床に群生する ## マムシグサ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/138/ - 学名: Arisaema serratum - 科: サトイモ科 - 属: テンナンショウ属 - 分布: 北海道〜九州の山地・林内・林縁 - タグ: 春開花、草本、山 - 解説: 春〜初夏、山地の林内や林縁に生えるサトイモ科の多年草。緑色〜暗紫色の仏炎苞(ぶつえんほう)が肉穂花序を筒状に包む独特な花姿をもつ。 茎の模様がマムシの体表に似ることが名の由来。秋には肉穂花序がトウモロコシ状の赤い果実の集合体になる。 全草に強い毒性(シュウ酸カルシウムなど)があり、誤食すると激しい口内炎を起こす。 - 見分け方: 緑〜暗紫色の仏炎苞が筒状に花穂を覆い、先端が前方に垂れる(4〜6月) 茎にマムシ模様(紫褐色の斑点・縞)がある 葉は鳥足状複葉で小葉が広がる 秋に赤い実が房状に集まる ## クリンソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/139/ - 学名: Primula japonica - 科: サクラソウ科 - 属: サクラソウ属 - 分布: 北海道〜九州の山地・渓流沿い・湿地 - タグ: 春開花、夏開花、草本、山 - 解説: 春〜初夏、山地の渓流沿いや湿った草地に生えるサクラソウ科の多年草。紅紫色の花が茎に数段輪生する姿が仏塔の九輪(くりん)に見えることが名の由来。 日本固有種で、1段に5〜10個の花が輪状につき、これが2〜6段重なる。花色は濃い紅紫色が基本で、白花品種もある。 湿潤な環境を好み、谷筋や湿地周辺に群落を形成する。 - 見分け方: 紅紫色の花が茎に2〜6段の輪生状につく(5〜7月) 各段に5〜10輪の花がつき、仏塔の九輪に似る 葉は根元から出る大きなロゼット状で鋸歯がある 山地の渓流沿い・湿った草地に群生する ## ミズバショウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/140/ - 学名: Lysichiton camtschatcensis - 科: サトイモ科 - 属: ミズバショウ属 - 分布: 北海道〜本州中部の湿原・湿地・沼縁 - タグ: 春開花、草本、山 - 解説: 春、雪解け直後の湿地や湿原に白い仏炎苞を立ち上げるサトイモ科の多年草。白い仏炎苞の中に淡黄色の肉穂花序がある。 尾瀬や日光などの高層湿原の代表植物として広く知られる。花後に葉が大きく成長し、バショウに似た大型の葉になる。 和名の「水芭蕉」は水辺に生えてバショウに似た葉をつけることに由来する。 - 見分け方: 白い仏炎苞(さじ形)の中に淡黄色の棒状の肉穂花序がある(4〜5月) 雪解け直後〜春に湿原・湿地で開花する 花後に大きなバナナ状の葉が伸びる(長さ50〜100cm) 湿原・湿地・沼縁など水辺に群生する ## ギンリョウソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/141/ - 学名: Monotropastrum humile - 科: ツツジ科 - 属: ギンリョウソウ属 - 分布: 北海道〜九州の山地・暗い林床 - タグ: 春開花、夏開花、草本、山 - 解説: 春〜夏、山地の暗い林床に生えるツツジ科の多年草。葉緑素をもたない腐生植物(菌従属栄養植物)で、全体が白〜半透明で幽霊のように見える。 光合成を行わず、菌根菌を介して樹木から栄養を得る。葉は白い鱗片状に退化し、茎は地上に15〜20cm伸びて先端に1輪の花をつける。 別名「ユウレイタケ」とも呼ばれるが、植物であってキノコではない。 - 見分け方: 全体が白〜半透明で葉緑素がない(葉は鱗片状) 茎の先端に1つの花を下向きにつける(5〜8月) 暗い林床の落ち葉や腐植土に生える 群生することが多く、地面からまとめて生える ## サワラ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/142/ - 学名: Chamaecyparis pisifera - 科: ヒノキ科 - 属: ヒノキ属 - 分布: 本州〜九州の山地(湿潤地) - タグ: 常緑、針葉、松ぼっくり、高木、山 - 解説: 日本固有の常緑針葉樹。山地の湿地や渓流沿いなど、やや湿潤な場所を好んで生育する。 葉は鱗片状で先端がやや尖り、裏面にX字型の白い気孔帯がある点でヒノキと区別できる。 建築材・工芸材として古くから利用されており、木曽五木の一つにも数えられる。 - 見分け方: 葉の裏にX字型の白い模様(ヒノキはY字型) 葉の先端がやや鋭く尖る(ヒノキより先端が鋭い) 球果は小さく直径約6mmの球形 樹皮は赤褐色で縦に細く裂ける ## ヤマモモ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/144/ - 学名: Morella rubra - 科: ヤマモモ科 - 属: ヤマモモ属 - 分布: 本州(関東以西)〜九州・沖縄の暖温帯 - タグ: 夏開花、常緑、光沢、高木、街路樹、公園、山 - 解説: 暖地の山野に自生する常緑高木。初夏に赤く熟す球状の実が特徴。 実は表面に小さな突起が密集したいちご状で、甘酸っぱく生食のほか果実酒・ジャムにも使われる。 街路樹・公園樹として西日本を中心に広く植栽されており、高知県・徳島県の県の木に指定されている。 - 見分け方: 常緑で細長い革質の葉、先端がやや鈍く縁はほぼ全縁 6〜7月頃に径1〜1.5cmの赤い球形の実が枝に直接つく 樹皮は灰白色でなめらか、老木になると縦に浅く裂ける 雌雄異株で、実がなるのは雌株のみ ## マテバシイ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/143/ - 学名: Lithocarpus edulis - 科: ブナ科 - 属: マテバシイ属 - 分布: 房総半島・伊豆半島以西〜九州・沖縄の海岸近く - タグ: 常緑、光沢、どんぐり、高木、街路樹、山 - 解説: 暖地の海岸沿いに多い常緑高木。どんぐりが食べられる数少ない樹木のひとつ。 葉は厚くて光沢があり、ほぼ全縁。スダジイのどんぐりと異なり、アク(タンニン)が少なく炒るだけで食べられる。 公園や街路樹にも広く植えられており、都市でも見かける機会が多い。 - 見分け方: 常緑で厚みのある葉、表面に強い光沢、ほぼ全縁(鋸歯なし) どんぐりは細長い楕円形(長さ2〜3cm)で帽子(殻斗)が浅い 樹皮は灰白色〜暗灰色で縦に不規則に裂ける スダジイに似るが、葉の裏が金色にならず緑色のまま ## セイヨウツゲ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/145/ - 学名: Buxus sempervirens - 科: ツゲ科 - 属: ツゲ属 - 分布: ヨーロッパ〜西アジア原産。日本各地で植栽 - タグ: 春開花、常緑、光沢、低木、街路樹、公園 - 解説: ヨーロッパ〜西アジア原産の常緑低木。刈り込みに強く、生垣・トピアリー・庭木として世界中で利用される。 小さな楕円形の葉が密に対生し、枝がよく分岐する。刈り込んでも萌芽力が高く、形を保ちやすい。 日本でも公園や住宅の生垣に広く植えられており、身近な常緑低木のひとつ。 - 見分け方: 常緑で小さな楕円形の葉(長さ1〜3cm)が密に対生し、葉に光沢がある 枝を折ると独特の強い香りがする 春に小さな黄緑色の花が葉腋に密集して咲く(花弁なし) 刈り込まれていない場合は樹高2〜5mほどになる ## アベリア - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/146/ - 学名: Abelia × grandiflora - 科: スイカズラ科 - 属: アベリア属 - 分布: 中国原産の交配種。日本各地で広く植栽 - タグ: 夏開花、秋開花、常緑、ギザギザ、ラッパ型、低木、街路樹、公園 - 解説: 中国原産の2種を交配して作られた園芸種の常緑低木。初夏から秋まで長期間、小さなラッパ状の白〜淡ピンク色の花を咲かせる。 萌芽力が強く刈り込みに耐えるため、道路沿いの生垣や公園の縁取りに非常に広く使われる。 花には甘い香りがあり、チョウやハチなど多くの昆虫を引き寄せる。 - 見分け方: 常緑で小さな卵形の葉(長さ2〜3cm)が対生し、縁に浅い鋸歯がある 初夏〜晩秋に長さ約2cmの筒状〜漏斗状の白〜淡ピンク色の花を多数つける 花後も萼片(がくへん)が赤みを帯びて残り、紅葉した葉と合わさって秋も観賞価値がある 道路の中央分離帯・歩道の植え込みに多用されており、都市で最もよく見る低木のひとつ ## イヌマキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/147/ - 学名: Podocarpus macrophyllus - 科: マキ科 - 属: マキ属 - 分布: 関東以西・四国・九州・沖縄の暖地。中国・台湾にも分布 - タグ: 常緑、針葉、光沢、高木、街路樹、公園 - 解説: 関東以西の暖地に自生する常緑高木で、高さ20mに達することもある。 葉は長さ6〜12cmの線形〜披針形で表面に光沢があり、らせん状に枝に密着する。 雌株には秋に赤紫色の肉質花托と緑〜紫色の種子がつき、赤い部分は食べられるが種子は有毒。 - 見分け方: 幅広の線形葉が枝に密生し、表面は濃緑色で光沢が強い 裏面に明確な中肋(主脈)が1本あり、ほかの脈はほぼ見えない 秋に赤紫色の花托(「赤い玉」)と緑〜紫の種子がセットでつく独特の果実 樹皮は灰褐色で縦に浅く裂け、短冊状に剥がれる ## クロガネモチ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/148/ - 学名: Ilex rotunda - 科: モチノキ科 - 属: モチノキ属 - 分布: 関東以西・四国・九州・沖縄の暖地。中国・台湾・朝鮮半島南部にも分布 - タグ: 常緑、光沢、厚い葉、高木、街路樹、公園 - 解説: 関東以西の暖地に自生する常緑高木で、高さ10〜20mになる。 葉は長さ5〜9cmの卵形〜楕円形で全縁、表面は濃緑色で光沢がある。 秋〜冬に鮮やかな赤い小球形の実を枝いっぱいにつけ、正月飾りや縁起木として庭や街路に広く植えられる。 - 見分け方: 卵形〜楕円形の葉が互生し、全縁(ギザギザなし)で表面に強い光沢がある 葉柄・新芽・若い枝が紫褐色〜黒みを帯びる(「クロガネ=鉄」の名の由来) 冬に直径5〜7mmの赤い球形の実が枝に鈴なりになる 雌雄異株で、実をつけるのは雌株のみ ## モミ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/149/ - 学名: Abies firma - 科: マツ科 - 属: モミ属 - 分布: 本州(宮城県以南)・四国・九州の山地 - タグ: 常緑、針葉、松ぼっくり、高木、山、公園 - 解説: 本州・四国・九州に自生する常緑針葉樹で、高さ40mに達する大木になる。 葉は長さ2〜3cmの扁平な線形で、先端が2裂して尖らず、裏面に2本の白い気孔帯がある。 クリスマスツリーのモデルとしても知られ、神社の御神木や社叢に大木が残ることが多い。 - 見分け方: 扁平な線形の葉が枝の左右に広がって2列に並び、先端が2つに割れてやや鈍頭になる 葉の裏面に2本の白っぽい気孔帯(白線)がはっきりと見える 球果(松ぼっくり)は長さ8〜15cmの円柱形で直立してつき、熟すと鱗片がばらけて芯だけ残る 樹皮は暗灰色で老木になると不規則に割れる ## キンモクセイ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/150/ - 学名: Osmanthus fragrans var. aurantiacus - 科: モクセイ科 - 属: モクセイ属 - 分布: 中国南部原産。日本全国で植栽(関東以西で野外でも越冬) - タグ: 秋開花、常緑、光沢、小花集合、低木、街路樹、公園 - 解説: 中国原産の常緑低木〜小高木で、日本では庭木・街路樹として全国に広く植えられる。 秋(9〜10月)に直径5mmほどのオレンジ色の小花を枝いっぱいに密集して咲かせ、甘く強い芳香を遠くまで漂わせる。 日本に流通するキンモクセイはほぼすべて雄株のクローンで、実をつけないことが多い。 - 見分け方: 葉は長さ7〜12cmの楕円形〜長楕円形で対生し、縁に浅い鋸歯があるか全縁に近い 秋に葉腋から束状に咲くオレンジ色の4弁小花と、遠くまで届く甘い芳香が最大の特徴 白い花を咲かせるギンモクセイと同種の変種で、花色でほぼ判別できる 葉の表面は濃緑色で光沢があり、裏面は淡緑色 ## アオキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/151/ - 学名: Aucuba japonica - 科: ガリア科 - 属: アオキ属 - 分布: 北海道南部〜九州・沖縄。朝鮮半島・中国にも分布。日本固有変種が多い - タグ: 常緑、光沢、ギザギザ、厚い葉、低木、山、公園 - 解説: 日本・朝鮮半島原産の常緑低木で、高さ1〜3m。林内の日陰でも旺盛に育つ耐陰性の強い庭木。 葉は長さ8〜20cmの楕円形〜広楕円形で対生し、表面は濃緑色で強い光沢があり、縁に粗い鋸歯がある。 雌雄異株で、雌株は冬〜春にかけて光沢のある鮮やかな赤い楕円形の実をつけ、観賞価値が高い。 - 見分け方: 大きな楕円形の葉が対生し、表面は濃緑色で光沢が非常に強く、縁に粗いギザギザがある 葉に黄白色の斑が入る「フクリンアオキ」などの斑入り品種が庭木として広く流通する 冬に枝先に直径1〜1.5cmの楕円形の赤い実が鈴なりになる(雌株のみ) 茎・葉柄が緑色で木質化が遅く、全体的に青々とした印象(「アオキ=青木」の由来) ## オオムラサキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/152/ - 学名: Rhododendron scabrum 'Oomurasaki' - 科: ツツジ科 - 属: ツツジ属 - 分布: 日本全国で広く植栽(原種は奄美〜琉球の山地に自生) - タグ: 春開花、常緑、低木、街路樹、公園 - 解説: 日本で最も広く植えられるツツジの園芸品種で、公園・街路・庭の生垣として全国に見られる。 春(4〜5月)に直径5〜7cmの大きな紫紅色の花を株いっぱいに咲かせ、花弁に濃い斑点が入る。 半常緑〜常緑の低木で、刈り込みに強く丈夫なため、公共緑地の植栽に最もよく使われる品種。 - 見分け方: 花は直径5〜7cmの大輪で鮮やかな紫紅色(赤紫色)、花弁上部に濃い斑点が入る 葉は長さ2〜4cmの楕円形で、表面に硬い毛がありざらつく感触がある 開花期は4月下旬〜5月で、ヒラドツツジと並んで街路植栽に多い 花後も葉が残る半常緑性で、冬も葉が落ちにくい ## サツキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/153/ - 学名: Rhododendron indicum - 科: ツツジ科 - 属: ツツジ属 - 分布: 本州(静岡・愛知以西)・四国・九州の渓谷の岩場。栽培品は全国に分布 - タグ: 夏開花、常緑、低木、公園 - 解説: 九州・四国・本州中南部の渓谷の岩場に自生する常緑低木で、江戸時代から盆栽・庭木として栽培されてきた。 オオムラサキより約1ヶ月遅い初夏(5月下旬〜6月)に開花するのが最大の特徴で、花がほぼ同時に咲き揃う。 葉はオオムラサキより小さく細長く、硬い毛が多く、縁に浅い鋸歯がある。 - 見分け方: 花期は5月下旬〜6月(オオムラサキより1ヶ月遅く、梅雨入り前後に咲く) 花は直径3〜5cmでオオムラサキより小輪、色は赤〜濃桃色で花弁に斑点が入る 葉は長さ1.5〜3cmと小さく細長い楕円形で、葉の縁と表面に硬い赤褐色の毛が多い 盆栽に多用され、岩石園・石組みの植栽でも好まれる小型の低木 ## マンリョウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/154/ - 学名: Ardisia crenata - 科: サクラソウ科 - 属: ヤブコウジ属 - 分布: 関東以西・四国・九州・沖縄の林床。中国・東南アジア・インドにも分布 - タグ: 夏開花、常緑、光沢、ギザギザ、低木、山、公園 - 解説: 関東以西の暖地の林床に自生する常緑低木で、高さ30〜100cm程度。 冬に枝先の葉の下に直径6〜8mmの鮮やかな赤い球形の実を多数つけ、正月の縁起木として古くから親しまれる。 名前の「万両」は実の多さと豊かさを表し、センリョウ(千両)・ヒャクリョウ(百両)より格上とされる。 - 見分け方: 葉は長さ7〜15cmの楕円形で互生し、縁に波状のギザギザ(細鋸歯)があり表面に光沢がある 実は葉の下(枝先の葉腋より下)にぶら下がるように多数つく(センリョウは葉の上につく) 実は直径6〜8mmの球形で冬に赤く熟し、翌春まで残る 樹高はセンリョウより高く30〜100cm、茎は直立してあまり分枝しない ## エゴノキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/155/ - 学名: Styrax japonica - 科: エゴノキ科 - 属: エゴノキ属 - 分布: 北海道〜九州・沖縄の山野。中国・朝鮮半島・フィリピンにも分布 - タグ: 春開花、夏開花、落葉、花弁5枚、高木、山、公園 - 解説: 北海道〜九州の山野に広く自生する落葉小高木で、高さ5〜10m。 初夏(5〜6月)に白い5弁の釣り鐘形の花を枝いっぱいに垂れ下げて咲かせ、清楚な美しさで人気の庭木。 果実は径1cmほどの球形の核果で、果肉にエゴサポニンという有毒物質を含み、かつて魚を麻痺させる「毒流し漁」に使われた。 - 見分け方: 初夏に白い5弁の花が枝から下向きに垂れ下がって多数咲き、芳香がある 葉は長さ4〜9cmの楕円形〜倒卵形で互生し、縁に細かい鋸歯がある 秋に灰白色の球形の果実がぶら下がり、先端が尖ったまま残る 樹皮は灰褐色で縦に浅い縦溝があり滑らか ## エノキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/156/ - 学名: Celtis sinensis - 科: アサ科 - 属: エノキ属 - 分布: 北海道〜九州・沖縄。中国・朝鮮半島・台湾にも分布 - タグ: 落葉、ギザギザ、高木、山、公園 - 解説: 北海道〜九州の山野・社寺・農村の屋敷林などに広く生える落葉高木で、高さ20〜25mになる。 葉は表面がザラザラしており、基部が左右非対称の卵形〜広卵形で、先端側の半分に鋸歯がある。 秋に直径5〜7mmの赤橙色〜黒紫色に熟す球形の核果をつけ、甘く食べられる。オオムラサキ蝶の食草として有名。 - 見分け方: 葉は卵形で基部が左右非対称、表面がザラザラして硬い感触がある 葉の縁の鋸歯は葉の先端寄り半分のみにあり、基部近くは全縁 秋に橙赤色〜黒紫色の小さな球形の実をつける 大木になり、根元近くに板根状の凸凹が発達することがある ## ナツツバキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/157/ - 学名: Stewartia pseudocamellia - 科: ツバキ科 - 属: ナツツバキ属 - 分布: 本州(福島以南)・四国・九州の山地。中国・朝鮮半島にも分布 - タグ: 夏開花、落葉、花弁5枚、高木、山、公園 - 解説: 本州・四国・九州の山地に自生する落葉高木で、高さ10〜20m。別名「シャラノキ」。 夏(6〜7月)にツバキに似た直径5〜6cmの白い5弁花を1日で散らせる一日花で、花弁の縁がやや波打つ。 樹皮がオレンジ色を帯びた灰褐色のまだら模様に薄く剥がれる美しい幹が特徴で、庭木としても人気。 - 見分け方: 夏に白い5弁のツバキ似の花(直径5〜6cm)を1日花として咲かせる 樹皮がオレンジ灰色のまだら模様に薄く剥がれ、美しい幹肌が目立つ 葉は長さ5〜9cmの楕円形で互生し、縁に細鋸歯、秋に赤く紅葉する 果実は木質の卵形の蒴果で5裂して種子を出す ## サルスベリ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/158/ - 学名: Lagerstroemia indica - 科: ミソハギ科 - 属: サルスベリ属 - 分布: 中国南部原産。日本全国で広く植栽 - タグ: 夏開花、秋開花、落葉、小花集合、高木、街路樹、公園 - 解説: 中国南部原産の落葉小高木で、高さ5〜10m。江戸時代に渡来し、夏の公園・街路に広く植えられる。 夏〜秋(7〜10月)の長期間にわたって、縮れた花弁をもつ赤・ピンク・白・紫の花を繰り返し咲かせ「百日紅」とも呼ばれる。 樹皮が非常に滑らかでサルも滑るという意味が名前の由来で、灰褐色の樹皮が薄く剥がれて白っぽい滑らかな幹肌が現れる。 - 見分け方: 夏〜秋の長期間、縮れた(ちりめん状)花弁6枚の花を多数咲かせる 樹皮が非常に滑らかで灰白色〜淡褐色のまだら状、老木でも幹がつるつる 葉は長さ3〜7cmの楕円形で対生〜互生、全縁で表面に光沢がある 秋に木質の球形の蒴果をつけ、果皮が6裂して翼のある種子を飛ばす ## マユミ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/159/ - 学名: Euonymus hamiltonianus - 科: ニシキギ科 - 属: ニシキギ属 - 分布: 北海道〜九州・沖縄の山地林縁。中国・朝鮮半島・ヒマラヤにも分布 - タグ: 落葉、低木、山、公園 - 解説: 北海道〜九州の山地に広く自生する落葉低木〜小高木で、高さ2〜8m。 秋に4裂した淡紅色〜赤色の果実が開いて、橙赤色の仮種皮に包まれた白い種子が現れる姿が美しく、庭木として人気。 弓矢の弓の材料に使われたことが名前の由来で、木材は硬く緻密で細工物・将棋の駒にも利用される。 - 見分け方: 秋に4裂した淡紅色の果実が開き、橙赤色の仮種皮をもつ白い種子が現れる独特の実 葉は長さ5〜15cmの楕円形で対生し、縁に細かい鋸歯がある 春〜初夏に直径8mmほどの黄緑色の小花を咲かせる(目立たない) 秋は葉が黄〜橙色に紅葉し、実との組み合わせが美しい ## リョウブ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/160/ - 学名: Clethra barbinervis - 科: リョウブ科 - 属: リョウブ属 - 分布: 北海道〜九州・沖縄の山地。中国・朝鮮半島・日本固有変種が多い - タグ: 夏開花、落葉、小花集合、高木、山 - 解説: 北海道〜九州の山地に広く自生する落葉小高木で、高さ5〜10m。 夏(7〜8月)に枝先に長さ10〜20cmの白い穂状花序を直立させ、甘い香りのする小花を多数咲かせる。 樹皮が茶褐色に薄く剥がれてまだら模様になり、幹肌が美しい。かつて若葉を食用(飢饉食)にしたことから「食いしん坊の木」とも。 - 見分け方: 夏に枝先に長い穂状花序を立て、白い小花を密に咲かせ甘い香りがある 葉は長さ6〜15cmの倒卵形〜楕円形で互生し、縁に鋸歯があり秋に黄葉する 樹皮が薄片状に剥がれて赤褐色・灰色のまだら模様になる 秋に小さな球形の蒴果が穂状に並ぶ ## ノリウツギ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/161/ - 学名: Hydrangea paniculata - 科: アジサイ科 - 属: アジサイ属 - 分布: 北海道〜九州の山地・丘陵。中国・朝鮮半島・サハリンにも分布 - タグ: 夏開花、秋開花、落葉、小花集合、低木、山、公園 - 解説: 北海道〜九州の山地〜丘陵に広く自生する落葉低木〜小高木で、高さ2〜5m。 夏〜秋(7〜9月)に枝先に大きな円錐形の花序をつけ、白い装飾花と小さな両性花が混在して咲く。 樹皮の内皮に粘液があり、和紙の紙すき工程で「糊(ノリ)」として使われたことが名前の由来。 - 見分け方: 花序が円錐形(パニクル型)で、ガクアジサイの丸い花序と明確に区別できる 花は白色で、開花が進むにつれ淡ピンク色に変わる装飾花が目立つ 葉は長さ5〜12cmの卵形で対生〜3輪生し、縁に細かい鋸歯がある 枝は中実(髄が詰まっている)で、ウツギ類の中空とは異なる ## ムクゲ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/162/ - 学名: Hibiscus syriacus - 科: アオイ科 - 属: フヨウ属 - 分布: 中国・インド・シリア原産。日本全国で広く植栽 - タグ: 夏開花、秋開花、落葉、ラッパ型、低木、街路樹、公園 - 解説: 中国・インド原産の落葉低木〜小高木で、高さ2〜4m。日本には平安時代に渡来し、庭木・生垣として広く植えられる。 夏〜秋(7〜10月)の長期間にわたって直径5〜10cmの一日花を次々と咲かせ、色は白・ピンク・紫・赤など多彩。 韓国の国花で「無窮花(ムグンファ)」と呼ばれ、朝鮮半島では特に広く親しまれる。 - 見分け方: 花は直径5〜10cmのラッパ形〜平開き、花弁5枚で中心が赤紫色に染まる(一日花) 葉は長さ4〜8cmの菱状卵形で3裂し、縁に粗い鋸歯がある 雄しべが合着して筒状になり(フヨウ属特有の雄しべ筒)、花柱が突き出る 果実は楕円形の蒴果で、秋に5裂して綿毛のある種子を散布する ## エンレイソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/163/ - 学名: Trillium smallii - 科: シュロソウ科 - 属: エンレイソウ属 - 分布: 北海道〜九州の落葉広葉樹林の林床 - タグ: 春開花、草本、山 - 解説: 春に落葉広葉樹林の林床に咲く多年草。3枚の大きな葉と3枚の暗紫褐色の花弁が印象的。 名前は「延齢草」と書き、薬用に用いられたことに由来する。 スプリング・エフェメラルの一種で、夏には地上部が枯れる。 - 見分け方: 大きな3枚の葉が輪生し、中央から花茎が出る 花弁は3枚で暗紫褐色(稀に緑色) 萼片も3枚で緑色、花弁と交互につく 落葉広葉樹林の林床に生育、4〜6月開花 ## サンカヨウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/164/ - 学名: Diphylleia grayi - 科: メギ科 - 属: サンカヨウ属 - 分布: 北海道・本州(中部以北)の亜高山帯 - タグ: 春開花、草本、山 - 解説: 初夏に亜高山帯の湿った林縁や沢沿いに咲く多年草。白い6弁花を数輪咲かせる。 雨に濡れると花弁が透明になるという幻想的な性質で知られる。 果実は藍色の液果で秋に熟し、葉は大きな掌状で独特の存在感がある。 - 見分け方: 大きな掌状の葉を2枚つけ、その間から花茎が出る 白い6弁花で、雨に濡れると透き通るように透明になる 果実は藍色〜黒紫色の液果 亜高山帯の湿った林縁・沢沿いに生育、5〜7月開花 ## ヤマエンゴサク - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/165/ - 学名: Corydalis lineariloba - 科: ケシ科 - 属: キケマン属 - 分布: 北海道〜九州の山地林床 - タグ: 春開花、草本、山 - 解説: 春に落葉広葉樹林の林床に咲く多年草。距(きょ)のある紫〜紅紫色の筒状花が特徴。 スプリング・エフェメラルの一種で、葉は羽状に深く裂ける。 ニリンソウやカタクリと同じ時期に林床に咲き、群生することが多い。 - 見分け方: 紫〜紅紫色の筒状花で先端が唇形、後方に距(とがった突起)がある 葉は羽状または掌状に深く切れ込む 林床に群生し、3〜5月に開花 夏には地上部が消えるスプリングエフェメラル ## シラネアオイ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/166/ - 学名: Glaucidium palmatum - 科: キンポウゲ科 - 属: シラネアオイ属 - 分布: 北海道・本州(中部以北)の亜高山帯〜高山帯 - タグ: 春開花、草本、山 - 解説: 日本固有の1属1種の多年草。亜高山帯〜高山帯の林縁に咲き、「高山植物の女王」とも呼ばれる。 淡紫〜紫色の大きな花が美しく、花弁に見えるのは実は萼片(4枚)。 葉は手のひら状に深く裂けるアオイ(葵)に似た形で、白根山(日光)で初めて記録されたことが名の由来。 - 見分け方: 淡紫〜紫色の大きな花(直径5〜8cm)で萼片が4枚、花弁はない 葉は掌状に7〜11裂し、縁に不規則な鋸歯がある 亜高山帯〜高山帯の林縁・草地に生育 5〜7月開花 ## イカリソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/167/ - 学名: Epimedium grandiflorum - 科: メギ科 - 属: イカリソウ属 - 分布: 北海道〜九州の山地林縁・林床 - タグ: 春開花、草本、山 - 解説: 春に山地の林縁や林床に咲く多年草。花の形が船の錨(いかり)に似ることが名前の由来。 距(きょ)の長い独特の形の花で、白・淡紫・紫・黄色など色彩が豊富。 葉は複葉で、ハート形の小葉に縁のトゲが特徴的。強壮薬として利用されてきた歴史がある。 - 見分け方: 花弁4枚+萼片8枚で、外側に長い距が4本突き出す(錨形) 葉は2〜3回3出複葉、小葉はハート形で縁に刺状の鋸歯 春(4〜5月)に林床・林縁で開花 花色は白・淡紫・紫・黄など変異が多い ## モモ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/169/ - 学名: Prunus persica - 科: バラ科 - 属: スモモ属 - 分布: 全国(果樹として栽培)、原産は中国 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、花弁5枚、高木、公園 - 解説: 春に葉より先に淡いピンク〜濃いピンクの花を咲かせる落葉小高木。果樹として広く栽培される。 葉は細長い披針形でギザギザ(鋸歯)があり、葉柄に蜜腺をもつ。 夏に大きな核果(もも)を実らせる。果皮に産毛があり、甘い香りをもつ。 - 見分け方: 花は葉より先に咲き、淡〜濃いピンクの5弁花(3〜4月) 葉は細長い披針形で鋸歯あり、葉柄に小さな蜜腺がある 果実は大きな核果で表面に産毛がある 樹皮に横縞の皮目がある(サクラ類と共通) ## リンゴ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/170/ - 学名: Malus domestica - 科: バラ科 - 属: リンゴ属 - 分布: 全国(果樹として栽培)、特に青森・長野など冷涼地 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、花弁5枚、高木、公園 - 解説: 春に白〜淡いピンクの花を咲かせる落葉小高木。秋に赤や黄色の大きな果実をつける果樹。 葉は卵形〜楕円形でギザギザ(鋸歯)があり、表面に細かな毛がある。 果実はりんごと呼ばれる偽果(花托が発達したもの)で、梨状果の典型例。 - 見分け方: 花は白〜淡いピンクの5弁花が散房花序に集まる(4〜5月) 葉は卵形〜楕円形で鋸歯あり、裏面に白い毛がある 秋に赤〜黄色の大きな梨状果(直径5〜10cm)をつける 果頂部にガクが残る(ナシと同様の特徴) ## ビワ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/171/ - 学名: Eriobotrya japonica - 科: バラ科 - 属: ビワ属 - 分布: 本州〜沖縄(暖地に植栽)、原産は中国南部 - タグ: 冬開花、常緑、ギザギザ、厚い葉、光沢、花弁5枚、高木、公園 - 解説: 常緑の小高木で、秋〜冬に白い小花を咲かせ、初夏に橙黄色の果実を実らせる。 葉は大きくて厚く、裏面に褐色の綿毛が密生する。葉に鋸歯がある。 果実は食用になるほか、葉は古くから生薬(枇杷葉)として利用されてきた。 - 見分け方: 大きな革質の葉(長さ15〜30cm)で裏面に褐色の毛が密生する 冬(11〜2月)に白い小花が集まった円錐花序を出す(バラ科では珍しい冬開花) 初夏(5〜6月)に橙黄色の楕円形の核果をつける 常緑で葉が厚く光沢がある ## チゴユリ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/168/ - 学名: Disporum smilacinum - 科: キジカクシ科 - 属: チゴユリ属 - 分布: 北海道〜九州の山地林床 - タグ: 春開花、草本、山 - 解説: 春に山地の林床に咲く多年草。小さなユリに似た白い花が可憐で、「稚児のように小さいユリ」が名の由来。 茎は上部で分岐し、先端に1〜2輪の白い筒状の花をつける。 秋に黒い液果をつける。 - 見分け方: 白い筒状の花が茎の先端に1〜2輪、やや下向きに咲く(長さ1〜1.5cm) 葉は広卵形〜楕円形で互生し、平行脈が目立つ 茎の上部が分岐し先端に花をつける 山地の落葉樹林床に生育、4〜6月開花 ## ハマナス - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/172/ - 学名: Rosa rugosa - 科: バラ科 - 属: バラ属 - 分布: 北海道〜本州北部の海岸砂地、東北・北海道に多い - タグ: 夏開花、落葉、ギザギザ、花弁5枚、低木、山 - 解説: 海岸の砂地に生える落葉低木。初夏に濃いピンクの大きな花を咲かせ、甘い香りを放つ。 葉は羽状複葉で小葉は7〜9枚、表面に皺がありやや光沢がある。茎に鋭いとげが密生する。 秋に赤い果実(ローズヒップ)をつけ、ビタミンCが豊富で食用になる。 - 見分け方: 濃いピンクの大輪5弁花(直径6〜8cm)が5〜8月に咲く 羽状複葉で小葉に皺がある(バラ属の中でも特徴的) 茎全体に鋭いとげと軟毛が密生する 秋に直径2〜3cmの赤い球形果実(ローズヒップ)をつける ## アンズ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/173/ - 学名: Prunus armeniaca - 科: バラ科 - 属: スモモ属 - 分布: 全国(果樹として栽培)、特に長野・青森など冷涼地、原産は中央アジア - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、花弁5枚、高木、公園 - 解説: 早春に葉より先に淡いピンク〜白の花を咲かせる落葉小高木。ウメとモモの中間的な性質をもつ。 葉は広卵形でやや円みがあり、鋸歯がある。葉柄に蜜腺をもつ。 夏に橙黄色の核果をつける。甘酸っぱい香りがあり、生食・ジャム・乾燥果(あんず)に利用される。 - 見分け方: 花は葉より先に淡いピンク〜白の5弁花が咲く(3〜4月、ウメより少し後) 葉は広卵形〜円形で先端が急に尖り、鋸歯がある 果実は橙黄色の核果(直径3〜5cm)で表面に産毛がほとんどない 樹皮は灰褐色で縦に裂ける ## ハナモモ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/174/ - 学名: Prunus persica f. duplex - 科: バラ科 - 属: スモモ属 - 分布: 全国(観賞用に植栽) - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、花弁5枚、高木、公園 - 解説: モモの園芸品種で、花を観賞するために改良された落葉小高木。ひな祭りの花として親しまれる。 春に八重咲きや菊咲きの豪華な花を咲かせる。花色は白・ピンク・紅・絞り咲きなど多様。 果実をほとんどつけないか、つけても小さい品種が多い。 - 見分け方: 八重咲きまたは菊咲きの豪華な花(3〜4月) 花色が白・ピンク・紅・絞りと多彩で、同一株に複数色が出る品種もある 葉はモモと同様、細長い披針形で鋸歯あり 果実がつかないか非常に小さい(モモとの区別点) ## スモモ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/175/ - 学名: Prunus salicina - 科: バラ科 - 属: スモモ属 - 分布: 全国(果樹として栽培)、原産は中国 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、光沢、花弁5枚、高木、公園 - 解説: 早春に白い小さな花を咲かせる落葉小高木。夏に赤〜黄色の核果をつける果樹。 葉は倒卵形〜楕円形で鋸歯がある。葉の表面は光沢があり、裏面の主脈に毛がある。 果実は「すもも」「プラム」として知られ、甘酸っぱく生食・ジャムに利用される。 - 見分け方: 白い小さな5弁花が葉より先または同時に咲く(3〜4月) 葉は倒卵形〜楕円形で表面に光沢がある 夏に赤〜黄色の核果(直径3〜5cm)をつける。果実の表面に白い粉(果粉)がある 樹皮は暗灰褐色で縦に裂け、皮目がある ## カンヒザクラ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/176/ - 学名: Cerasus campanulata - 科: バラ科 - 属: サクラ属 - 分布: 沖縄・九州南部(自生)、暖地に植栽 - タグ: 冬開花、春開花、落葉、ギザギザ、花弁5枚、高木、公園 - 解説: 沖縄・九州南部に自生するサクラで、早春(1〜2月)に濃いピンク〜紅色の花を咲かせる。 花は下向きに垂れ下がり、花弁が開ききらず鐘形に咲く。花色が濃く鮮やか。 本土の多くの早咲きサクラ品種(ヒカンザクラ・カワヅザクラなど)の親として重要。 - 見分け方: 濃いピンク〜紅色の花が下向きに垂れ下がって咲く(鐘形) 花弁が完全に開かず、萼筒が長く目立つ(他のサクラとの最大の違い) 1〜3月に開花(サクラの中で最も早い部類) 葉は楕円形〜卵形で鋸歯あり ## リンボク - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/177/ - 学名: Prunus zippeliana - 科: バラ科 - 属: スモモ属 - 分布: 本州(千葉以西)〜沖縄の暖地山地 - タグ: 秋開花、常緑、ギザギザ、厚い葉、光沢、高木、山 - 解説: 常緑の高木で、秋に白い小花を穂状に咲かせるバラ科の珍しい常緑樹。 葉は大きくて革質、表面に光沢があり、鋸歯がある。バラ科らしくないほど大きな葉が特徴。 西日本の暖地の山地に自生し、庭木・公園木としても利用される。 - 見分け方: 大きな革質の常緑葉(長さ10〜20cm)で表面に光沢がある 秋(10〜11月)に白い小花が総状花序に集まって咲く 果実は楕円形の核果で、秋〜冬に赤から黒紫色に熟す 常緑で大きな葉をもつバラ科の高木(特異的) ## アズキナシ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/178/ - 学名: Sorbus alnifolia - 科: バラ科 - 属: ナナカマド属 - 分布: 北海道〜九州の山地 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、小花集合、高木、山 - 解説: 春に白い小花を散房状に咲かせる落葉高木。秋に赤〜橙色の小さな果実と美しい紅葉が見られる。 葉はハンノキ(アルダー)に似た卵形〜楕円形で重鋸歯があり、側脈が目立つ。 山地の混交林に生え、果実は小鳥に食べられて種子が散布される。 - 見分け方: 白い小花が散房花序に集まって咲く(5月) 葉は卵形〜楕円形で側脈が7〜10対、重鋸歯がある(ハンノキに似る) 秋に赤〜橙色の小さな果実(直径7〜10mm)をつける 秋に赤〜橙色に美しく紅葉する ## シャリンバイ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/179/ - 学名: Rhaphiolepis indica var. umbellata - 科: バラ科 - 属: シャリンバイ属 - 分布: 本州(千葉・静岡以西)〜沖縄の海岸 - タグ: 春開花、常緑、ギザギザ、厚い葉、光沢、花弁5枚、低木、街路樹、公園 - 解説: 海岸近くに生える常緑低木。春に白い花を散房状に咲かせ、冬に黒紫色の果実をつける。 葉は厚くて光沢があり、倒卵形〜楕円形で鋸歯がある。塩分・乾燥・潮風に強い。 街路樹の植え込みや海岸緑化に広く使われる丈夫な樹木。 - 見分け方: 白い5弁花が散房花序に集まる(4〜6月) 葉は厚くて革質、表面に強い光沢がある(常緑) 冬に黒紫色の球形果実(直径8〜12mm)をつける 潮風・乾燥に強く、海岸や街路樹植え込みによく見られる ## ズミ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/180/ - 学名: Malus toringo - 科: バラ科 - 属: リンゴ属 - 分布: 北海道〜九州の山地 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、花弁5枚、高木、山 - 解説: 山地に生える落葉小高木。春に白〜淡いピンクの花を多数咲かせ、秋に小さな赤い実をつける。 葉は卵形〜楕円形で鋸歯があるが、枝先の葉は3〜5裂することがある。 秋の紅葉と真っ赤な小果実が美しく、観賞樹としても栽培される。 - 見分け方: 白〜淡いピンクの5弁花が散房花序に集まる(4〜5月) 葉は卵形で鋸歯があるが、若枝の葉には切れ込みが入ることがある 秋に直径8〜10mmの赤い小さな梨状果をつける 山地の明るい林縁や湿地周辺に生育する ## ヒメリンゴ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/181/ - 学名: Malus prunifolia - 科: バラ科 - 属: リンゴ属 - 分布: 全国(観賞用に植栽)、原産は中国 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、花弁5枚、高木、公園 - 解説: 春に白〜淡いピンクの花を咲かせ、秋に直径2〜3cmの小さな赤い実をつける落葉小高木。 リンゴに近縁だが果実が小さく、観賞用として公園や庭に植えられる。 葉は楕円形〜卵形で鋸歯があり、果実は小さいながらリンゴそっくりの形をしている。 - 見分け方: 白〜淡いピンクの5弁花が散房花序に集まる(4〜5月) 葉は楕円形〜卵形で鋸歯があり、リンゴより小さい 秋に直径2〜3cmの小さな赤〜黄色の梨状果をつける(果頂部にガクが残る) リンゴより全体が小型でコンパクトにまとまる ## カナメモチ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/182/ - 学名: Photinia glabra - 科: バラ科 - 属: カナメモチ属 - 分布: 本州(静岡・三重以西)〜沖縄の山地・丘陵 - タグ: 春開花、常緑、光沢、ギザギザ、花弁5枚、小花集合、高木、山 - 解説: 本州(静岡・三重以西)〜沖縄に分布する常緑低木〜高木。ベニカナメモチの原種の一つ。 初夏に白い小花を散房状に多数咲かせ、秋〜冬に赤い小果実をつける。 春の新芽が赤みを帯び、葉は革質で光沢がある。葉柄は赤みを帯びることが多い。 - 見分け方: 春の新芽が赤〜紅色を帯びる(成熟すると緑色になる) 葉は倒卵形〜長楕円形、革質で光沢があり縁に細かい鋸歯がある 白い5弁の小花が散房花序に集まって咲く(5〜6月) 秋〜冬に直径5〜8mmの赤い球形果実をつける ## カマツカ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/183/ - 学名: Photinia villosa - 科: バラ科 - 属: カナメモチ属 - 分布: 北海道〜九州の山地 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、花弁5枚、小花集合、高木、山 - 解説: 山地に生える落葉低木〜小高木。春に白い小花を散房状に咲かせ、秋に赤い小果実と美しい紅葉が見られる。 葉は倒卵形〜楕円形で側脈が目立ち、縁に重鋸歯がある。秋には赤〜橙色に鮮やかに紅葉する。 果実は長さ1cmほどの楕円形で赤く熟し、冬まで残る。材が非常に硬く、鎌の柄などに使われたことが和名の由来。 - 見分け方: 白い5弁の小花が散房花序に集まって咲く(4〜5月) 葉は倒卵形〜楕円形で側脈が目立ち、縁に重鋸歯がある 秋に赤〜橙色の楕円形果実(長さ約1cm)をつける 秋に赤〜橙色に鮮やかに紅葉する ## サンザシ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/184/ - 学名: Crataegus cuneata - 科: バラ科 - 属: サンザシ属 - 分布: 全国(庭園・公園・薬用として植栽)、原産は中国 - タグ: 春開花、落葉、手のひら葉、ギザギザ、花弁5枚、低木 - 解説: 中国原産の落葉低木で、古くから日本にも薬用・庭木として植栽される。枝に鋭いとげがある。 春に白い5弁花を散房状に咲かせ、秋に赤い果実をつける。果実は酸味があり、薬用・ジャムなどに利用される。 葉は楔形で先端が浅く3〜5裂する独特の形をしており、縁に鋸歯がある。 - 見分け方: 枝に鋭いとげがある 葉は楔形で先端が3〜5裂する独特の形 春(4〜5月)に白い5弁花を散房状に咲かせる 秋に直径1〜2cmの球形果実をつける(赤または黄色、酸味あり) ## ヤマナシ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/185/ - 学名: Pyrus pyrifolia var. pyrifolia - 科: バラ科 - 属: ナシ属 - 分布: 北海道〜九州の山地 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、花弁5枚、高木、山 - 解説: 山地に自生するナシの野生原種で、栽培ナシ(ニホンナシ)の祖先とされる落葉高木。 春に白い5弁花を散房状に咲かせる。果実は直径2〜3cmと小さく硬く、渋みが強いため生食には向かない。 葉は卵形で縁に細かい鋸歯があり、栽培ナシと似るが全体的に小ぶりで山地に自生する。 - 見分け方: 白い5弁花が散房花序に集まって咲く(4月) 葉は卵形で縁に細かい鋸歯があり、葉柄が長い 秋に直径2〜3cmの球形果実をつける(硬く渋みがある) 山地の明るい林縁や渓流沿いに生育する野生の梨 ## ナシ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/186/ - 学名: Pyrus pyrifolia var. culta - 科: バラ科 - 属: ナシ属 - 分布: 全国(農地・果樹園で栽培) - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、花弁5枚、高木 - 解説: ヤマナシを改良した栽培品種で、「二十世紀」「幸水」「豊水」など多くの品種がある落葉高木。 春に白い5弁花を多数咲かせ、秋に大きな球形の甘くジューシーな果実をつける。 葉はヤマナシに似るが、果実が大幅に大きく改良されており、全国の果樹園で広く栽培される。 - 見分け方: 白い5弁花が散房花序に集まって咲く(4月) 葉は卵形〜楕円形で縁に細かい鋸歯がある 秋に直径5〜10cmの大きな褐色〜黄褐色の球形果実をつける 果実の表面にザラザラとした皮目(斑点)がある ## カリン - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/187/ - 学名: Pseudocydonia sinensis - 科: バラ科 - 属: カリン属 - 分布: 全国(公園・庭園・街路樹として植栽)、原産は中国 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、花弁5枚、高木、公園、街路樹 - 解説: 中国原産の落葉高木。春にピンクの花を咲かせ、秋に大きな黄色い芳香のある果実をつける。 樹皮はなめらかで、まだら模様に薄く剥がれる。材は硬く緻密で工芸品に利用される。 果実は硬くて渋みが強く生食には向かないが、薬用・果実酒・のど飴の原料として広く利用される。 - 見分け方: 春(4月)に淡紅色の5弁花を咲かせる 秋に長さ10〜15cmの大きな楕円形黄色果実をつける(芳香あり) 樹皮がなめらかで薄くまだら模様に剥がれる 葉は楕円形で縁に細かい鋸歯があり、托葉が赤い ## マルメロ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/188/ - 学名: Cydonia oblonga - 科: バラ科 - 属: マルメロ属 - 分布: 全国(庭園・果樹として植栽)、原産は西アジア - タグ: 春開花、落葉、花弁5枚、高木 - 解説: 西アジア〜地中海原産の落葉低木〜高木。春に白〜淡いピンクの大きな花を咲かせる。 秋に大きな黄色い果実をつける。果実は芳香が強く、ジャムやジェリー(マーマレードの語源)の原料として重要。 カリンに似るが、葉や若い果実に白い綿毛が密生することで区別できる。 - 見分け方: 春(4〜5月)に白〜淡いピンクの大きな5弁花を咲かせる 秋に洋梨形〜球形の黄色い大きな果実をつける(芳香あり) 葉や若い果実に白い綿毛が密生する(カリンとの違い) カリンより全体に毛が多く、果実の表面に綿毛が残る ## クサボケ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/189/ - 学名: Chaenomeles japonica - 科: バラ科 - 属: ボケ属 - 分布: 本州(関東以西)〜九州の日当たりのよい山野 - タグ: 春開花、落葉、花弁5枚、低木、山 - 解説: 本州〜九州の山野に自生する落葉低木。高さ30〜100cmと低く横に広がる。 早春に鮮やかなオレンジ〜朱赤色の花を咲かせ、庭植えのボケより小さく野趣がある。 秋に直径3〜5cmの黄色い芳香のある果実をつけ、ジャムや果実酒に利用される。枝に短い刺がある。 - 見分け方: 早春(3〜4月)に鮮やかなオレンジ〜朱赤色の5弁花を咲かせる 高さ30〜100cmの低い落葉低木で横に広がる 枝に短い刺がある 秋に直径3〜5cmの球形黄色果実をつける(芳香あり) ## コトネアスター - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/190/ - 学名: Cotoneaster horizontalis - 科: バラ科 - 属: コトネアスター属 - 分布: 全国(公園・庭園・グランドカバーとして植栽)、原産は中国 - タグ: 春開花、落葉、光沢、小花集合、低木、公園 - 解説: 中国西部原産の落葉〜半常緑低木(日本ではベニシタンとも呼ばれる)。枝が魚の骨状(ヘリンボーン型)に水平に広がる独特の樹形が特徴。 初夏に淡いピンクの小花を咲かせ、秋〜冬に真っ赤な小果実が枝いっぱいに実る。 斜面の被覆・グランドカバー・盆栽として広く利用される。秋には葉が赤く紅葉する。 - 見分け方: 枝が魚の骨状(ヘリンボーン型)に水平に広がる独特の樹形 葉は小さな円形〜広卵形(約1cm)、表面に光沢がある 初夏に淡いピンクの小花を咲かせる(5〜6月) 秋〜冬に直径5〜7mmの鮮赤色の小果実が枝いっぱいに密につく ## シモツケ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/191/ - 学名: Spiraea japonica - 科: バラ科 - 属: シモツケ属 - 分布: 北海道〜九州の山野・日当たりのよい草地 - タグ: 夏開花、落葉、ギザギザ、小花集合、低木、山、公園 - 解説: 日本・中国・朝鮮に分布する落葉低木。夏にピンク〜紅紫色の小花を多数集めて咲かせ、刈り込みに強く庭植えや公園緑化によく使われる。 葉は楕円形〜卵形で縁に不規則な重鋸歯があり、裏面は白みを帯びる。 ユキヤナギやコデマリと同じシモツケ属で、開花時期は夏(6〜8月)とやや遅い。 - 見分け方: 夏(6〜8月)にピンク〜紅紫色の小花が散房花序に密に集まって咲く 花は直径4〜5mmで雄しべが花弁より長く突き出る 葉は楕円形で縁に不規則な重鋸歯がある 高さ50〜100cmの低い落葉低木 ## シジミバナ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/192/ - 学名: Spiraea prunifolia - 科: バラ科 - 属: シモツケ属 - 分布: 全国(庭園・公園に植栽)、原産は中国・台湾 - タグ: 春開花、落葉、小花集合、低木、公園 - 解説: 中国・台湾原産の落葉低木。早春に白い八重の小花を枝いっぱいに咲かせる。小花がシジミ貝に似ることが名の由来とも。 枝は細くしなやかで弓状に垂れ、ユキヤナギに似た樹形。葉は卵形で秋に橙〜赤色に紅葉する。 ユキヤナギより花が大きく(八重咲き)、コデマリより花が小さく枝に沿って咲く。 - 見分け方: 早春(3〜4月)に白い八重咲きの小花(径約1cm)を枝全体に密集させて咲く 枝は細くしなやかで弓状に垂れる 葉は卵形で両面に細毛があり、秋に橙〜赤色に紅葉する ユキヤナギより花が大きく(八重)、開花がやや遅い ## コデマリ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/193/ - 学名: Spiraea cantoniensis - 科: バラ科 - 属: シモツケ属 - 分布: 全国(庭園・公園に植栽)、原産は中国 - タグ: 春開花、落葉、花弁5枚、小花集合、低木、公園 - 解説: 中国原産の落葉低木。春に白い小花が半球状(手毬状)にまとまり、枝先に多数つく。和名「小手毬」はこの花房の形に由来。 枝は細くしなやかで弓状に垂れ下がり、春は花で枝が見えなくなるほど咲き誇る。 ユキヤナギ・シジミバナと同じシモツケ属で、いずれも春に白い花を枝いっぱいに咲かせる。 - 見分け方: 春(4〜5月)に白い小花が半球状(手毬状)の花序にまとまって枝先に咲く 枝は細くしなやかで弓状に垂れ下がる 葉は楔形で先端が浅く3裂し、縁に粗い鋸歯がある ユキヤナギより花が塊になり、シジミバナより一重咲きで大きな手毬状の花房 ## コゴメウツギ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/194/ - 学名: Stephanandra incisa - 科: バラ科 - 属: コゴメウツギ属 - 分布: 北海道〜九州の山地 - タグ: 春開花、夏開花、落葉、手のひら葉、ギザギザ、小花集合、低木、山 - 解説: 山地の明るい林縁や谷沿いに生える落葉低木。初夏に淡緑白色の非常に小さな花を穂状に多数咲かせる。 葉は三角状卵形で掌状に浅く裂け、縁に重鋸歯がある。秋に紅葉する。 名前の「コゴメ」は小さな花が米粒(胡米)のように見えることに由来する。 - 見分け方: 初夏(5〜6月)に淡緑白色の非常に小さな花(径3〜4mm)が穂状に集まって咲く 葉は三角状卵形で掌状に浅く3〜5裂し、重鋸歯がある 枝は細くしなやかで弓状に広がる低木(高さ1〜2m) 山地の明るい林縁・谷沿いに生育する ## シロヤマブキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/195/ - 学名: Rhodotypos scandens - 科: バラ科 - 属: シロヤマブキ属 - 分布: 本州〜九州の山地の谷沿い・林縁 - タグ: 春開花、落葉、ギザギザ、低木、山 - 解説: 本州〜九州の山地に自生する落葉低木。春にヤマブキに似た白い4弁花を咲かせる。 葉は対生(ヤマブキは互生)で、卵形〜楕円形で縁に重鋸歯がある。表面には皺が多い。 秋に直径8〜10mmの黒い光沢のある果実が4個セットでつき、長く残る。ヤマブキ属とは別の単型属。 - 見分け方: 春(4〜5月)に白い4弁花(径3〜5cm)を咲かせる(ヤマブキは黄色5弁) 葉は対生(ヤマブキは互生)、卵形で重鋸歯があり表面に皺が目立つ 秋〜冬に黒い光沢のある果実が4個セットでつく 花弁が白色・4枚(黄色5弁のヤマブキとの最大の違い) ## バラ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/196/ - 学名: Rosa × hybrida - 科: バラ科 - 属: バラ属 - 分布: 原産地は北半球の温帯〜亜寒帯。現在は世界中で栽培 - タグ: 春開花、夏開花、落葉、低木、花弁5枚、ギザギザ、公園 - 解説: 世界中で広く栽培される落葉または半常緑の低木。古くから観賞用に品種改良が重ねられ、現在では数万品種が存在する。 茎には鋭いとげがあり、葉は奇数羽状複葉で小葉の縁に鋸歯がある。花色は赤・白・黄・ピンクなど多彩。 春から秋にかけて繰り返し開花し、芳香を放つ品種が多い。果実(ローズヒップ)は赤く熟し、ビタミンCを豊富に含む。 - 見分け方: 茎に鋭いとげがある(とげの形や密度は品種・種によって異なる) 葉は奇数羽状複葉(小葉3〜7枚)で、小葉の縁に細かい鋸歯がある 花弁は基本5枚(野生種)から多数枚(園芸品種の八重咲き)まで品種により異なる 秋に赤いローズヒップ(偽果)をつける ## イチゴノキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/197/ - 学名: Arbutus unedo - 科: ツツジ科 - 属: イチゴノキ属 - 分布: 地中海沿岸・西ヨーロッパ原産。日本では庭木・公園樹として植栽 - タグ: 冬開花、常緑、光沢、ラッパ型、低木、公園 - 解説: 地中海沿岸・西ヨーロッパ原産の常緑低木。秋から冬にかけて、鈴なりの赤い果実と白い壺型の花を同時につける珍しい木。 葉は互生で長楕円形、縁に細鋸歯があり表面に光沢がある。樹皮は赤褐色で不規則に剥がれる。 果実は直径1〜2cmの球形でイチゴに似た外見だが、表面はつぶつぶのイボ状。生食のほかジャムや果実酒にも利用される。 - 見分け方: 秋〜冬(10〜12月)に赤い球状果実と白い壺型の花を同時につける 葉は長楕円形で縁に細鋸歯、表面に光沢がある常緑葉 果実表面がつぶつぶのイボ状で、熟すと赤〜橙赤色になる 樹皮が赤褐色で不規則に薄く剥がれる ## ツツジ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/198/ - 学名: Rhododendron kaempferi - 科: ツツジ科 - 属: ツツジ属 - 分布: 北海道南部〜九州の山地・丘陵・里山 - タグ: 春開花、落葉、ラッパ型、低木、山、公園 - 解説: 日本全土の山地・丘陵に広く自生する落葉〜半常緑の低木。春に朱赤色〜橙赤色の大きな漏斗形の花を咲かせ、国内で最も広く分布するツツジ類の一つ。 葉は2型あり、春葉(大形)は秋に落葉するが、秋葉(小形)は越冬する半常緑性を示す。 枝や葉に開出毛があり触るとざらつく。花の上側の花弁内面に濃赤色の斑点(蜜標)がある。 - 見分け方: 春(4〜6月)に朱赤色〜橙赤色の漏斗形の花(径4〜5cm)を咲かせる 花の上側の花弁内面に濃赤色の斑点(蜜標)がある 葉は2型(大形の春葉と越冬する小形の秋葉)をもつ半常緑性 枝・葉に開出毛があり触るとざらつく ## ミツバツツジ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/199/ - 学名: Rhododendron dilatatum - 科: ツツジ科 - 属: ツツジ属 - 分布: 本州(関東・中部・近畿の太平洋側)の丘陵〜山地 - タグ: 春開花、落葉、ラッパ型、低木、山 - 解説: 本州太平洋側の丘陵〜山地に多い落葉低木。葉が展開する前の春(3〜5月)に、淡紫紅色の花を枝先に咲かせる。 名前の由来は枝先に3枚の葉が輪生状に集まることから。葉は菱形〜広卵形で先が尖り、縁に細毛がある。 雄しべは通常10本(ヤマツツジは5本)で、花柱とともに花冠から突き出る。 - 見分け方: 春(3〜5月)に葉が出る前に淡紫紅色の漏斗形の花(径3〜4cm)を咲かせる 枝先に3枚の葉が集まる(「三葉」の名の由来) 雄しべは10本(ヤマツツジの5本と区別点) 葉は菱形〜広卵形で縁・裏面脈上に細毛がある ## レンゲツツジ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/200/ - 学名: Rhododendron japonicum - 科: ツツジ科 - 属: ツツジ属 - 分布: 北海道〜九州の山地・高原の草地・林縁 - タグ: 春開花、落葉、ラッパ型、低木、山 - 解説: 北海道〜九州の高原・山地の草地や林縁に自生する落葉低木。春(5〜6月)に橙赤色の大きな花を葉と同時または先立って咲かせる。 葉は互生し長楕円形〜倒卵形で、表裏両面に伏した毛がある。全草に有毒成分(グラヤノトキシン)を含み、誤食は危険。 花は漏斗形で径5〜6cmと大きく、5裂した花冠の上側の裂片に橙褐色の斑点がある。 - 見分け方: 春(5〜6月)に橙赤色の大きな漏斗形の花(径5〜6cm)を咲かせる 花の上側の花冠裂片に橙褐色の斑点がある 葉・茎・花すべてに毒(グラヤノトキシン)がある 高原・草地の明るい場所に多い(尾瀬・霧ヶ峰・車山など) ## アザレア - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/201/ - 学名: Rhododendron simsii - 科: ツツジ科 - 属: ツツジ属 - 分布: 中国南部・台湾原産。日本では主に鉢植えとして流通 - タグ: 冬開花、春開花、常緑、ラッパ型、低木、公園 - 解説: 中国南部・台湾原産の常緑低木で、ベルギーなどで品種改良が重ねられた「ベルギーアザレア」が広く流通する。 冬〜春(11〜4月)に鉢植えとして出回り、白・ピンク・赤など多彩な花色と一重〜八重咲きの品種がある。 葉は小型で楕円形〜倒卵形、縁と表面に硬い毛がある。屋外では霜に弱いため、日本では主に室内植物として扱われる。 - 見分け方: 冬〜春に鉢植えとして流通し、豊富な花色と花形(一重〜八重)をもつ 葉は小型(長さ2〜4cm)で楕円形、縁と表面に硬毛がある サツキ・オオムラサキと比べ葉が小さく、開花期が冬と早い 霜に弱く屋外越冬が難しい(サツキ・ツツジは屋外越冬可能) ## チェッカーベリー - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/202/ - 学名: Gaultheria procumbens - 科: ツツジ科 - 属: シラタマノキ属 - 分布: 北米東部原産。日本では園芸植物・鉢植えとして流通 - タグ: 夏開花、常緑、厚い葉、光沢、低木、公園 - 解説: 北米東部原産の常緑小低木。地面を這うように広がり、高さ10〜15cm程度。冬に赤い果実をつけグラウンドカバーとして人気がある。 葉は卵形〜楕円形で厚く光沢があり、潰すと冬緑油(ウィンターグリーン)の香りがする。夏に白い壺型の小花を下向きに咲かせる。 秋〜冬に赤い果実(直径1cm程度)をつけ、長期間残る。果実は食用になるがサリチル酸メチルを含むため大量摂取は避ける。 - 見分け方: 高さ10〜15cmの匍匐性常緑小低木 葉は卵形で厚く光沢があり、潰すとウィンターグリーンの香りがする 夏に白い壺型小花、秋〜冬に赤い球形果実をつける 果実が長期間赤いまま残り、冬の観賞価値が高い ## シャクナゲ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/203/ - 学名: Rhododendron metternichii - 科: ツツジ科 - 属: ツツジ属 - 分布: 本州(近畿以東)〜九州の深山(標高600〜2000m) - タグ: 春開花、常緑、厚い葉、光沢、ラッパ型、低木、山 - 解説: 本州〜九州の深山に自生する常緑低木〜小高木。春(4〜6月)に枝先に大きな花を散形状に多数咲かせる。 葉は互生し、大型で長楕円形〜倒卵状楕円形。革質で厚く表面に光沢があり、裏面には淡褐色の綿毛が密生する。 花は漏斗形〜鐘形で径4〜5cm、淡紅紫色〜白色。上側の花冠裂片に橙黄色の斑点がある。花の美しさから「高山植物の女王」と呼ばれる。 - 見分け方: 春(4〜6月)に淡紅紫色〜白色の大きな花を枝先に多数まとめて咲かせる 葉は大型(長さ10〜20cm)で革質・厚く、裏面に淡褐色の綿毛が密生する 常緑で葉に光沢があり、葉縁は全縁(鋸歯なし) 深山に自生し、標高が上がるほど花色が薄くなる傾向がある ## イワヒゲ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/204/ - 学名: Cassiope lycopodioides - 科: ツツジ科 - 属: イワヒゲ属 - 分布: 本州中部以北・北海道の高山帯(亜高山帯〜高山帯)の岩場・礫地 - タグ: 夏開花、常緑、低木、山 - 解説: 本州中部以北〜北海道の高山帯の岩場・礫地に生える常緑小低木。茎は地面を匍匐し、細かい鱗片状の葉がヒノキやスギゴケに似た外見を作る。 葉は長さ2〜3mmの小型鱗片状で茎に4列に密着する。夏(7〜8月)に枝先に白い壺型の花を下向きに咲かせる。 高山の極端な環境に適応した植物で、花の美しさと姿の繊細さから高山植物愛好家に人気がある。 - 見分け方: 高山帯の岩場を匍匐し、高さ5〜20cmの常緑小低木 茎に鱗片状の小葉(長さ2〜3mm)が4列に密着し、コケ類のような外見 夏(7〜8月)に白い壺型の小花を枝先に下向きに咲かせる コケモモ・チングルマなど高山の岩場の植物と混生する ## セイヨウシャクナゲ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/205/ - 学名: Rhododendron ponticum - 科: ツツジ科 - 属: ツツジ属 - 分布: ヨーロッパ南西部〜小アジア原産。日本では公園・庭園に植栽 - タグ: 春開花、常緑、厚い葉、光沢、ラッパ型、低木、公園 - 解説: ヨーロッパ南西部〜小アジア原産の常緑低木〜小高木。春(5〜6月)に淡紫紅色〜赤紫色の大きな花を枝先に多数まとめて咲かせる。 葉は大型で長楕円形〜倒披針形、革質で表面に強い光沢がある。日本のシャクナゲ類と比べ葉が長く(15〜25cm)、花房がより大きい傾向がある。 英国など西欧では野生化して問題になるほど繁殖力が旺盛。日本では公園・庭園樹として植栽され、多くの園芸品種の親にもなっている。 - 見分け方: 春(5〜6月)に淡紫紅色〜赤紫色の大きな花を密な花房に咲かせる 葉が大型(長さ15〜25cm)で長楕円形、革質で強い光沢がある 日本産シャクナゲと比べ葉が長くて細く、花房がより大きい 常緑で裏面の綿毛は少なく、日本産シャクナゲより葉が薄い ## ハクサンシャクナゲ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/206/ - 学名: Rhododendron brachycarpum - 科: ツツジ科 - 属: ツツジ属 - 分布: 本州中部(白山・八ヶ岳以北)〜北海道の亜高山帯〜高山帯 - タグ: 夏開花、常緑、厚い葉、光沢、ラッパ型、低木、山 - 解説: 本州中部〜北海道の亜高山帯〜高山帯に自生する常緑低木。夏(7〜8月)に白色〜淡紅色の花を枝先に散形状に多数咲かせる。 葉は長楕円形〜倒卵状楕円形で革質・厚く、裏面に淡褐色の綿毛が密生する。ホンシャクナゲより高所に分布し、開花期も1〜2ヶ月遅い。 花は漏斗形で径4〜5cm、白〜淡紅色で上側の花弁に黄緑色の斑点がある。「白山」に多いことが名の由来。 - 見分け方: 夏(7〜8月)に白〜淡紅色の花を咲かせる(日本のシャクナゲ類で最も遅く咲く) 葉の裏面に淡褐色の綿毛が密生する 亜高山帯〜高山帯に分布しホンシャクナゲより高所に多い 花の上側の花弁に黄緑色の斑点がある ## ホンシャクナゲ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/207/ - 学名: Rhododendron japonoheptamerum - 科: ツツジ科 - 属: ツツジ属 - 分布: 本州(関西・紀伊半島・東海・伊豆・富士周辺)の山地 - タグ: 春開花、常緑、厚い葉、光沢、ラッパ型、低木、山 - 解説: 本州(主に関西・紀伊半島・東海・伊豆)の山地に自生する常緑低木〜小高木。春(4〜6月)に淡紅紫色〜淡白色の花を枝先に多数まとめて咲かせる。 「シャクナゲ」の代表的な種の一つで、葉は大型(長さ10〜20cm)で革質・厚く、表面に光沢があり裏面に淡褐色の綿毛が密生する。 R. metternichii と同一または近縁として扱われることが多く、「シャクナゲ」の名で流通する植物のほとんどがこの種またはその近縁種。 - 見分け方: 春(4〜6月)に淡紅紫色〜白色の花を枝先に多数まとめて咲かせる 葉は大型(10〜20cm)で革質・厚く、裏面に淡褐色の綿毛が密生する 葉縁は全縁(鋸歯なし)で、葉先は丸みを帯びる 標高600〜1800mの山地の林内・林縁に多い ## ヒカゲツツジ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/208/ - 学名: Rhododendron keiskei - 科: ツツジ科 - 属: ツツジ属 - 分布: 本州〜九州の山地の岩場・林縁の岩上 - タグ: 春開花、常緑、光沢、ラッパ型、低木、山 - 解説: 本州〜九州の日当たりの少ない岩場・林内の岩上に生える常緑低木。春(3〜5月)に淡黄色〜黄緑色の花を咲かせる。 日本のツツジ類で唯一に近い黄色系の花色をもつ。葉は小型で楕円形〜倒披針形、革質で光沢がある。 「日陰のツツジ」の意味だが実際には明るい岩場にも生育する。小型で園芸品種も多く、ロックガーデンなどに利用される。 - 見分け方: 春(3〜5月)に淡黄色〜黄緑色の漏斗形の花を咲かせる(日本産ツツジ類唯一の黄色系) 葉は小型(長さ3〜6cm)で楕円形、革質で光沢がある 岩場・崖の上など岩の多い場所に多い 他のツツジ類とは花色で明確に識別できる ## ヤマツツジ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/209/ - 学名: Rhododendron kaempferi - 科: ツツジ科 - 属: ツツジ属 - 分布: 北海道南部〜九州の山地・丘陵・里山 - タグ: 春開花、落葉、ラッパ型、低木、山 - 解説: 日本全土の山地・丘陵に最も広く自生するツツジ。春(4〜6月)に朱赤色〜橙赤色の漏斗形の花を咲かせ、里山の代表的な花木。 「ツツジ」の標準和名がヤマツツジを指すことも多く、最も一般的な野生ツツジ。葉は2型(大形の春葉と越冬する小形の秋葉)をもつ半常緑性。 枝・葉に開出毛があり触るとざらつく。花の上側の花弁内面に濃赤色の斑点(蜜標)がある。雄しべは5本。 - 見分け方: 春(4〜6月)に朱赤色〜橙赤色の漏斗形の花(径4〜5cm)を咲かせる 花の上側の花弁内面に濃赤色の斑点がある 枝・葉に開出毛があり触るとざらつく 葉は2型(春葉・越冬する小形の秋葉)をもつ半常緑性 ## アカヤシオ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/210/ - 学名: Rhododendron pentaphyllum var. nikoense - 科: ツツジ科 - 属: ツツジ属 - 分布: 関東〜中部地方(日光、赤城、妙義、奥秩父など)の山地 - タグ: 春開花、落葉、ラッパ型、低木、山 - 解説: 関東〜中部地方の山地に自生する落葉低木。春(4〜5月)に葉が展開する前に、鮮やかな淡紅色〜濃紅色の花を一面に咲かせる。 枝先に5枚の葉が輪生状に集まる(種小名 pentaphyllum = 5葉に由来)のが最大の特徴。ミツバツツジ(3葉)と区別できる。 日光・赤城・妙義山など関東の山の尾根・稜線を春に彩る代表的な花で、「ヤシオツツジ」とも呼ばれる。 - 見分け方: 春(4〜5月)に葉が出る前に淡紅色〜濃紅色の花を咲かせる 枝先に5枚の葉が輪生状に集まる(ミツバツツジは3枚) 花は漏斗形で径4〜5cm、雄しべは10本 関東・中部の山地の尾根・稜線に多い ## ムラサキヤシオ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/211/ - 学名: Rhododendron albrechtii - 科: ツツジ科 - 属: ツツジ属 - 分布: 北海道〜本州(東北・北陸)の山地 - タグ: 春開花、落葉、ラッパ型、低木、山 - 解説: 北海道〜本州(東北・北陸)の山地の林縁・湿った斜面に自生する落葉低木。春(5〜6月)に葉と同時または先立って、鮮やかな紅紫色の花を咲かせる。 枝先に5枚の葉が輪生状に集まる(アカヤシオと同様)。花は径4〜5cmで漏斗形、上側の花弁に暗い斑点がある。 東北・北海道の山地の林縁に多く、名前の通り紫色の鮮やかな花が美しい。日本固有種。 - 見分け方: 春(5〜6月)に紅紫色の花を咲かせる 枝先に5枚の葉が輪生状に集まる(アカヤシオと共通の特徴) 花弁の上側に暗紫色の斑点がある 東北・北海道の山地の林縁・雪解け後の湿った斜面に多い ## カルミア - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/212/ - 学名: Kalmia latifolia - 科: ツツジ科 - 属: カルミア属 - 分布: 北米東部原産。日本では公園・庭園に植栽 - タグ: 春開花、常緑、厚い葉、光沢、低木、公園 - 解説: 北米東部原産の常緑低木〜低高木。初夏(5〜6月)に白〜濃ピンクの独特な花を密な散形花序に多数咲かせる。別名「マウンテン・ローレル」。 花のつぼみが多角形の小箱のように見え、開花すると杯形〜五角形に開く独特の形が美しい。葉・茎・花すべてに毒(アンドロメドトキシン)を含む。 葉は互生し、長楕円形〜倒披針形で革質・厚く光沢がある。アセビやネジキと同じツツジ科の仲間で、日本では庭木・公園樹として植栽される。 - 見分け方: 花のつぼみが多角形の小箱状で、開花すると五角形の杯形になる(唯一無二の花形) 葉は長楕円形で革質・厚く光沢があり、縁が全縁 初夏(5〜6月)に白〜ピンクの花を密に咲かせる 全草に毒(アンドロメドトキシン)を含む ## ツリガネツツジ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/213/ - 学名: Enkianthus campanulatus - 科: ツツジ科 - 属: ドウダンツツジ属 - 分布: 北海道〜九州の山地の林縁・二次林 - タグ: 春開花、落葉、ラッパ型、低木、山、公園 - 解説: 北海道〜九州の山地に自生する落葉低木〜小高木。春(5〜6月)に橙黄色〜橙赤色の釣鐘型の花を枝先に多数吊り下げる。別名「サラサドウダン」。 ドウダンツツジ(E. perulatus)と同属で外見が似るが、花が橙色〜赤色(ドウダンツツジは白色)で、花弁の縁が赤く染まる点で区別できる。 秋の紅葉が非常に美しく、庭木・公園樹としても人気が高い。葉は互生し、倒卵形〜楕円形で縁に細鋸歯がある。 - 見分け方: 春(5〜6月)に橙黄色〜橙赤色の釣鐘型の花を吊り下げる(ドウダンツツジは白) 花弁の縁が赤く染まる「更紗(サラサ)」模様が特徴 秋の紅葉が鮮やかで観賞価値が高い 葉は互生、倒卵形で縁に細鋸歯があり、枝先に集まる ## スノキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/214/ - 学名: Vaccinium smallii - 科: ツツジ科 - 属: スノキ属 - 分布: 北海道〜九州の山地の林内・林縁 - タグ: 夏開花、落葉、低木、山 - 解説: 北海道〜九州の山地の林内・林縁に自生する落葉低木。初夏(6〜7月)に淡紅白色の壺型小花を咲かせ、秋に黒紫色の果実を結ぶ。 葉は互生し、卵形〜楕円形で薄く縁に細鋸歯がある。ブルーベリーやシャシャンボと同じスノキ属(Vaccinium属)で近縁。 果実は食用になり甘酸っぱい。名前の由来は「酢の木」(果実が酸っぱいことから)とも言われる。 - 見分け方: 初夏(6〜7月)に淡紅白色の壺型小花を下向きに咲かせる 秋に直径6〜8mmの黒紫色の球形果実をつける(食用) 葉は卵形〜楕円形で薄く、縁に細鋸歯がある 山地の林内の落葉低木 ## ブルーベリー - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/215/ - 学名: Vaccinium corymbosum - 科: ツツジ科 - 属: スノキ属 - 分布: 北米原産。世界中で栽培。日本でも農園・家庭菜園で広く栽培 - タグ: 春開花、落葉、低木、公園 - 解説: 北米原産の落葉低木で、食用の果実(ブルーベリー)を採るために世界中で栽培される。春(4〜5月)に白〜淡紅色の壺型の花を総状に咲かせる。 果実は熟すと青紫色で、アントシアニンを豊富に含み、目の健康・抗酸化作用で知られる。秋の紅葉も美しく、庭植え・鉢植えとして楽しまれる。 市販のブルーベリーは主にハイブッシュ系(V. corymbosum)とラビットアイ系(V. virgatum)で、スノキやシャシャンボと同属。 - 見分け方: 春(4〜5月)に白〜淡紅色の壺型小花を総状に咲かせる 夏〜秋に青紫色で白粉を帯びた球形果実が熟す 葉は卵形〜楕円形で縁に細鋸歯があり、秋に赤く紅葉する 農園・庭植えで広く栽培される落葉低木 ## シャシャンボ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/216/ - 学名: Vaccinium bracteatum - 科: ツツジ科 - 属: スノキ属 - 分布: 本州(東北南部以南)〜沖縄の山地・丘陵・海岸近くの林縁 - タグ: 夏開花、常緑、光沢、ギザギザ、低木、山 - 解説: 本州(東北南部以南)〜沖縄の山地・丘陵の林縁に自生する常緑低木〜小高木。夏(6〜7月)に白い壺型小花を総状に多数咲かせ、秋〜冬に黒紫色の果実が熟す。 葉は互生し、卵形〜楕円形で厚く光沢があり、縁に細かい鋸歯がある。常緑で光沢のある葉が観賞価値もある。スノキ・ブルーベリーと同属(Vaccinium属)。 果実は食用でジャムや果実酒に利用される。暖地の山野に広く分布し、沿岸部の丘陵にも多い。 - 見分け方: 夏(6〜7月)に白い壺型小花を総状に多数咲かせる 秋〜冬に直径5〜7mmの黒紫色の球形果実をつける(食用) 常緑で葉に光沢があり、縁に細かい鋸歯がある スノキより葉が厚くて光沢があり、常緑である点で区別 ## イワナシ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/217/ - 学名: Epigaea asiatica - 科: ツツジ科 - 属: イワナシ属 - 分布: 北海道〜九州の山地(主に日本海側)の林床・岩場 - タグ: 春開花、常緑、厚い葉、低木、山 - 解説: 北海道〜九州の山地の林床・岩場に生える常緑の匍匐性小低木。春(4〜5月)に淡紅色の壺型小花を枝先に集めて咲かせる。 茎は地面を這い高さ5〜20cm程度。葉は互生し、楕円形〜卵形で革質・厚く、表面に短毛がある。縁は全縁またはわずかに波打つ。 果実は梨形〜球形で食用になる(イワナシの「梨」はこの果実に由来)。東アジアに分布する日本固有に近い種。 - 見分け方: 春(4〜5月)に淡紅色の壺型小花を枝先に集めて咲かせる 茎が地面を匍匐する常緑小低木(高さ5〜20cm) 葉は楕円形で革質・厚く、表面に短毛がある 秋に梨形の果実をつける(食用可) ## ハナヒリノキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/218/ - 学名: Leucothoe grayana - 科: ツツジ科 - 属: ハナヒリノキ属 - 分布: 本州(関東以西)〜九州の山地の湿った林縁・沢沿い - タグ: 夏開花、落葉、ギザギザ、低木、山 - 解説: 本州(関東以西)〜九州の山地の湿った林縁・谷沿いに自生する落葉低木。初夏(6〜7月)に白い壺型小花を総状に多数吊り下げて咲かせる。 葉・枝・花のすべてに毒(グラヤノトキシン)を含み、粉末にすると鼻腔を刺激してくしゃみが出ることから「花嚏の木(ハナヒリノキ)」の名がある。 葉は互生し卵形〜卵状楕円形で縁に細鋸歯がある。現在の分類では Eubotryoides grayana に移される場合もある。 - 見分け方: 初夏(6〜7月)に白い壺型小花を総状に多数吊り下げて咲かせる 全草に毒(グラヤノトキシン)を含む 葉は卵形〜楕円形で縁に細鋸歯があり、表面にわずかに光沢がある 山地の沢沿い・湿った林縁に多い落葉低木 ## エリカ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/219/ - 学名: Erica carnea - 科: ツツジ科 - 属: エリカ属 - 分布: ヨーロッパ(アルプス〜地中海沿岸)原産。日本では庭植え・鉢植えで流通 - タグ: 冬開花、春開花、常緑、低木、公園 - 解説: ヨーロッパのアルプス〜地中海沿岸原産の常緑小低木。冬〜春(1〜4月)に針状の細葉の間から小さな壺型〜筒型の花を多数咲かせる。 花色は白・ピンク・赤・紫など豊富で花期が長く、冬の庭を彩る。「ヒース」と呼ばれる植生の代表植物で、スコットランドなどの荒野を覆う植物としても知られる。 Erica属には800種以上が属する大きな属で、日本では鉢植えや庭植えで楽しまれる。葉は長さ数mmの針状で4枚が輪生する。 - 見分け方: 冬〜春(1〜4月)に壺型〜筒型の小花を多数咲かせる 葉は長さ数mmの針状で4枚が輪生する(独特の葉形) 花色が白・ピンク・赤・紫など豊富で、同時期の花木として希少 欧州原産の常緑小低木で、庭植え・鉢植えで流通 ## ホツツジ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/220/ - 学名: Tripetaleia paniculata - 科: ツツジ科 - 属: ホツツジ属 - 分布: 本州〜九州の山地の湿った林縁・岩場 - タグ: 夏開花、落葉、低木、山 - 解説: 本州〜九州の山地の湿った林縁・岩場に自生する落葉低木。夏(7〜8月)に白色の3弁花を枝先に円錐花序をなして多数咲かせる。 花弁が3枚(ドウダンツツジなど同科の多くは5枚)であることが大きな特徴で、属名の Tripetaleia は「3花弁」を意味する。現在は Elliottia 属に含める分類もある。 葉は互生し、倒卵形〜楕円形で薄く、縁に浅い鋸歯または全縁。山地の酸性土壌・岩場の植物として自生する。 - 見分け方: 夏(7〜8月)に白色の3弁花(花弁3枚)を円錐花序に多数咲かせる 花弁が3枚(他のツツジ科の多くは4〜5枚)という点で識別 葉は互生、倒卵形〜楕円形で薄い 山地の湿った林縁・岩場の落葉低木 ## ネジキ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/221/ - 学名: Lyonia ovalifolia var. elliptica - 科: ツツジ科 - 属: ネジキ属 - 分布: 本州〜九州の山地・丘陵の乾燥した尾根・林 - タグ: 夏開花、落葉、光沢、高木、山 - 解説: 本州〜九州の山地・丘陵の乾燥した林や尾根に自生する落葉小高木。初夏(6〜7月)に白い壺型の小花を総状に多数吊り下げて咲かせる。 幹・枝がねじれながら成長することから「捩木(ネジキ)」の名がある。葉は互生し、卵形〜楕円形で革質・光沢があり、縁は全縁または微細な鋸歯。 秋の黄葉〜紅葉が美しい。材が硬くて緻密なため、農耕具の柄や炭材に利用されてきた歴史がある。 - 見分け方: 初夏(6〜7月)に白い壺型小花を総状に多数吊り下げて咲かせる 幹・枝が特徴的にねじれて成長する 葉は卵形〜楕円形で革質・光沢があり縁が全縁 乾燥した山地・丘陵の尾根・林内の落葉小高木 ## コメツブツメクサ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/222/ - 学名: Trifolium dubium - 科: マメ科 - 属: シャジクソウ属 - 分布: 全国の道端・草地 - タグ: 春開花、草本、小花集合、雑草 - 解説: ヨーロッパ原産の帰化植物で、道端や草地に生える一年草。 シロツメクサよりもずっと小さく、黄色い小さな花を球状に咲かせるのが特徴。 コメツブウマゴヤシとも呼ばれることがあるが、別の植物。 - 見分け方: 極めて小さな黄色い花が集合する 三出複葉の小さな葉 茎は細く、地面を這うか斜めに立ち上がる 果実は小さく、花びらが枯れても残る ## シャガ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/223/ - 学名: Iris japonica - 科: アヤメ科 - 属: アヤメ属 - 分布: 本州〜九州の人家近く・寺社林・林縁(植栽・半野生) - タグ: 春開花、常緑、光沢、草本、公園 - 解説: 中国原産とされるアヤメ科の多年草で、日本では寺社林や人家近くの半日陰に群生して見られる。 春に白〜淡い青紫色の花を咲かせ、花被片の縁が細かく波打つ繊細な姿が特徴。 地下茎でよく殖え、種子はほとんど作らないため、まとまった株立ちになりやすい。 - 見分け方: 白っぽい花に青紫や橙色の模様が入り、花びらの縁がフリル状になる 光沢のある細長い葉が扇状に並び、冬も葉が残る 林縁・石垣脇・寺社の境内など半日陰のやや湿った場所に群生する アヤメ類の中ではやや早い4〜5月に開花し、草丈は低め ## ヒメシャガ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/224/ - 学名: Iris gracilipes - 科: アヤメ科 - 属: アヤメ属 - 分布: 本州〜九州の山地林縁・草地 - タグ: 春開花、草本、山 - 解説: 日本固有のアヤメ科多年草で、山地の林縁や草地に自生する小型の植物。 春に淡い紫色の花を咲かせ、シャガより小ぶりで花びらの縁もなめらか。 シャガと異なり種子で繁殖するため、群生することは少なく、単株で見られることが多い。 - 見分け方: 淡紫色の花でシャガよりひとまわり小さい(花径3〜4cm) 花被片の縁にフリルがなく、平らでシンプルな形 山地の林縁・草地に自生し、群生しない(シャガは群生する) 葉は細く光沢が少なく、冬に枯れる落葉性 ## イチハツ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/225/ - 学名: Iris tectorum - 科: アヤメ科 - 属: アヤメ属 - 分布: 本州〜九州の人家近く・土塀・石垣(植栽・半野生) - タグ: 春開花、草本、公園 - 解説: 中国原産のアヤメ科多年草で、日本では古くから屋根の上(茅葺き屋根)に植えられてきた。 アヤメ属の中でもっとも早く春に開花し、青紫色の大きな花を咲かせる。 外花被片の中央に白〜淡紫の鶏冠状の突起が走るのが最大の特徴。 - 見分け方: 外花被片の中央に白い鶏冠状の突起(冠毛)がある(他のアヤメ属にない特徴) アヤメ属で最も早い4〜5月に開花(アヤメ・カキツバタより早い) 古い家屋の屋根・土塀・石垣脇などに自生・半栽培される 葉は幅広く、扇状に並ぶ ## ノハナショウブ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/226/ - 学名: Iris ensata var. spontanea - 科: アヤメ科 - 属: アヤメ属 - 分布: 北海道〜九州の山地湿地・草原 - タグ: 夏開花、草本、山 - 解説: ハナショウブの原種で、山地の湿地や草原に自生する野生のアヤメ科多年草。 初夏に赤紫色の花を咲かせ、外花被片の基部に黄色い筋がある。 ハナショウブはノハナショウブを品種改良して生まれた園芸植物で、本種より花色・花形が多様。 - 見分け方: 外花被片の基部に黄色い筋が1本入る(ハナショウブは黄色部が広い品種も多い) 花色は赤紫色が基本で変化が少ない(ハナショウブは白・ピンク・紫など多様) 湿地・山地の草原に自生(ハナショウブは公園・庭で栽培) 葉の中肋(中央の葉脈)が目立つ ## ハナショウブ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/227/ - 学名: Iris ensata - 科: アヤメ科 - 属: アヤメ属 - 分布: 全国の公園・庭園(栽培)、原産地は日本 - タグ: 夏開花、草本、公園 - 解説: ノハナショウブを原種とする園芸品種群で、江戸時代から品種改良が進んだ日本を代表する花菖蒲。 初夏に白・ピンク・紫・複色など多彩な花を咲かせ、花菖蒲まつりの主役となる。 外花被片(垂れ下がる花弁)の中央に黄色い筋が走るのがカキツバタとの識別点。 - 見分け方: 外花被片の中央に黄色い筋が入る(カキツバタは白い斑紋) 花色・花形の変化が非常に多い(白・ピンク・紫・絞り・八重など) 湿地や水辺の公園・庭園で栽培される(野生では自生しない) 葉の中肋(中央の葉脈)が目立つ(アヤメは目立たない) ## キショウブ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/228/ - 学名: Iris pseudacorus - 科: アヤメ科 - 属: アヤメ属 - 分布: 全国の水辺・湿地・用水路(帰化) - タグ: 春開花、夏開花、草本、雑草 - 解説: ヨーロッパ原産のアヤメ科多年草で、明治時代に観賞用として導入後に野生化した帰化植物。 初夏に鮮やかな黄色の花を咲かせる唯一の黄花アヤメで、水辺や湿地に大群生を作る。 繁殖力が強く、在来の水辺植物を圧迫するとして特定外来生物の候補にもなっている。 - 見分け方: アヤメ属で唯一の黄色い花(他種との識別は容易) 水辺・湿地・用水路脇に大群生を作る 葉は幅広く剣状で長さ60〜100cm、青みがかった緑色 春〜初夏(5〜6月)に開花し、果実は大型の三稜形 ## ユキワリソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/229/ - 学名: Hepatica nobilis var. japonica - 科: キンポウゲ科 - 属: ミスミソウ属 - 分布: 本州〜九州の山地林床 - タグ: 春開花、草本、山 - 解説: 早春に雪の間から咲き出す多年草で、園芸ではミスミソウの名でも親しまれる。 花色の変化が多く、白・淡紅・青紫などさまざまな色が見られる。 葉は三角状に3裂し、花後も越冬葉として残る。 - 見分け方: 早春に葉より先か同時に花茎を上げる 花に見える部分は萼片で、白・ピンク・青紫など変化が多い 葉は厚く3裂し、先が浅く尖る 山地の落葉樹林や石灰岩地に生える ## アズマイチゲ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/230/ - 学名: Anemone raddeana - 科: キンポウゲ科 - 属: イチリンソウ属 - 分布: 北海道〜九州の山地林床 - タグ: 春開花、草本、山、花弁5枚 - 解説: 落葉広葉樹林の林床に春先だけ現れる多年草で、白い花を1輪ずつ咲かせる。 花後は短期間で地上部が消えるスプリング・エフェメラルの一種。 群生すると林床が白く見えるほどまとまって咲くことがある。 - 見分け方: 白い花を1輪ずつ上向きに咲かせる 茎の上部に3枚の深く裂けた葉が輪生状につく 早春に咲き、初夏前には地上部が消える 山地の明るい落葉樹林に群生する ## セツブンソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/231/ - 学名: Eranthis pinnatifida - 科: キンポウゲ科 - 属: セツブンソウ属 - 分布: 本州の山地林床 - タグ: 春開花、草本、山 - 解説: 節分のころから咲き始める早春の多年草で、日本の代表的なスプリング・エフェメラル。 白い萼片の中心に紫色の雄しべと黄色い蜜腺が集まり、小さいながらよく目立つ。 石灰岩地の林床に生えることが多く、自生地は限られる。 - 見分け方: 白い萼片の中心に黄と紫の細かな構造が目立つ 花の直下に深く裂けた葉状の総苞が広がる 節分前後のごく早い時期に咲く 低山の林床や石灰岩地に点在する ## ムスカリ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/232/ - 学名: Muscari armeniacum - 科: キジカクシ科 - 属: ムスカリ属 - 分布: 全国の花壇・公園・庭(栽培) - タグ: 春開花、草本、公園 - 解説: 春に青紫色の壺形の小花を密に咲かせる球根植物で、花壇や公園でよく植えられる。 ブドウの房のような花序からブドウヒヤシンスとも呼ばれる。 丈夫で殖えやすく、植えっぱなしでも毎年花を見せる。 - 見分け方: 青紫色の壺形の小花が総状に密集する 葉は細長く、根元から何枚も出る 草丈は低く、花壇の縁取りによく使われる 春の公園や庭で群植されることが多い ## ヤナギラン - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/233/ - 学名: Chamerion angustifolium - 科: アカバナ科 - 属: ヤナギラン属 - 分布: 北海道〜本州中部の高原・亜高山帯 - タグ: 夏開花、草本、山 - 解説: 亜高山帯から高山帯の草地に生える多年草で、夏に紅紫色の花を長い穂状に咲かせる。 葉が細長くヤナギに似ることからこの名があり、群生すると斜面を鮮やかに染める。 火山跡地や崩壊地など日当たりのよい裸地にもよく進出する。 - 見分け方: 紅紫色の4弁花が下から順に穂状に咲き上がる 葉は細長い披針形で互生し、ヤナギの葉に似る 草丈は高く、1m前後まで伸びることが多い 高原・高山の草地や明るい裸地に群生する ## ラッキョウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/234/ - 学名: Allium chinense - 科: ヒガンバナ科 - 属: ネギ属 - 分布: 全国の畑地・人里周辺(栽培・半野生) - タグ: 夏開花、草本、雑草 - 解説: 食用の鱗茎で知られる多年草で、初夏に白〜淡紅紫色の小花を球状にまとめて咲かせる。 独特の香りをもち、地下の鱗茎は甘酢漬けなどで広く利用される。 野生化した株が道端や畑周辺で見られることもある。 - 見分け方: 細い葉が株元から束になって出る 花茎の先に白〜淡紅紫色の小花が半球状に集まる 地下に小さな鱗茎を多数つけ、強いネギ属の香りがある 草丈は低めで、畑地や人里近くで見られる ## ヤマラッキョウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/235/ - 学名: Allium thunbergii - 科: ヒガンバナ科 - 属: ネギ属 - 分布: 本州〜九州の山地草原・岩場 - タグ: 秋開花、草本、山 - 解説: 山地の草原や岩場に生える多年草で、秋に赤紫色の小花を球状に咲かせる。 ラッキョウに似るがより野生的で、花色が濃く、花期も秋にずれる。 細い葉とすっきりした草姿で、秋の山野草として人気がある。 - 見分け方: 秋に赤紫色の小花が球状にまとまって咲く 葉は細い円筒形で、株元から多数出る 山地の草原・岩場・海岸草地に生える ラッキョウより花色が濃く、開花期が遅い ## ニッコウキスゲ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/236/ - 学名: Hemerocallis middendorffii - 科: ワスレグサ科 - 属: ワスレグサ属 - 分布: 北海道〜本州中部の高原・山地草原 - タグ: 夏開花、草本、山、ラッパ型 - 解説: 高原や湿原を代表する多年草で、初夏に鮮やかな黄色の大きな花を咲かせる。 朝に開いた花は夕方にはしぼむ一日花で、群生地では草原一面が黄色く見える。 日光や霧ヶ峰、尾瀬などの高原景観を象徴する植物として親しまれる。 - 見分け方: 鮮やかな黄色の漏斗形の花を上向きに咲かせる 細長い葉が根元から弓なりに束生する 花は一日でしぼむが、次々に咲き続ける 高原・湿原・草原の群生地でよく見られる ## トウヤクリンドウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/237/ - 学名: Gentiana algida - 科: リンドウ科 - 属: リンドウ属 - 分布: 北海道・本州中部以北の高山帯草地・礫地 - タグ: 秋開花、草本、山、ラッパ型 - 解説: 高山帯の草地や礫地に生える多年草で、淡い黄白色の筒状花を咲かせる。 名前のトウヤクは当薬に由来し、苦味のあるリンドウ類として知られる。 日本では本州中部以北の高山に見られ、秋の稜線で目立つ高山植物のひとつ。 - 見分け方: 花は淡い黄白色〜クリーム色で、紫色の斑点が入ることがある 筒状花は茎先や上部葉腋に数個まとまってつく 葉は対生し、細長い披針形で茎を抱くようにつく 高山帯の草地・礫地に生え、秋に咲く ## ヤマハギ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/238/ - 学名: Lespedeza bicolor - 科: マメ科 - 属: ハギ属 - 分布: 北海道〜九州の山野・林縁 - タグ: 秋開花、落葉、低木、山 - 解説: 山野の日当たりのよい斜面や林縁に生える落葉低木で、秋の七草のハギを代表する種のひとつ。 枝がしなやかに弓なりに伸び、夏の終わりから秋にかけて紅紫色の蝶形花を多数つける。 古くから和歌や庭園でも親しまれ、秋らしい草木としてよく知られる。 - 見分け方: 紅紫色の小さな蝶形花が葉腋に多数つく 枝はよく分枝して弓なりに広がる 葉は3小葉からなる複葉で、小葉はやや細め 山地の草原や林縁、土手に生える ## キハギ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/239/ - 学名: Lespedeza buergeri - 科: マメ科 - 属: ハギ属 - 分布: 本州〜九州の丘陵地・山地林縁 - タグ: 夏開花、秋開花、落葉、低木、山 - 解説: 丘陵地から低山の明るい林縁や岩場に生える落葉低木で、ハギ類の中でも木質化が強い。 花は淡い黄白色を帯び、旗弁や翼弁に赤紫色の筋や色が入るのが特徴。 夏から秋まで長く咲き、やや乾いた場所にもよく適応する。 - 見分け方: 花は黄白色を基調に、赤紫色の筋や翼弁の色が混じる 枝は木質化が強く、株は直立気味に育つ 葉は3小葉からなる複葉で、小葉はやや厚く先が尖る 明るい林縁や尾根筋の岩場などに生える ## メドハギ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/240/ - 学名: Lespedeza cuneata - 科: マメ科 - 属: ハギ属 - 分布: 本州〜九州の草地・道端 - タグ: 夏開花、秋開花、草本、山、雑草 - 解説: 日当たりのよい草地や道端に生える多年草で、細い茎を多数立ち上げて株立ちになる。 夏から秋にかけて葉腋に小さな淡黄白色の蝶形花をつける。 乾いた土地にも強く、野原や土手でよく見られるハギの仲間。 - 見分け方: 細い茎が多数立ち上がり、全体にすらりとした草姿になる 葉は3小葉からなる複葉で、小葉は細めの倒披針形 葉腋にごく小さな黄白色の花が数個ずつつく 草地・土手・道端などの乾いた場所に生える ## マルバハギ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/241/ - 学名: Lespedeza cyrtobotrya - 科: マメ科 - 属: ハギ属 - 分布: 本州〜九州の山地草地・林縁 - タグ: 夏開花、秋開花、落葉、低木、山 - 解説: 山地の明るい林縁や草地に生える落葉低木で、丸みのある小葉と紅紫色の花が目立つ。 秋の七草のハギ類に近く、ヤマハギより葉に幅があり、こんもりとした樹形になりやすい。 庭木として植えられることもあり、秋の景色を彩る。 - 見分け方: 3小葉からなる複葉で、小葉は丸みのある楕円形 紅紫色の蝶形花が枝先近くにまとまって咲く 枝は低くよく分枝し、株全体がこんもりする 山地の草地や林縁、土手に生える ## キリ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/242/ - 学名: Paulownia tomentosa - 科: キリ科 - 属: キリ属 - 分布: 本州〜九州(植栽・半野生) - タグ: 春開花、落葉、高木、公園 - 解説: 大きな葉と春の紫色の花で知られる落葉高木。成長が早く、古くから良材として利用される。 材は軽く狂いが少ないため、箪笥や下駄、楽器などに使われてきた。 初夏には大きな葉がよく茂り、冬には卵形の果実が残ることがある。 - 見分け方: 春に紫色の筒状花が大きな円錐花序になって咲く 葉は非常に大きく、広いハート形でやわらかい 樹皮は灰褐色で比較的なめらか 果実は卵形の蒴果で冬まで残ることが多い ## アオギリ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/243/ - 学名: Firmiana simplex - 科: アオイ科 - 属: アオギリ属 - 分布: 本州〜沖縄(植栽) - タグ: 夏開花、落葉、手のひら葉、高木、街路樹、公園 - 解説: 大きな手のひら形の葉をつける落葉高木で、公園木や街路樹として植えられる。 幹はまっすぐ伸び、樹皮が緑色を帯びる若木も多い。 夏に小さな花を円錐状に多数つけ、秋には舟形の果実が赤く色づく。 - 見分け方: 葉は大きな掌状で3〜5浅裂することが多い 葉柄が長く、枝先に大きな葉を広げる 夏に小花を円錐花序につける 果実は裂けた舟形になり、中の種が目立つ ## キク - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/244/ - 学名: Chrysanthemum × morifolium - 科: キク科 - 属: キク属 - 分布: 全国(栽培) - タグ: 秋開花、草本、小花集合、公園 - 解説: 秋を代表する園芸植物で、多彩な花色と花形をもつ。古くから観賞用として盛んに栽培される。 頭状花序をつけ、外側の舌状花と中心の筒状花が集まって一つの花のように見える。 観賞菊、食用菊、仏花など用途も幅広い。 - 見分け方: 花は頭状花序で、舌状花が多数並ぶ品種が多い 葉は互生し、深い切れ込みと独特の香りがある 秋に大輪から小輪まで多様な花を咲かせる 主に庭や公園、鉢植えで栽培される ## ボタン - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/245/ - 学名: Paeonia suffruticosa - 科: ボタン科 - 属: ボタン属 - 分布: 全国(栽培) - タグ: 春開花、落葉、低木、公園 - 解説: 春から初夏にかけて大きく豪華な花を咲かせる落葉低木で、「百花の王」とも呼ばれる。 中国原産の園芸植物として古くから親しまれ、日本でも寺院や庭園でよく栽培される。 シャクヤクに似るが、木質の枝が残る点で区別できる。 - 見分け方: 大きく重なった花弁をもつ豪華な花を咲かせる 枝は木質化して冬も地上部が残る 葉は大きく切れ込み、やや青みを帯びることがある 春の庭園や公園で観賞用に植えられる ## ナデシコ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/246/ - 学名: Dianthus superbus var. longicalycinus - 科: ナデシコ科 - 属: ナデシコ属 - 分布: 本州〜九州の河原・草地・山地 - タグ: 夏開花、秋開花、草本、山、花弁5枚 - 解説: 日当たりのよい草地や河原に生える多年草で、カワラナデシコとも呼ばれる。 細く裂けた淡紅色の花弁が特徴で、秋の七草のひとつとして古くから親しまれてきた。 園芸品種のダイアンサス類と近い仲間だが、野生の株は繊細な草姿になる。 - 見分け方: 花弁は5枚で、先が細かく糸状に深く裂ける 花色は淡いピンク〜紅紫色で、夏から秋に咲く 葉は細い線形〜披針形で対生する 日当たりのよい河原・草地・山地の斜面に生える ## アカネ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/247/ - 学名: Rubia argyi - 科: アカネ科 - 属: アカネ属 - 分布: 本州〜九州の山野・林縁・草地 - タグ: 夏開花、秋開花、草本、山 - 解説: 山野の林縁や草地に生えるつる性の多年草で、茎や葉に小さな刺があり他の植物にからむ。 根から赤い染料をとる植物として古くから利用され、茜色の語源にもなった。 夏から秋に淡黄緑色の小花を咲かせ、秋に黒く熟す果実をつける。 - 見分け方: 葉は4枚輪生に見えるが、2枚は托葉が葉状になったもの 茎は細く四角ばり、下向きの小さな刺で他物にからむ 淡黄緑色の小花を枝先にまばらにつける 秋に丸い果実が黒く熟す ## アザミ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/248/ - 学名: Cirsium japonicum - 科: キク科 - 属: アザミ属 - 分布: 本州〜九州の草地・道端・山野 - タグ: 春開花、夏開花、草本、山、雑草、小花集合 - 解説: 日当たりのよい草地や道端に生える多年草で、一般にノアザミとして見られる代表的なアザミ。 紫紅色の頭花と刺のある葉が特徴で、初夏から夏の草地でよく目立つ。 アザミ類は種が多く識別が難しいが、ノアザミは春〜初夏に咲く身近な種類。 - 見分け方: 紫紅色の頭花を上向きにつける 総苞は粘り、触るとややべたつく 葉は羽状に切れ込み、縁に鋭い刺がある 日当たりのよい草地・道端・山野に生える ## イタドリ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/249/ - 学名: Reynoutria japonica - 科: タデ科 - 属: イタドリ属 - 分布: 北海道〜九州の道端・土手・山野・河川敷 - タグ: 夏開花、草本、山、雑草、小花集合 - 解説: 道端・山野・河川敷に群生する多年草で、地下茎で旺盛に広がる。 春の若芽は「スカンポ」とも呼ばれ山菜として食べられる。茎には酸味がある。 夏に白〜淡紅色の小花を穂状に多数咲かせ、雌雄異株。 - 見分け方: 茎は中空で太く、赤紫色の斑点がある 葉は広卵形〜三角形で先が急に尖り、基部は切形 葉の付け根に膜質の鞘(托葉鞘)が茎を包む 道端・土手・山野で大きな群落をつくる ## イチヤクソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/250/ - 学名: Pyrola japonica - 科: ツツジ科 - 属: イチヤクソウ属 - 分布: 北海道〜九州の山地の林床 - タグ: 夏開花、常緑、草本、山、花弁5枚 - 解説: 山地の林床に生える常緑の多年草。薬草として利用されたことが名前の由来。 光沢のある楕円形の葉がロゼット状に根元から出て、夏に白い花を穂状に咲かせる。 花弁5枚で下向きに咲き、S字に曲がった長い花柱が突き出る。 - 見分け方: 常緑の楕円形〜卵形の葉が根元からロゼット状に出る 葉の表面に光沢があり、縁に細かい鋸歯がある 夏に白〜淡紅色の花を穂状に下向きに咲かせる S字に曲がった長い花柱が花弁の外に突き出る ## イチリンソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/251/ - 学名: Anemone nikoensis - 科: キンポウゲ科 - 属: イチリンソウ属 - 分布: 本州〜九州の山地の林縁・草地 - タグ: 春開花、草本、山、花弁5枚 - 解説: 春の山野に生える多年草。茎の先に大きな白い花を1輪だけつけることが名前の由来。 花弁に見えるのは萼片で5〜6枚。ニリンソウよりひとまわり大きい。 葉は2〜3回羽状複葉で深く切れ込み、茎葉が花の下で輪生状につく。 - 見分け方: 茎の先に白い大きな花を1輪だけつける 花弁に見えるのは萼片で5〜6枚(表が白、裏がやや紫) 茎葉が3枚輪生し、深く羽状に切れ込む ニリンソウより花が大きく、1輪のみ ## ウド - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/252/ - 学名: Aralia cordata - 科: ウコギ科 - 属: ウド属 - 分布: 北海道〜九州の山地の林縁・草地 - タグ: 夏開花、草本、山、小花集合 - 解説: 山地の林縁や草地に生える大型の多年草で、草丈1〜2mになる。山菜の王様とも呼ばれる。 春の若芽は独特の香りがあり、天ぷら・酢味噌和えなどで食べられる。 夏に白い小花が球状の複散形花序に集まって咲き、秋に黒い実をつける。 - 見分け方: 草丈1〜2mになる大型の多年草で全体に独特の香りがある 葉は大型の2〜3回羽状複葉 夏に白い小花が球状に集まった大きな散形花序をつける 茎は太く中空で、若い茎は食用になる ## オケラ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/253/ - 学名: Atractylodes japonica - 科: キク科 - 属: オケラ属 - 分布: 本州・四国・九州の山地の林縁・草地 - タグ: 秋開花、草本、山、小花集合 - 解説: 山地の林縁や草地に生える多年草。古来より「をけら」として知られ、正月の屠蘇散の材料にも使われる。 葉は羽状に3〜5裂し、縁に棘状の鋸歯がある。 秋に白〜淡紅色の頭花をつけ、花の周りを魚骨状に分裂した苞葉が囲む独特の姿が特徴。 - 見分け方: 葉は羽状に3〜5裂し、縁に棘状の鋸歯がある 花の周りを羽状に分裂した苞葉(魚骨状)が囲む 秋に白〜淡紅色の頭花をつける 根茎は太く独特の香りがあり薬用になる ## ウツギ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/254/ - 学名: Deutzia crenata - 科: アジサイ科 - 属: ウツギ属 - 分布: 北海道〜九州の山野・林縁・道端 - タグ: 夏開花、低木、山、落葉、花弁5枚 - 解説: 山野の日当たりのよい場所に生える落葉低木。初夏に白い5枚花弁の花を多数咲かせる。 茎が中空なことが名前の由来(空木=ウツギ)。旧暦の卯月(4月)に咲くことから「卯の花」とも呼ばれる。 樹皮は灰褐色で縦に剥がれ、若い枝には星状毛がある。 - 見分け方: 枝を折ると中空になっている(空木) 白い5枚花弁の花が枝先に円錐状に密集して咲く 葉は対生で卵形〜長楕円形、縁に細かい鋸歯 樹皮が縦に細かく剥がれる ## マイヅルソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/255/ - 学名: Maianthemum dilatatum - 科: キジカクシ科 - 属: マイヅルソウ属 - 分布: 北海道〜九州の山地・亜高山帯の林床 - タグ: 夏開花、草本、山、小花集合、光沢 - 解説: 山地〜亜高山帯の林床に群生する多年草。葉脈の模様が舞鶴(鶴が翼を広げた姿)に見えることが名前の由来。 初夏に白い小花を穂状に多数咲かせ、秋には赤く熟す実をつける。 ハート形の光沢ある葉が地面を覆い、林床の緑化に貢献する。 - 見分け方: ハート形(心形)の葉が1〜2枚茎につく 葉脈が目立ち、表面に光沢がある 初夏に白い4枚花弁の小花が穂状に密集して咲く 秋に赤い球形の実をつける ## ギンリョウソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/256/ - 学名: Monotropastrum humile - 科: ツツジ科 - 属: ギンリョウソウ属 - 分布: 北海道〜九州の山地の湿った林床 - タグ: 夏開花、草本、山 - 解説: 山地の湿った林床に生える腐生植物。葉緑素を持たず、菌類を介して有機物を得る。 全体が白く半透明で、銀竜草の名の通り銀白色のユニークな姿。 初夏に白い花を1輪下向きに咲かせ、果実は白い液果になる。 - 見分け方: 全体が白〜半透明で葉緑素を持たない(腐生植物) 葉は白い鱗片状に退化している 花は1輪が茎の先端に下向きに咲く ユリオプシスに似た白い植物体が林床に直立する ## ゴゼンタチバナ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/257/ - 学名: Cornus canadensis - 科: ミズキ科 - 属: ゴゼンタチバナ属 - 分布: 北海道〜中部・東北地方の亜高山帯・高山帯 - タグ: 夏開花、低木、山、常緑 - 解説: 亜高山帯〜高山帯の林床に生える常緑の矮小低木。4枚の白い総苞片が花弁のように見える。 名前は白山の主峰・御前峰(ゴゼンガタケ)に多いことに由来。 秋に赤く熟す実が6個まとまってつき、食べられる。 - 見分け方: 4枚の大きな白い総苞片が花弁状に広がる 葉は6枚が輪生状につく(実際は対生+苞葉) 秋に鮮やかな赤い実が6個まとまってつく 亜高山帯の林床を群生して覆う ## キンポウゲ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/258/ - 学名: Ranunculus japonicus - 科: キンポウゲ科 - 属: キンポウゲ属 - 分布: 北海道〜九州の田畦・湿地・山野草地 - タグ: 春開花、夏開花、草本、山、雑草、花弁5枚 - 解説: 田んぼの畦や湿った草地・山野に生える多年草。春から初夏に光沢のある黄色い花を咲かせる。 花弁は5枚で内側に光沢があり、金色に輝くことが名前の由来(金鳳花)。 葉・茎に毒性成分(プロトアネモニン)を含む。 - 見分け方: 5枚の花弁が内側に強い光沢を持つ黄色い花 葉は掌状に3〜5深裂し、さらに切れ込む 田んぼの畦・湿地・山野の草地に群生する 花弁に触れると光が反射して金属光沢のように輝く ## ウメバチソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/259/ - 学名: Parnassia palustris - 科: ニシキギ科 - 属: ウメバチソウ属 - 分布: 北海道〜九州の湿地・高山・亜高山帯の草地 - タグ: 夏開花、秋開花、草本、山、花弁5枚 - 解説: 湿った草地・高山帯や亜高山帯の草地に生える多年草。秋に白い5枚花弁の花を咲かせる。 花の形が梅の花に似て、家紋の梅鉢に似ることが名前の由来。 5本の仮雄しべ(退化した雄しべ)の先端が黄色の腺体に分かれる独特の構造を持つ。 - 見分け方: 白い5枚花弁の花で、梅の花に似た形 5本の仮雄しべ(先端が黄色い腺体に分かれる)が目立つ 根生葉はハート形で長い葉柄をもつ 湿った草地・高山の草地に単独で咲く ## ミヤマキンバイ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/260/ - 学名: Potentilla matsumurae - 科: バラ科 - 属: キジムシロ属 - 分布: 北海道・本州中部以北の高山帯 - タグ: 夏開花、草本、山、花弁5枚 - 解説: 高山帯の岩礫地や雪渓周辺の草地に生える多年草。黄色い5枚花弁の花が高山を彩る。 「深山金梅」の名の通り、高山帯に咲く梅に似た黄色い花。 葉は3出複葉で小葉の縁に鋸歯があり、匐枝(ランナー)で広がる。 - 見分け方: 黄色い5枚花弁の花が直径2cm程度 葉は3出複葉で小葉に丸みがあり、縁に鋸歯がある 高山帯の岩礫地・雪渓周辺に生える ランナーで広がり群落をつくる ## テングクワガタ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/261/ - 学名: Pseudolysimachion ornatum - 科: オオバコ科 - 属: クワガタソウ属 - 分布: 本州中部の高山帯・亜高山帯 - タグ: 夏開花、草本、山 - 解説: 高山帯〜亜高山帯の草地に生える多年草。青紫色の小花を穂状に多数咲かせる。 クワガタソウの高山型で、花穂が長く密に花をつけることが特徴。 葉は卵形で対生し、縁に鋸歯がある。 - 見分け方: 青紫色の小花が長い穂状に密集して咲く 花弁は4枚で合着した筒状(先が4裂) 葉は対生で卵形〜楕円形、縁に鋸歯 高山帯・亜高山帯の草地に生える ## キバナノコマノツメ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/262/ - 学名: Viola biflora - 科: スミレ科 - 属: スミレ属 - 分布: 北海道〜本州中部の高山帯・亜高山帯 - タグ: 春開花、夏開花、草本、山、花弁5枚 - 解説: 高山帯〜亜高山帯の湿った林床や草地に生える多年草。黄色い花をつける数少ない山岳スミレ。 「黄花の駒の爪」の名はシカの蹄(コマノツメ)のような葉の形に由来する。 茎に2輪の花をつけることが多く、学名 biflora(二花)もそれに由来。 - 見分け方: 黄色い花弁5枚(下弁に赤褐色の筋がある) 葉は腎形〜円形で光沢があり、基部が深いハート形 茎に通常2花つける 高山・亜高山帯の湿った場所に生える ## ヨツバムグラ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/263/ - 学名: Galium trachyspermum - 科: アカネ科 - 属: ヤエムグラ属 - 分布: 北海道〜九州の山野・林縁・草地 - タグ: 夏開花、草本、山、雑草 - 解説: 山野の林縁や草地に生える多年草。茎の節ごとに4枚の葉が輪生状につくことが名前の由来。 葉・茎に細かい刺があり、他の植物や衣類にからみつく。 夏に白い小花を多数咲かせ、果実には棘状の毛がある。 - 見分け方: 節ごとに4枚の葉が輪生状につく 茎は細く四角ばり、小さな刺で他物にからむ 白い4枚花弁の小花を枝先につける 果実に棘状の毛がある ## ミヤマカラマツソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/264/ - 学名: Thalictrum alpinum - 科: キンポウゲ科 - 属: カラマツソウ属 - 分布: 北海道・本州中部以北の高山帯・亜高山帯 - タグ: 夏開花、草本、山、小花集合 - 解説: 高山帯〜亜高山帯の草地や岩礫地に生える小型の多年草。白〜淡紫色の花弁のない花を穂状につける。 カラマツソウ属の中でも最も小型で、花粉を運ぶ雄しべが糸状に垂れ下がる。 羽状複葉の小葉は円形〜腎形で、先端が3裂する独特の形をもつ。 - 見分け方: 草丈10〜30cmの小型で、花弁がなく細い雄しべが目立つ 白〜淡紫色の花を穂状に密につける 小葉は小さな円形〜腎形で3裂し、特徴的な形 高山帯の草地・岩礫地に生える ## ワダソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/265/ - 学名: Pseudostellaria japonica - 科: ナデシコ科 - 属: ワチガイソウ属 - 分布: 本州〜九州の山地の林床・林縁 - タグ: 春開花、草本、山、花弁5枚 - 解説: 山地の林床や林縁に生える多年草。春に白い5枚花弁の小花を咲かせる。 ハコベに似た白い花を咲かせるが、花弁の先が浅くしか切れ込まないことで区別できる。 地下に塊根をもち、山地の腐植土の多い場所に生える。 - 見分け方: 白い5枚花弁で、先端が浅く2裂する(ハコベより切れ込みが浅い) 葉は対生でへら形〜倒卵形、茎の上部の葉は大きい 地下に紡錘形の塊根(芋状)をもつ 山地の林床・林縁に生える ## ナナカマド - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/266/ - 学名: Sorbus commixta - 科: バラ科 - 属: ナナカマド属 - 分布: 北海道〜九州の山地・亜高山帯 - タグ: 夏開花、高木、山、落葉、小花集合 - 解説: 山地〜亜高山帯に生える落葉高木。初夏に白い小花の散房花序を咲かせ、秋に真っ赤な実と紅葉で山を彩る。 名前は「七回かまどに入れても燃え残る」ほど木が硬いことに由来する。 高山帯の紅葉の代表種で、カエデと並ぶ美しい紅葉が楽しめる。 - 見分け方: 羽状複葉で小葉は7〜15枚、縁に細かい鋸歯がある 初夏に白い小花が散房花序に密集して咲く 秋に鮮やかな赤い実が房状につく 秋に美しく紅葉する ## タカネヤハズハハコ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/267/ - 学名: Anaphalis margaritacea - 科: キク科 - 属: ヤハズハハコ属 - 分布: 北海道・本州の高山帯・亜高山帯 - タグ: 夏開花、秋開花、草本、山、小花集合 - 解説: 高山帯の岩礫地や草地に生える多年草。白い総苞片が花弁状に見える頭花が特徴。 ハハコグサ(ゴギョウ)の仲間で、「矢筈(矢の切れ込み)」に似た苞葉が名前の由来。 白い綿毛のような葉と茎が目立ち、全体が白っぽく見える。 - 見分け方: 白い総苞片が花弁状に見える頭花を多数つける 葉と茎に白い綿毛が密生し、全体が白っぽい 葉の裏面は白いフェルト状の綿毛に覆われる 高山帯の岩礫地・草地に生える ## ショウジョウバカマ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/268/ - 学名: Heloniopsis orientalis - 科: シュロソウ科 - 属: ショウジョウバカマ属 - 分布: 北海道〜九州の山地〜高山帯の湿地・林床 - タグ: 春開花、草本、山、常緑 - 解説: 山地〜高山帯の湿地や林床に生える常緑の多年草。早春に淡紅色〜紫色の花を咲かせる。 「猩々袴」の名は、赤い花(猩々=赤い顔の伝説の霊獣)と下部の葉(袴のイメージ)に由来。 ロゼット状の根生葉は冬も緑を保ち、葉先に珠芽(むかご)をつけて増える。 - 見分け方: 早春(残雪期)に淡紅色〜紫色の花を穂状につける 根生葉はロゼット状で常緑、倒披針形〜へら形 葉先に珠芽(むかご)をつけて栄養繁殖する 湿地・渓流沿い・高山の雪解け後の草地に生える ## タカネツメクサ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/269/ - 学名: Cerastium pauciflorum - 科: ナデシコ科 - 属: ミミナグサ属 - 分布: 北海道・本州の高山帯 - タグ: 夏開花、草本、山、花弁5枚 - 解説: 高山帯の岩礫地や砂礫地に生える多年草。白い5枚花弁の花を咲かせる高山植物。 ツメクサ(マメ科)とは無関係で、ナデシコ科のミミナグサ属に属する。 葉・茎に腺毛が多く、小型で高山の厳しい環境に適応した植物。 - 見分け方: 白い5枚花弁(各花弁が先端で2裂する) 葉は線形〜披針形で対生し、腺毛がある 茎は細く、株立ちになる 高山帯の岩礫地・砂礫地に生える ## ツガザクラ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/270/ - 学名: Phyllodoce nipponica - 科: ツツジ科 - 属: ツガザクラ属 - 分布: 本州の高山帯(中部以北) - タグ: 夏開花、低木、山、常緑、ラッパ型 - 解説: 高山帯の岩礫地や砂礫地に生える常緑の矮小低木。壺型の白〜淡紅色の小花が下向きに咲く。 「栂桜」の名はツガに似た葉と桜に見立てた花に由来。 高山に生える矮小な常緑低木で、チングルマとともに高山植物の代表格。 - 見分け方: 壺型(ウツボ型)の小花が下向きに咲く 葉は小さな線形でツガの葉に似る 常緑で矮小低木(高さ10〜20cm) 高山帯の岩礫地・砂礫地に群生する ## イワウメ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/271/ - 学名: Diapensia lapponica - 科: イワウメ科 - 属: イワウメ属 - 分布: 北海道・本州中部以北の高山帯(風衝地) - タグ: 夏開花、低木、山、常緑、花弁5枚 - 解説: 高山帯の強風が当たる風衝地(ハイマツ帯より上)に生える常緑の矮小低木。高山植物の代表種。 白い5枚花弁の花が美しく、白山などの高山で見られる。 クッション状に密集して生え、高山の厳しい環境に適応した植物。 - 見分け方: 白い5枚花弁の花(直径1cm程度)が花茎の先につく 葉は小さく密集したへら形の常緑葉でクッション状になる 高山帯の最上部・風衝地に生える 茎は地を這いクッション状の群落をつくる ## ハクサンイチゲ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/272/ - 学名: Anemone narcissiflora - 科: キンポウゲ科 - 属: イチリンソウ属 - 分布: 北海道・本州中部以北の高山帯 - タグ: 夏開花、草本、山、花弁5枚 - 解説: 高山帯の草地に生える多年草。白い花(萼片が花弁状)を数輪まとめて咲かせる。 「白山一花」の名は白山で多く見られ、美しい花をもつことに由来。 梅雨時の高山を代表する植物で、雪渓のそばでも見られる。 - 見分け方: 白い萼片が花弁状で5〜6枚、数輪を散形花序につける 葉は根生葉が掌状に深く5〜7裂する 茎葉が3枚輪生し、苞葉として花の下につく 高山帯の雪解け後の草地に群生する ## クワガタソウ - URL: https://juqa.reload.co.jp/plants/273/ - 学名: Veronica miqueliana - 科: オオバコ科 - 属: クワガタソウ属 - 分布: 本州〜四国の山地の林床・林縁 - タグ: 春開花、夏開花、草本、山 - 解説: 山地の林床や林縁に生える多年草。春から初夏に淡青紫色の4枚花弁の小花を咲かせる。 実の形が兜の鍬形(クワガタ)に似ることが名前の由来。 クワガタソウ属は世界に多くの種があり、テングクワガタなどの高山型も知られる。 - 見分け方: 淡青紫色の4枚花弁の小花(直径1cm程度) 花弁には濃い紫色の筋がある 葉は対生で卵形〜円形、縁に鋸歯がある 山地の林床・林縁に生える # 科 ## バラ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/1/ - 分類: 被子植物 - 解説: バラ目に属する双子葉植物の科。世界中に約3000種が分布する。 - 特徴: 花弁5枚 葉に鋸歯あり 果実は多様(さくらんぼ・梨・りんごなど) - 収録植物: ソメイヨシノ、ウメ、ヤマザクラ、ノイバラ、ワレモコウ、ナナカマド、ヘビイチゴ、チングルマ、ベニカナメモチ、ヤマブキ、ユキヤナギ、ハナカイドウ、モモ、リンゴ、ビワ、ハマナス、アンズ、ハナモモ、スモモ、カンヒザクラ、リンボク、アズキナシ、シャリンバイ、ズミ、ヒメリンゴ、カナメモチ、カマツカ、サンザシ、ヤマナシ、ナシ、カリン、マルメロ、クサボケ、コトネアスター、シモツケ、シジミバナ、コデマリ、コゴメウツギ、シロヤマブキ、バラ、ミヤマキンバイ、ナナカマド ## ムクロジ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/2/ - 分類: 被子植物 - 解説: カエデ亜科を含む科。日本では秋の紅葉で知られるカエデ類が有名。 - 特徴: 対生する葉 翼果(プロペラ型の実) 手のひら状に裂ける葉が多い - 収録植物: イロハモミジ、トウカエデ、トチノキ、ハウチワカエデ ## クスノキ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/3/ - 分類: 被子植物 - 解説: 熱帯・亜熱帯に多い常緑樹の科。芳香性の精油を含む種が多い。 - 特徴: 常緑の光沢ある葉 3本の葉脈が目立つ 樟脳の独特な香り - 収録植物: クスノキ、タブノキ ## ニレ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/4/ - 分類: 被子植物 - 解説: 温帯を中心に分布する落葉樹の科。街路樹として広く利用される。 - 特徴: 葉の基部が非対称 単葉で鋸歯あり 小さな翼果をつける - 収録植物: ケヤキ、ハルニレ ## イチョウ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/5/ - 分類: 裸子植物 - 解説: 現存する最古の樹木グループの一つ。イチョウ1種のみからなる科。 - 特徴: 扇形の葉 葉脈が二又分岐 雌雄異株 - 収録植物: イチョウ ## ブナ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/6/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の温帯に広く分布する落葉・常緑樹の科。どんぐりで知られる。 - 特徴: どんぐり(堅果と殻斗) 単葉 風媒花 - 収録植物: コナラ、クヌギ、シラカシ、スダジイ、ミズナラ、アベマキ、ブナ、クリ、ナラガシワ、マテバシイ ## ヒノキ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/7/ - 分類: 裸子植物 - 解説: 常緑針葉樹の科。日本では建築材として重要なヒノキ・スギが含まれる。 - 特徴: 鱗片状または針状の葉 球果(まつぼっくり型) 常緑 - 収録植物: ヒノキ、スギ、サワラ ## マツ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/8/ - 分類: 裸子植物 - 解説: 針葉樹の代表的な科。世界中の温帯・寒帯に分布する。 - 特徴: 束生する針葉 大型の球果 樹脂(松やに)を多く含む - 収録植物: クロマツ、アカマツ、ハイマツ、モミ ## キク科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/9/ - 分類: 被子植物 - 解説: 双子葉植物の中で最大の科の一つ。頭状花序が特徴。 - 特徴: 頭状花序 舌状花と筒状花からなる 冠毛(綿毛)を持つ種が多い - 収録植物: タンポポ、ヨモギ、セイタカアワダチソウ、ハルジオン、 ヒマワリ、フキ、シロバナタンポポ、オオバタンポポ、オオアレチノギク、ヒナギク、マリーゴールド、ハルジオン、カモミール、キク、アザミ、オケラ、タカネヤハズハハコ ## マメ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/10/ - 分類: 被子植物 - 解説: 豆を実らせる植物の科。根粒菌と共生し窒素固定を行う。 - 特徴: 蝶形花 さや状の果実 3出複葉または羽状複葉 - 収録植物: シロツメクサ、フジ、ネムノキ、クズ、エンジュ、カラスノエンドウ、アカツメクサ、ミモザ、レンゲソウ、コメツブツメクサ、ヤマハギ、キハギ、メドハギ、マルバハギ ## スミレ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/11/ - 分類: 被子植物 - 解説: 春に小さな可憐な花を咲かせる植物の科。 - 特徴: 5枚の花弁(下の1枚に距あり) 葉は単葉 閉鎖花をつける - 収録植物: スミレ、タチツボスミレ、キバナノコマノツメ ## ツユクサ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/12/ - 分類: 被子植物 - 解説: 熱帯・亜熱帯を中心に分布する一年草・多年草の科。 - 特徴: 3枚の花弁 葉鞘(さや)で茎を抱く 朝に開花し午後にしぼむ - 収録植物: ツユクサ、ヤブミョウガ ## モクレン科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/13/ - 分類: 被子植物 - 解説: 被子植物の中でも原始的なグループ。早春に葉より先に大きな花を咲かせる種が多い。 - 特徴: 葉より先に大きな花を咲かせる 花弁と萼片が区別しにくい 果実は集合果 - 収録植物: ハクモクレン、コブシ、ホオノキ、ユリノキ、タイサンボク、モクレン ## ツバキ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/14/ - 分類: 被子植物 - 解説: 東アジアを中心に分布する常緑樹の科。美しい花と光沢のある葉が特徴。 - 特徴: 常緑で光沢のある厚い葉 花弁は5枚以上 雄しべが多数 - 収録植物: ヤブツバキ、サザンカ、サカキ、ナツツバキ ## アジサイ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/15/ - 分類: 被子植物 - 解説: 東アジアに多い落葉低木の科。梅雨の時期に咲く花で知られる。 - 特徴: 装飾花(萼片が花弁状)を持つ 対生する葉 花色が土壌pHで変化 - 収録植物: アジサイ、ガクアジサイ、ノリウツギ、ウツギ ## シソ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/16/ - 分類: 被子植物 - 解説: 世界中に約7000種が分布する大きな科。多くの種が芳香性の精油を含む。 - 特徴: 茎が四角形 唇形花(上唇・下唇に分かれる) 葉が対生 - 収録植物: ホトケノザ、ヒメオドリコソウ ## イチイ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/17/ - 分類: 裸子植物 - 解説: 北半球に広く分布する常緑針葉樹の科。球果を作らず赤い仮種皮をもつ種子をつける。 - 特徴: 赤い仮種皮に包まれた種子 平らな針状葉が左右に並ぶ 葉・種子は有毒(仮種皮のみ食べられる) - 収録植物: イチイ、カヤ ## ケシ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/18/ - 分類: 被子植物 - 解説: 世界中に約800種が分布する科。独特な形の花と乳液を含む種が多い。高山植物から薬用植物まで幅広い。 - 特徴: 花弁は4枚(2枚ずつ対になる) 独特な形の花(距をもつ種が多い) 果実は蒴果(さくか) - 収録植物: コマクサ、クサノオウ、ヒナゲシ、ヤマエンゴサク ## リンドウ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/19/ - 分類: 被子植物 - 解説: 温帯から高山帯に分布する草本の科。秋に青紫の花を咲かせる種が多く、晴天でのみ開花する。 - 特徴: 筒状の花(4〜5裂) 晴天でのみ開花する(日光で開く) 葉は対生で全縁 - 収録植物: リンドウ、センブリ、トウヤクリンドウ ## ドクダミ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/20/ - 分類: 被子植物 - 解説: 東アジアに分布する草本の小さな科。独特の強い臭気をもち、薬用植物として知られる。 - 特徴: 強い独特の臭気 白い4枚の総苞片(花弁に見える)が十字型 ハート型の葉 - 収録植物: ドクダミ、ハンゲショウ ## イネ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/21/ - 分類: 被子植物 - 解説: 世界中に約10000種が分布する大科。穀物(コメ・ムギ・トウモロコシ)を含む最も重要な植物群の一つ。 - 特徴: 中空の茎(稈)と節 細長い葉と葉鞘 風媒花(穂状の花序) - 収録植物: ススキ、エノコログサ ## ユリ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/22/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球を中心に分布する球根植物の科。大きく美しい花をつける種が多く、観賞植物として広く利用される。 - 特徴: 6枚の花被片(花弁3+萼片3) 球根(鱗茎)をもつ 葉脈が平行 - 収録植物: カタクリ、ヤマユリ ## オオバコ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/23/ - 分類: 被子植物 - 解説: 世界中に分布する草本の科。踏まれても強く、道端・草地に広く生える種が多い。 - 特徴: 根生葉のみで平行脈が目立つ 穂状の花序 踏み荒らされた場所に適応 - 収録植物: オオバコ、オオイヌノフグリ、テングクワガタ、クワガタソウ ## ミズキ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/24/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の温帯に広く分布する落葉樹の科。水平に段状に広がる枝ぶりと白い小花が特徴。 - 特徴: 水平に段状に広がる枝 白い小花が散房花序に集まる 秋に青黒い実をつける - 収録植物: ミズキ、ヤマボウシ、ゴゼンタチバナ、ハナミズキ、ゴゼンタチバナ ## キンポウゲ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/25/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の温帯・寒帯に多く分布する草本の科。春に咲く山野草を多く含む。 - 特徴: 花弁状の萼片をもつ種が多い 葉は掌状または羽状に切れ込む 果実は集合果(痩果の集まり) - 収録植物: ニリンソウ、キクザキイチゲ、ミヤマキンポウゲ、キツネノボタン、フクジュソウ、アネモネ、イチリンソウ、シラネアオイ、ユキワリソウ、アズマイチゲ、セツブンソウ、イチリンソウ、キンポウゲ、ミヤマカラマツソウ、ハクサンイチゲ ## シュロソウ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/26/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球に分布する多年草の科。湿った山地や高山帯に生える種が多い。 - 特徴: 根生葉が密生し、葉脈が平行 花は小さく花被片6枚 湿地・高山・山地に生育 - 収録植物: ショウジョウバカマ、エンレイソウ、ショウジョウバカマ ## キジカクシ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/27/ - 分類: 被子植物 - 解説: 世界中に広く分布する単子葉植物の科。観賞植物として利用される種が多い。 - 特徴: 葉脈が平行 花被片6枚(花弁3+萼片3が同形) 根茎や球根をもつ種が多い - 収録植物: オオバギボウシ、スズラン、チゴユリ、ムスカリ、マイヅルソウ ## カツラ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/28/ - 分類: 被子植物 - 解説: 東アジアに固有の落葉高木の科。カツラ属のみを含む単型科で、秋の甘い香りで知られる。 - 特徴: ハート形の対生葉 落葉時にカラメルのような甘い香り 雌雄異株 - 収録植物: カツラ ## スズカケノキ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/29/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の温帯に分布する落葉高木の科。大きな葉と球状の果実、まだら模様の樹皮が特徴。 - 特徴: 大きな掌状の葉 球状の集合果が垂れ下がる 樹皮が白〜褐色のまだら模様に剥げる - 収録植物: プラタナス ## ヤナギ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/30/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の温帯・寒帯に広く分布する落葉樹の科。湿地や川沿いに生える種が多い。 - 特徴: 細長い葉が多い 雌雄異株 種子に綿毛をもち風散布 - 収録植物: シダレヤナギ ## モッコク科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/31/ - 分類: 被子植物 - 解説: 東・東南アジアに分布する常緑樹の科。日本の庭木の「三大名木」のひとつとされる。 - 特徴: 厚くて光沢のある常緑葉 白い小花で芳香あり 秋に赤い実をつける - 収録植物: モッコク ## モクセイ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/32/ - 分類: 被子植物 - 解説: 熱帯〜温帯に広く分布する木本・草本の科。芳香のある花をつける種が多い。 - 特徴: 対生する葉 花弁は4枚が合着した筒状 芳香のある花が多い - 収録植物: ヒイラギ、ネズミモチ、オウバイ、レンギョウ、キンモクセイ ## レンプクソウ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/33/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球を中心に分布する木本・草本の科。ガマズミ属・ニワトコ属などを含む。 - 特徴: 対生する葉 白い小花が散房・円錐花序に集まる 秋に赤〜黒い液果をつける - 収録植物: サンゴジュ ## アブラナ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/34/ - 分類: 被子植物 - 解説: 世界中に広く分布する草本の科。十字形の4枚の花弁が特徴で、菜の花類・大根・キャベツなど有用植物が多い。 - 特徴: 花弁4枚が十字形に並ぶ 雄しべ6本(外側2本が短い) 果実は角果(長角果または短角果) - 収録植物: ナズナ ## セリ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/35/ - 分類: 被子植物 - 解説: 世界中に広く分布する草本の科。複散形花序と独特の香りをもつ種が多く、食用・薬用植物を含む。 - 特徴: 白〜淡黄色の小花が複散形花序に集まる 葉は羽状または掌状に深く切れ込む 茎は中空で独特の香りをもつ種が多い - 収録植物: チドメグサ ## ナデシコ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/36/ - 分類: 被子植物 - 解説: 世界中の温帯に広く分布する草本の科。花弁5枚で先端が切れ込む種が多く、道端・草地に生える雑草も多い。 - 特徴: 花弁5枚(先端が切れ込む種が多い) 茎の節が膨らむ 対生する単葉 - 収録植物: ハコベ、ナデシコ、ワダソウ、タカネツメクサ ## アヤメ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/37/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の温帯を中心に分布する多年草の科。球根または根茎をもち、美しい花を咲かせる観賞植物が多い。 - 特徴: 花被片6枚(外花被3枚・内花被3枚) 葉は剣状・扇状に二列に並ぶ 根茎または球根をもつ - 収録植物: カキツバタ、アヤメ、シャガ、ヒメシャガ、イチハツ、ノハナショウブ、ハナショウブ、キショウブ ## ヒガンバナ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/38/ - 分類: 被子植物 - 解説: 世界中の熱帯・温帯に分布する球根植物の科。独特の形の花と球根(鱗茎)をもつ種が多い。 - 特徴: 球根(鱗茎)をもつ 花被片6枚 葉と花が同時に出ない種が多い - 収録植物: スイセン、ラッキョウ、ヤマラッキョウ ## イワウメ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/39/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の高山・亜高山帯に分布する小型の常緑植物の科。ロゼット状の葉と美しい花をもつ種が多い。 - 特徴: 常緑のロゼット状葉 花弁5枚で縁が細かく裂ける種が多い 高山帯・亜高山帯の岩場や林床に生育 - 収録植物: イワカガミ、イワウメ ## ベンケイソウ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/40/ - 分類: 被子植物 - 解説: 多肉植物を多く含む双子葉植物の科。乾燥や寒冷に強く、高山や岩場に適応した種が多い。 - 特徴: 多肉質・厚い葉 花弁4〜5枚の小花が集まる 乾燥・寒冷地に適応 - 収録植物: イワベンケイ ## ウコギ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/41/ - 分類: 被子植物 - 解説: 双子葉植物の科で、樹木・低木・つる植物・草本を含む多様なグループ。熱帯〜温帯に約43属700種以上が分布する。 - 特徴: 掌状複葉または単葉の手のひら型 小花が傘形花序に集まる 果実は液果または核果 - 収録植物: セイヨウキヅタ、ウド ## ジンチョウゲ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/43/ - 分類: 被子植物 - 解説: 熱帯〜温帯に広く分布する木本・草本の科。樹皮が丈夫で和紙の原料として利用される種を含む。 - 特徴: 花弁がなく萼片が花弁状(4枚) 樹皮が強靭で繊維質 葉は単葉で全縁 - 収録植物: ミツマタ、ジンチョウゲ ## ツツジ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/44/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の温帯〜亜寒帯に広く分布する木本の科。ツツジ・シャクナゲ・ブルーベリーなど観賞・食用として重要な種を多く含む。 - 特徴: 壺形または漏斗形の花 常緑または落葉の低木〜高木 酸性土壌を好む種が多い - 収録植物: アセビ、ドウダンツツジ、ギンリョウソウ、オオムラサキ、サツキ、イチゴノキ、ツツジ、ミツバツツジ、レンゲツツジ、アザレア、チェッカーベリー、シャクナゲ、イワヒゲ、セイヨウシャクナゲ、ハクサンシャクナゲ、ホンシャクナゲ、ヒカゲツツジ、ヤマツツジ、アカヤシオ、ムラサキヤシオ、カルミア、ツリガネツツジ、スノキ、ブルーベリー、シャシャンボ、イワナシ、ハナヒリノキ、エリカ、ホツツジ、ネジキ、イチヤクソウ、ギンリョウソウ、ツガザクラ ## マツブサ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/45/ - 分類: 被子植物 - 解説: 東アジアに分布する木本の科。シキミ属・マツブサ属などを含む。APG分類でシキミ科はマツブサ科に統合された。 - 特徴: 芳香性の精油を含む 花被片が多数で螺旋状につく 集合果をつける - 収録植物: シキミ ## メギ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/42/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の温帯を中心に分布する双子葉植物の科。低木から草本まで多様な形態をもち、約15属700種が知られる。 - 特徴: 葉は単葉または羽状複葉 花弁・萼片・雄しべが3の倍数 果実は液果または蒴果 - 収録植物: ナンテン、サンカヨウ、イカリソウ ## フウロソウ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/51/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の温帯を中心に分布する草本・低木の科。花は5弁で左右対称または放射相称、観賞用に広く栽培される。 - 特徴: 花弁5枚、萼片5枚 雄しべは10本 果実は細長く、熟すと裂開する - 収録植物: ゼラニウム ## ユキノシタ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/50/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の温帯を中心に分布する多年草・低木の科。湿った岩場や谷沿いに生え、観賞用としても栽培される。 - 特徴: 花弁は5枚で上下不対称なものが多い 葉は根生葉が発達し、しばしばロゼット状 走出枝(ランナー)で繁殖する種がある - 収録植物: ユキノシタ、ヤマネコノメソウ ## マンサク科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/49/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の温帯に分布する落葉低木〜高木の科。早春に細いリボン状の花弁をもつ独特の花を咲かせる。 - 特徴: 花弁は細長いリボン状で4枚 葉より先または同時に開花する 葉は互生で波状の鋸歯をもつ - 収録植物: マンサク ## ロウバイ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/48/ - 分類: 被子植物 - 解説: 東アジアと北アメリカに分布する落葉低木の科。冬〜早春に芳香のある花を葉より先に咲かせる。 - 特徴: 葉より先に花を咲かせる 花被片が多数で蝋細工のような質感 強い芳香をもつ - 収録植物: ロウバイ ## サクラソウ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/47/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の温帯を中心に広く分布する草本の科。春に美しい花を咲かせる園芸植物を多く含む。 - 特徴: 花弁は基部で合着した合弁花 葉は単葉で互生または根生 雄しべは花弁と同数で花弁に対生する - 収録植物: シクラメン、サクラソウ、クリンソウ、マンリョウ ## キブシ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/46/ - 分類: 被子植物 - 解説: 東アジアに分布する落葉低木の科。早春に葉より先に黄色い花を穂状に垂らして咲かせる。 - 特徴: 葉より先に穂状花序を垂らして開花する 花は鐘形で淡黄色 果実は液果で数珠状に連なる - 収録植物: キブシ ## ハゼリソウ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/52/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北アメリカを中心に分布する一年草・多年草の科。春に5弁の可憐な花を咲かせる園芸植物が多い。 - 特徴: 花弁5枚の小さな花 葉は羽状に深く裂ける 茎は柔らかく這い性 - 収録植物: ネモフィラ ## サトイモ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/54/ - 分類: 被子植物 - 解説: 熱帯〜温帯に広く分布する単子葉植物の科。仏炎苞と肉穂花序が特徴で、マムシグサ・ミズバショウ・コンニャクなど独特な形の花をもつ種が多い。 - 特徴: 仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞葉が花序を包む 肉穂花序(小花が肉質の穂に密生) 葉は大型で矢じり形〜掌状のものが多い - 収録植物: マムシグサ、ミズバショウ ## センリョウ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/53/ - 分類: 被子植物 - 解説: 熱帯〜温帯アジアに分布する小さな科。花弁を持たない小さな花が特徴で、日本ではヒトリシズカ・フタリシズカが知られる。 - 特徴: 花弁がなく雄しべが目立つ 葉は対生または輪生 山地の湿った林床に生える - 収録植物: ヒトリシズカ ## ヤマモモ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/55/ - 分類: 被子植物 - 解説: 東アジア・北アメリカ・ヨーロッパに分布する小さな科。芳香のある常緑または落葉樹で、核果状の果実をつける。 - 特徴: 常緑または落葉の高木・低木 花弁のない小花が穂状に咲く 表面に突起のある核果(食用になる種がある) - 収録植物: ヤマモモ ## ツゲ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/56/ - 分類: 被子植物 - 解説: 熱帯〜温帯に分布する常緑の木本科。緻密で硬い木材を持ち、生垣や刈り込み細工に古くから利用される。 - 特徴: 常緑の小葉が対生する 花弁のない目立たない小花 硬く緻密な木材 - 収録植物: セイヨウツゲ ## エゴノキ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/61/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の温帯〜熱帯に分布する木本の科。白い5弁花が枝いっぱいに垂れ下がって咲き、果実に毒性の成分を含む。日本ではエゴノキが代表種。 - 特徴: 白い5弁花が下向きに垂れ下がって咲く 果実は核果で有毒のエゴサポニンを含む 葉は単葉で互生 - 収録植物: エゴノキ ## アサ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/62/ - 分類: 被子植物 - 解説: 世界中に広く分布する木本・草本の科。APG分類でニレ科の一部(エノキ属など)がアサ科に統合された。エノキ・ケヤキなど落葉高木を含む。 - 特徴: 単葉で基部が左右非対称のものが多い 花は小さく目立たない(風媒花) 核果または翼果をつける - 収録植物: エノキ ## ミソハギ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/63/ - 分類: 被子植物 - 解説: 熱帯〜温帯に広く分布する草本・木本の科。花弁の縁がちりちりと波打つ独特の形が特徴で、サルスベリ・ザクロなどを含む。 - 特徴: 花弁は6枚でちりめん状にしわが寄る 長い雄しべと短い雄しべが混在する 樹皮がなめらかで薄く剥がれる種が多い - 収録植物: サルスベリ ## ニシキギ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/64/ - 分類: 被子植物 - 解説: 世界中に分布する木本の科。秋に翼のついた果実が開いて赤い仮種皮に包まれた種子が現れる独特の実が特徴。ニシキギ・マユミ・ツルウメモドキなどを含む。 - 特徴: 葉は対生または互生で単葉 果実は蒴果で、裂開すると赤い仮種皮に包まれた種子が現れる 秋の紅葉と独特の実が観賞される - 収録植物: マユミ、ウメバチソウ ## リョウブ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/65/ - 分類: 被子植物 - 解説: 東アジアと北アメリカに分布する落葉小高木の科。リョウブ属のみからなる小さな科で、夏に白い小花を穂状に多数咲かせる。 - 特徴: 葉は互生で倒卵形〜楕円形、縁に鋸歯がある 夏に白い小花が長い穂状花序に密に並ぶ 樹皮が縦に薄く剥がれる - 収録植物: リョウブ ## アオイ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/66/ - 分類: 被子植物 - 解説: 世界中の熱帯〜温帯に分布する草本・木本の大きな科。ムクゲ・フヨウ・オクラ・綿など有用植物を多く含む。花弁5枚と多数の雄しべが合着した筒状の「雄しべ筒」が特徴。 - 特徴: 花弁5枚、多数の雄しべが合着して筒状になる 葉は単葉で掌状に切れ込む種が多い 粘液質を含む - 収録植物: ムクゲ、アオギリ ## ガリア科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/60/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の温帯に分布する常緑低木・つる植物の科。APG分類でアオキ属がガリア科に統合された。日本ではアオキが代表種で、林床の緑化や庭木として広く利用される。 - 特徴: 常緑で光沢のある厚い葉 雌雄異株で、雌株に赤い液果をつける 日陰でも生育できる耐陰性が高い - 収録植物: アオキ ## モチノキ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/59/ - 分類: 被子植物 - 解説: 熱帯〜温帯に広く分布する常緑・落葉樹の科。日本ではクロガネモチ・モチノキ・ソヨゴなどが知られ、冬に赤く色づく実が観賞される。鳥媒で種子を散布する。 - 特徴: 単葉互生、全縁または鋸歯縁 花は小さく白〜淡黄色で4〜6弁 冬に赤〜黒色に熟す液果をつける - 収録植物: クロガネモチ ## マキ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/58/ - 分類: 裸子植物 - 解説: 熱帯〜亜熱帯を中心に分布する常緑針葉樹の科。マキ属は日本に自生し、庭木・生垣として広く利用される。裸子植物だが松ぼっくりではなく肉質の花托をもつ独特の種子散布様式をもつ。 - 特徴: 扁平な線形〜披針形の葉(針葉樹の中では幅広) 種子は赤紫色の肉質花托に包まれる 雌雄異株 - 収録植物: イヌマキ ## スイカズラ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/57/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の温帯を中心に分布する木本・草本の科。筒状の花を咲かせる種が多く、庭木・生垣として広く利用される。 - 特徴: 対生する葉 筒状〜漏斗状の合弁花 液果または核果をつける - 収録植物: アベリア ## アカバナ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/67/ - 分類: 被子植物 - 解説: 温帯を中心に広く分布する草本・低木の科。4枚の花弁と細長い子房・果実をもつ種が多く、ヤナギランやアカバナ、マツヨイグサ類を含む。 - 特徴: 花弁4枚の花が多い 雄しべは4本または8本 細長い蒴果をつける種が多い - 収録植物: ヤナギラン ## ワスレグサ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/68/ - 分類: 被子植物 - 解説: 主に東アジアを中心に分布する多年草の科。細長い葉を根元から束生し、大きく目立つ6枚の花被片をもつ花を咲かせる。ニッコウキスゲなどのキスゲ類を含む。 - 特徴: 細長い葉が根元から束になって出る 花被片6枚の大きな花を咲かせる 地下部は短い根茎または肥厚した根をもつ - 収録植物: ニッコウキスゲ ## キリ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/69/ - 分類: 被子植物 - 解説: 東アジアを中心に分布する落葉高木の小さな科。大きな葉と春の紫色の花が目立ち、材木や家具材としても利用されるキリが代表種。 - 特徴: 大きな単葉をつける 春に紫色の筒状花を円錐花序につける 果実は卵形の蒴果 - 収録植物: キリ ## ボタン科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/70/ - 分類: 被子植物 - 解説: 北半球の温帯に分布する草本・低木の小さな科。大きく華やかな花を咲かせるボタンやシャクヤクが代表的で、観賞用として古くから親しまれる。 - 特徴: 大きく目立つ花 葉は深く裂けるものが多い 多数の雄しべと袋果をもつ - 収録植物: ボタン ## タデ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/72/ - 分類: 被子植物 - 解説: 世界中に広く分布する草本・低木の科。茎の節が膨らみ、花は小さく密集して穂状につく種が多い。イタドリ・スイバ・ミズヒキなど身近な植物を多く含む。 - 特徴: 茎の節が膨らみ、葉鞘(托葉鞘)が茎を包む 小さな花が穂状・総状に密集する 果実は3稜形または両面凸形の痩果 - 収録植物: イタドリ ## アカネ科 - URL: https://juqa.reload.co.jp/families/71/ - 分類: 被子植物 - 解説: 熱帯から温帯に広く分布する木本・草本の科。対生または輪生する葉と合弁花をもつ種が多く、クチナシやコーヒーノキ、アカネなどを含む。 - 特徴: 対生または輪生する葉 托葉をもつ 小さな合弁花を集める種が多い - 収録植物: アカネ、ヨツバムグラ # コラム - [バラ科の植物たち](https://juqa.reload.co.jp/columns/rosaceae-plants/): サクラ・ウメ・リンゴ・ビワ・ノイバラ……実は身の回りに多いバラ科の植物。5枚の花弁・多数のおしべ・ギザギザの葉という共通の特徴を知ると「バラ科っぽい」と気づけるようになります。 タグ: バラ科、花木、果樹 - [春の登山で見られる花特集](https://juqa.reload.co.jp/columns/spring-mountain-flowers/): カタクリ・ニリンソウ・ショウジョウバカマなど、春の山でしか出会えないスプリングエフェメラルを中心に、標高別の見頃カレンダーとともに解説します。 タグ: 春の花、登山、山野草 - [針葉樹林の簡単な見分け方](https://juqa.reload.co.jp/columns/conifer/): スギ・ヒノキ・アカマツ・クロマツ・ハイマツなど、針葉樹林でよく見る木を見分けるコツを解説。葉の形・樹皮・松ぼっくりなど現地で使えるポイント。 タグ: 見分け方、針葉樹、木本 - [木と草のちがい](https://juqa.reload.co.jp/columns/tree-vs-herb/): サクラは木でタンポポは草——でも、その「ちがい」って何?木質化・越冬・茎の構造など、植物学的な観点からやさしく解説します。 タグ: 基礎知識、木本、草本 - [植物を系統樹で覚えやすく](https://juqa.reload.co.jp/columns/phylogenetic-tree/): 「進化の枝分かれ」を頭に入れると、植物の見分け方が一気に整理される。コケ→シダ→裸子植物→被子植物の流れと、双子葉類・単子葉類の違いをやさしく解説します。 タグ: 基礎知識、系統分類、進化 - [双子葉類の系統を辿る——離弁花と合弁花の分岐](https://juqa.reload.co.jp/columns/phylogenetic-tree-dicot/): モクレン科(原始的グループ)・バラ科・マメ科(離弁花)・キク科・シソ科・リンドウ科(合弁花)まで、双子葉類の主要グループを系統の分岐に沿って整理し、野外での見分け方を解説します。 タグ: 双子葉類、系統分類、見分け方 - [単子葉類の系統を辿る——葉脈だけで判断しない](https://juqa.reload.co.jp/columns/phylogenetic-tree-monocot/): サトイモ科・ツユクサ科・イネ科・ユリ科・アヤメ科・ヒガンバナ科まで、単子葉類の主要グループを系統の分岐で整理する。「花被片6枚」「仏炎苞」「葉と花の時期」など科ごとの見分けポイントを解説します。 タグ: 単子葉類、系統分類、見分け方 - [裸子植物4グループを系統で整理する](https://juqa.reload.co.jp/columns/phylogenetic-tree-gymno/): マツ科・ヒノキ科(球果植物)、イチョウ科(生きた化石)、イチイ科・マキ科(球果なし)——同じ裸子植物でも系統は大きく異なる。球果の有無と葉の形から4グループを見分けるポイントを解説します。 タグ: 裸子植物、系統分類、針葉樹 - [ツツジ科の植物たち](https://juqa.reload.co.jp/columns/ericaceae-plants/): ヤマツツジ・サツキ・シャクナゲ・アセビ・ドウダンツツジ……春の山を彩るツツジ科の植物。漏斗形の花と10本のおしべ、酸性土壌を好む性質など共通の特徴を解説します。 タグ: ツツジ科、花木、山野草 - [木の見分けメモ](https://juqa.reload.co.jp/columns/tree-identification-notes/): 桜・マツ・ナラ・モミジなど、街や山で見かける木を見分けるときの観察ポイントをQ&A形式で整理。葉、樹皮、樹形のどこを見るかがつかめます。 タグ: 見分け方、樹木、街路樹 - [山野草と雑草の見分けメモ](https://juqa.reload.co.jp/columns/wildflower-field-notes/): タンポポ、ツユクサ、ドクダミ、カタクリ、コマクサなど、身近な草花から山の花までをQ&A形式で整理。季節や育つ場所から覚えやすくします。 タグ: 山野草、雑草、見分け方 - [植物の特徴と豆知識メモ](https://juqa.reload.co.jp/columns/plant-trivia-notes/): どんぐりがなる科、就眠運動、ヒマワリの向き、秋の七草など、クイズに入っていた植物の雑学を読み物としてまとめた豆知識コラムです。 タグ: 豆知識、基礎知識、植物学習 - [花びらの枚数で見る植物の分類](https://juqa.reload.co.jp/columns/petal-counts/): 5枚花、4枚花、3の倍数の花。その違いは分類のヒントになります。サクラ、ツユクサ、ヤマユリ、アジサイなどを例に、花びらの数の見方をやさしく解説します。 タグ: 花、基礎知識、見分け方 - [母の日に花を贈るのはなぜ](https://juqa.reload.co.jp/columns/mothers-day-flowers/): 母の日にカーネーションを贈る習慣はどこから来たのか。白いカーネーションに込められた由来、赤やピンクの花色の意味、日本で広まった背景をやさしく解説します。 タグ: 母の日、カーネーション、花文化 - [花札に描かれている植物](https://juqa.reload.co.jp/columns/hanafuda-plants/): 花札の12か月に描かれている松、梅、桜、藤、菖蒲、牡丹、萩、芒(すすき)、菊、紅葉、柳、桐を、季節感と植物の特徴からやさしく読み解きます。 タグ: 花札、植物文化、季節 - [春の花の花言葉](https://juqa.reload.co.jp/columns/spring-flower-meanings/): 桜、梅、スミレ、タンポポ、カタクリ、藤、シロツメクサなど、春に出会う花の花言葉を、植物の特徴や季節感と一緒にやさしく紹介します。 タグ: 春の花、花言葉、植物文化 - [結婚式でつかう花たち](https://juqa.reload.co.jp/columns/wedding-flowers/): 結婚式のブーケや会場装花でよく使われるバラ、ユリ、アジサイ、スズラン、カスミソウ、ランなどを、意味や季節感、使われ方の違いからやさしく紹介します。 タグ: 結婚式、ブーケ、花文化 - [和歌で詠まれた花たち](https://juqa.reload.co.jp/columns/waka-flowers/): 梅、桜、藤、菖蒲、萩、芒(すすき)など、和歌でくり返し詠まれてきた花や草木を、季節感と植物の特徴からやさしく読み解きます。 タグ: 和歌、古典、植物文化